遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

コースが判然としませんが

2020-10-05 23:55:31 | BIONEWS

やっぱり朝は雨。夜のように暗い朝でした。福岡から金沢に引っ越してきて最初に感じたのが、北陸の朝の暗さでした。
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今日は午前中に曇りや雨の所が多いが、西から次第に天気は回復

明日10月6日(火)の天気
九州から東北で秋晴れ 朝は15℃前後まで冷え込む(ウェザーニュース)

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台風14号沖縄や西日本に接近の恐れ秋雨前線活発化東日本でも大雨か

未だ、コースが判然としませんが、西日本を襲いそうです。前線が未だ日本付近をうろうろしているので、南から来た湿った空気が雨をドバァと降らすかもしれません。

C型肝炎ウイルス発見がノーベル生理医学賞でした。
Nobel Prize in Medicine Awarded to Scientists Who Discovered Hepatitis C Virus (THE NEW YORK TIMES)
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「C型肝炎ウイルスの発見、何百万人も命救った」 ノーベル医学生理学賞3人の功績

金沢に来て最初の研究室が肝炎ウイルスの研究室でした。C型もやってましたよ。僕のテーマはそれではありませんでしたが・・・
激症化するB型と違ってC型は慢性化し、確実に肝癌に発展するウイルスでワクチンはありませんでした。治療といえばインターフェロンしかなく、それが有効な患者とそうでない人がいました。今はもっと違う治療法があるそうです。僕は医者じゃないので、これ以上は知りません。

ウイルス感染症研究ではアメリカはトップなんですが・・・
トランプが頼った簡易検査の罠 ホワイトハウスさらなる感染者も (NEWSWEEK)

〈以下引用〉
バンダービルト大学医学部のウィリアム・シャフナ-教授(感染症)は「残念ながらホワイトハウスとそのスタッフが限界のある簡易検査に頼ったことが、彼らにウイルスを抑制しているとの誤った安全認識を与えた」と話す。「検査は人とウイルスの障壁になってくれるわけではない。だれもがマスクと社会的距離が必要だし、だれもがあのような選挙集会に行ってはいけない」
簡易検査は隔離措置とともに用いる設計ではない。簡易検査が陰性になっても、それは検査時の状態をざっくり把握したにすぎない。検査直後の感染を防ぐものではない。さらに新型コロナの場合、体内のウイルスが検出可能な量に増える前の数日間でも他人にうつす可能性がある。

簡易検査を毎日やってるから安心? なんで?? 検査は治療でも予防法でもありません。人々が夢見るような新型コロナウイルス感染を確定できるような検査法は未だないのです。他にないからPCRやってるし、抗原検査も完全に信頼されるキットは販売されてない。もしいいキットがあったら金と人手と時間がかかるPCRなんかやらないっすよ。インフルエンザの検査でPCRなんかやらないでしょ。
選挙がやばくなったが、議会もやばくなった。共和党議員3人が感染して隔離となったのでせっかく保守派人材を最高裁判事に指名したのに、議会での議決で負ける可能性が出てきた。

こういう態度が正しいってことでしょう。世界標準にならないのかなぁ。
「トランプのコロナ感染、政治家は危険を真剣に受け止めリスク矮小化をやめよ」ドイツ経済相 (NEWSWEEK)
欧州委員会委員長、自主隔離に入る 新型コロナ感染者と接触(SPUTNIK日本)
マレーシア首相 自宅で隔離措置 閣僚の新型コロナ陽性確認で (NHK NEWS WEB)
病気になることがいけないのではないですよ。ならないようにすべきだし、なったかもしれないと思ったら必要な行動を自分で取るべきでしてな・・・まあ、今更です。

本日のお酒:石川粕取り焼酎 天狗舞 次郎冠者

コメント
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