遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

未来は若者に

2013-03-22 23:08:37 | たわごと
今日はたいしたニュースがなくて書けそうなことがないです。ニュースを拾ってブログを書くようになる前は、もっぱら自分のこと書いてたんですが、自分をコンテンツにしたら、あっという間に書くことがなくなります。薄っぺらい人間なので・・・体は太いけど。orz

最近、良かったなぁと思ったほのぼのニュースがこれ。
夢が実現し興奮…パキスタン被弾少女、英中学へ(読売新聞) - goo ニュース
女性の教育権を訴えてイスラム武装勢力に頭部を撃たれ、英国で治療を受けていたマララさんが英国の中学校へ通学を始めたそうです。
今まで大学で一緒に仕事をした留学生にイスラム教徒の方もいましたが、けっして特別な人々ではないです。むしろ、従順でまじめで素直だ。お祈りの時刻とか食事とかで配慮すれば、けっして一緒に仕事して問題になるということはないのです。かつてペルシャ文明などは、世界の先端をいってたわけですし。
ただ、どうしても共有できない感覚があります。それは、女性に対する蔑視というか、一段下というか、なんとも表現しがたい男性側のプライドの高さというか・・・人間の半分は女なんだから、そーゆー考え方は損だろうと思うんだが、文化的なものは私個人ではいかんともしがたく、まあ人それぞれで、イスラム教徒でも優しい男は居るし、ひどい男は日本人にもいると考えて避けていたのです。それだけに、女性の教育を受ける権利を訴えた少女を銃で殺そうとした事件に衝撃を受けました。間違ってたら申し訳ないが、イスラム社会が近代的になれないのは、こういうところに原因があるんじゃないかと思う。
それはそうと、マララさんは頭を銃で撃たれ生命の危機にいたわけですから、英国で身を隠し療養を続けて、治ったら静かな人生を送ってくださって良いと思うのですが、マスコミの前に出て「学校に戻るという夢が実現して興奮しています。世界中のすべての女性が学校で学ぶ機会を持てることを望んでいます」との声明を出した彼女の姿勢に、素直に頭が下がります。彼女の未来に期待です。

英国繋がりでもうひとつ。
来年9月18日に住民投票=独立の是非問う―英スコットランド(時事通信) - goo ニュース
スコットランド独立を問う投票の日程が発表されました・・・マジだったようです。w
独立派は劣勢だそうでして、一年以上先延ばしにしたのは勝つ自信がないからだと半独立派から思い切りそしられてました。でもね、欧州情勢は一年半経つとどうなってるか分かりませんから油断なりませんよ。なんとスコットランド当局によると、この住民投票では投票年齢を16歳まで引き下げるそうです。未来の選択だからこそ若者に託すのでしょう。ラジカルな結果がでるかもね♪ 

本日のお酒:KIRIN 一番搾り STOUT + 立山 生酛純米吟醸 
コメント
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