昨日はキャブレター本体など、汚れが酷い部分のパーツを秘伝?秘蔵?の液体にどぶズケして帰りました。
そして今日は、、、
どう?綺麗になったでしょ。
クリーナーを洗い流して、エアーブローをして、スプレーのパーツクリーナーを各通路に吹いて通路が貫通しているかを実際に目で見て。。。
フロートは本当は交換したかったんですが、販売終了になっていたので再使用です。
ガソリンに入れて浮くか?確認を一番最初にいたしました。
浮かなかったらこのキャブは使えないですからね。。。
ガスケットのカスがまだ残っていましたが、一晩漬け置きしたら簡単に取れました。
フロートチャンバーの液体ガスケットも綺麗になりました。
腐ったガソリンの固形物も綺麗さっぱりです。
スロットルバルブが上下して擦れる部分にはキズが無いんですよ。
あまり走行していないのかもしれません。
昨日注文したキャブレター廻りの新品パーツもさっそく!届いちゃいました。
ジェット類は、、、新品に交換です。
フロートバルブは絶対に交換です。スローやメインジェットも交換します。
スローやメインジェットもクリーナーに漬けて綺麗にはなりますが、、、今までの修理などで針金で掃除されていると、ガソリンの流量が変わり、調子が出ない場合も考えられます。
なので、交換です。そんなに高いお値段ではありませんからね。
組み付けです。
フロートは基準の高さがマニュアルに記載されていますが、、、気にせず組み付けです。
この高さを合わせて組んでも、実際の油面が合うのか?です。
なので組み上がって、ガソリンを入れて実際に油面の測定をします。
フロートも古いので浮力が変わっている可能性もありますので。。。
実油面は嵌りましたね。
自分の通勤車DRZ400で。
フロートの高さを合わせても、実油面は全く合いませんでした。
実油面で合わせていくと、調子が良かったなあ。
スロットルバルブもニードルを外して点検です。
クリップ位置は3段でしたね。
ニードルにキズやすり減りはありませんでしたね。
これはアイドルアジャストスクリューです。
この2枚の写真を比べると、、、ちょっと違うでしょ?
ここがです。。。
ここの隙間です。
下の白いノブを押し込むとほんの少しですがこの隙間の分先端が出ます。
シックネスゲージで計ったら0.7mmほどの移動量でした。
0.7mm分アクセルが開くのでアイドリングが上がる!って訳です。
ワンプッシュでアイドルアップが出来る便利な装備です。
エンジンがまだ冷えている時にこれでアイドルアップしてエンスト防止し、温まったらアクセルを閉じる方に回せば解除されます。
ネジを廻してアイドリングを調整しなくてもいいんです。
実際に操作をしてみましょう。
↓ 操作をするとこれだけアクセルが開きます。
便利な装備ですねえ。
で、この部分がサビていて動かなかったので、油入れてグリグリしていたら、使えるようになりました。
交換した部品たちです。
出来ました。
さあ、実油面の測定をして、、、車両に取り付けますかね。