アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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その後もいろいろ

2013-01-28 12:06:50 | 日常
その後に見た映画は

『巨竜と魔王征服』
1956年のロシア映画(旧ソ連)で、監督さんは『石の花』や『魔女伝説ヴィー』などで知られるアレクサンドル・プトゥシコさん。
ロシアの古代民話の英雄イリヤ・ムーロメッツの物語を、スケール感たっぷりに描いた作品です。
火を噴く三つ首竜は、バッチリ見えてるワイヤーや首の動きのぎこちなさなどが昔のゴジラ映画に登場したキングギドラを彷彿とさせますが、そこがまたたまらなく良い♪
どんなトンデモ映画か?と思いきや、唐突な展開とユルめなドラゴンの顔を除けば、「超大作」と言って良いぐらいにちゃんとした映画作品でした。
久しぶりに同監督の『魔女伝説ヴィー』が見たいなぁなんて思ったら、『妖婆 死棺の呪い』ってタイトルでDVDが発売中でした。
あの作品、結構和めるデザインのモンスターが出演することもあって、かなり好きなんですよね。
う~ん、買うべきか買わざるべきか?
昔、テレビ放送されてたときには日本語吹き替えがついてた気がするんですが、それも込みなら迷わず買うんだけどなぁ。(^^;)

『エル・トポ』
この作品、今回で見るのは4回目ぐらいかな?
なんか忘れた頃にまた見たくなる、そんな不思議な魅力に満ちた作品です。
相当にグロい映像盛りだくさんなので、「おすすめ」とは口が裂けても言えませんけどね。(^^;)
映像はとっても美しいしとても哲学的な内容ではありますが、グロい映像が苦手な方は絶対に見ちゃダメです。
間違いなくトラウマになりますから。

『ゾンビランド』
世間的には大ヒット!だけどゾンビ好きからは絶不評って前評判は知っていたのですが、見て納得の作品でした。
笑えるホラー作品って山にようにありますが、例えばゾンビものだと『ゾンビーノ』や『ショーン・オブ・ザ・デッド』、これらの作品は「ゾンビに対する怖さ」から生み出される「緊張感」をうまく生かして笑いにつなげていますが、本作にはその「緊張感」が全く感じられないんですよね。
ディズニーランドのホーンテッドマンションにいるオバケたち、あの程度の怖さってとこかな?(まぁ、あそこまでコミカルではないですが。^^;)
ですから、間違っても本作は「ホラー映画」好きに薦められる作品じゃないです。
じゃあ、映画として面白くないのか?といえばそうじゃないです。
ロードムービーとしては十分に楽しめますし、途中に登場するとあるハリウッドセレブのシーンなんて、彼というキャラを知ってれば爆笑ものです。
DVDに入っていた特典映像を見たら、ゾンビメイクはとてもよくできていただけに、演出が変わればゾンビ好きも納得な傑作になったでしょうね~。
ただ、ゾンビ映画としては本作はNo.1の大ヒット作!
マニアを喜ばせる事よりも興行的な成功をとったと考えれば、制作スタッフの狙い通りだったと言えるのかな?