遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

「おりれるのか?」

2018-12-30 20:05:14 | PARAGLIDER
朝9時にホテルを出て松ケ浦に行きました。讃岐パラグライダースクールと北峰エリアのランディング場がある所です。行ってみたけど誰も居らず、西風がビュービュー吹いてるだけ。「まあ、これじゃ誰も来ないわなぁ」と、つぶやきながらそこを離脱。カメラを肩からぶら下げて坂出の港をブラブラして時間を潰しました。それで11時になったんでもう一度松ケ浦へ。誰かいたら挨拶だけでもして高知へ移動するつもりでした。
行ってみたら土地のフライヤーが一人、そして、ブラブラしてるとまた一人・・・この方は長崎から帰省で香川に来るんで、途中飛びに来たとの事。僕と同じだ。

風は朝より治まって、まあ飛べそうなレベルにまで風速が落ちてた。それでも強めだ。彼は熱心に入山しようというので、まあテイクオフまでならと・・・・スクールの送迎車を使って彼の運転で北峰エリアテイクオフへ入山。

「いやあ、自分で運転して入山するのは始めてなんですよぉ」と蜜柑畑沿いに作られた狭い農道のヘアピンカーブをこなしながら凄いことを言わはる。

「へー、ところで僕ら二人が飛んでしまったら、テイクオフに置いた車はどうなるんですか?」獅子吼エリアの習慣がしみついた平和ボケパイロットの僕はつい訊いてしまった。

「そりゃ、私らでもう一台の車で上がって、二人で下りるんですよー」お、お、お、オレ、この急斜面運転して下りるんかー。

さて、テイクオフに到着。風は・・・飛べる! 

僕の翼は、買ってから未だ10本も飛んでないQeen2(Lizzyと命名しました)。彼の翼を見ると、Omega X-Alps! 超ー上級機やん。

案の定彼は離陸するとなれたもんで、瀬戸内海の海上をすいーっと飛んで行く。僕も離陸。煽られる様にドンドン上昇。「おりれるのか?」という素朴な疑問がわいてきたが、飛んでしまってるんでしょうがない。実はこのエリアではもっとハードコンディションで飛んだ事あるんだけど、そんときは獅子吼の仲間がいたし、翼はMAGUS XC2だった。機速はLizzyの方が有ると思うんだが、まあ、進みは悪い。油断してると南側に流されるので、それだけを気をつけながら、瀬戸内海見物。今から思うと、もっと海上に出ても楽しかったと思うが、正直言ってその時はそんな気が全く起らず、安全そうな所をしばらく漂って高度を下ろせる空域を見つけたんでそこで高度処理。問題は松ケ浦の縦に長いが横に狭く、周囲を埋め立て場とオリーブ畑とソーラーパネル畑に囲まれたランディング場にQeen2でちゃんと下りれるかだったんだが・・・ターゲットの三角コーン手前にばっちり着陸。30分も飛ばなかったが、自分としてはあの時の体調で精一杯やったと思う。
僕が下りて1時間もしていると、一緒に離陸した方も下りて来たので、一緒にテイクオフまで車で上がって置いて来た車を回収して来ました。正直この時も「おりれるのか?」という素朴な疑問がわいてきたが、下りなきゃいけないので下りました。はい。この時のドライブが一番スリルありましたー。笑

2時にエリアを離脱して、高知道を走ってると昨夜泊ったホテルから電話。立川SAに車を止めて電話を返したら、ホテルにセーターを忘れてるという・・・帰路に坂出に寄ってセーター回収することにっ決定!

防寒着が無いので、高知インターで下りてゼビオでショッピング。旧葉山村の実家には6時頃に到着しました。

本日のお酒:KIRIN 一番搾り PREMIUM + 豊能桜 純米吟醸 いとをかし うすにごり
コメント
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