遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

外が白くなってた

2018-12-08 23:32:30 | 大学生活
寒くなりました。学校に行ったら、大学の丘に上る道路のすみに雪が積もってました。
金沢で初雪を観測 平年より9日遅く(北國新聞)
強い寒気…日本海側は大雪、あすにかけ注意
列島ブルブル 福岡や広島10度に届かず (tenki.jp)
夜になって、時折空がゴロゴロゆうて雪がザーッと降ってきます。窓を開けてみると外が白くなってた。

今日は昼からだらっと大学にでてレポートに点数つけて、講義の準備と小テストをmoodleにアップ。実験の方は培地を作って準備しただけ。YP系の複合培地でプレートあっせいだと酵母が元気で結果が早い。おかげで次から次へプレートを作らにゃいかん。

まあ、なんとかしようという気持ちはわかる
改正研究開発力強化法が成立 科学技術の国際競争力アップへ (NHK NEWS WEB)
でも、研究者の多くは、もうこれ以上いらんことすんな。やるなら昔のシステムに戻せと思ってると思うよ。
僕は僕のいるフィールドのことしかわからんけど、文部科学省だけの責任でもないと思ってもいます。地方で働いてて感じるのは、やはり経済がどんどんシュリンクしてきて、人間の数も減るし未来に投資する空気なんかないんですよ。大学には別に儲けを生み出す仕組みはないんで、守りに入るとほんと@j-0wf.@v/;ps0z0や、やめろ@woc0a8pK=JHife.2fp;ふじこ・・・
その一方で、今の生物学で先端的な、いや、並みの研究をしようとするだけでも高額の研究費がかかる。昔とはえらい違いなんだ。分子生物化学の世界では貧者の武器といわれる(?)酵母の実験系でも今はすごくかかる。というか、昔ながらの安上がりな解析しても誰も聞いてくれないし見てくれないんだよ。

とりあえずテトラドマニピュレータがいるんだけど、どっかに落ちてないかなぁ(また趣味の古典遺伝学をやろうとしてる)。笑

ところで、欧州がマジでガタついてきました。
パリ厳戒、300人超拘束 仏、4週連続で抗議デモ
焦点:アンダルシア州議会選で極右躍進、一変するスペイン政治 (REUTERS)
メルケル氏後任の女性幹事長にかかる重責 保守派の不満強く(産経新聞)
英首相:11日の採決延期検討、敗北した場合の危機回避でー関係者 (BLOOMBERG)
ブレグジットで揺れ揺れのはずの英国が一番安定している感があります。気のせいか? 大陸欧州の政治状況には不穏なものを感じますよ。極右の風がだんだん強まってる。ある意味、日本は島国で良かったです。まあ日本の場合、野党はポピュリズムで大衆を引っ張る頭がなく特定支持者にだけ受けることしかやらないので安心(?)。

日欧EPA、国会承認=来年2月発効、巨大貿易圏が誕生
年末にはTPP11が発効し、来年は日欧EPA。巨大な自由貿易圏のかなめに日本が位置しています。ある意味「元年」の年にふさわしい年に来年はなるかもしれません。意外と、対米、対露、対中で大きな武器になるやもしれんですぞ。

本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 菊姫 山廃吟醸
コメント (1)
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