アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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その後に見た映画

2013-06-29 10:08:03 | 日常
その後に見た映画は

『ワルプルギスの夜 ウルフVSヴァンパイア』
マニアックなファンも多い、スペイン出身のポール・ナッチー主演!しかも彼の狼男役がたっぷり拝めちゃう上に、ドラキュラとの対決ありとなれば見ない訳にはいきません。
ポール・ナッチーさんがどんな方なのか?と言いますと、狼男・ドラキュラ・せむし男にミイラ男と、1970年代に当時人気だったモンスター役を好んで演じ続けていた役者さん兼脚本&監督さん。
本作のヴァンパイアは伯爵(男)ではなくて女性です。
ヒロインよりもその友達の方が美人だったりするのですが、何故かモテモテなのはヒロインの方で、友達はあわれにもヴァンパイアの餌食に。
狼男の召使いと言いますか下男がいるのですが、こいつがまた良いキャラしてまして爆笑って訳じゃないですが笑わせてくれます。
まさに「古き良きホラー映画」なので、今となっては理解出来る人にしか楽しめないと思いますが、こういった作品が商品化され自由に楽しむ事が出来る時代が来た事は非常に喜ばしい限りです。(ちなみに、さすがの私も本作をリアルタイムに楽しんでいた世代ではありません。念のため。^^;)

『網走番外地 決斗零下30度』
高倉健主演の『網走番外地』シリーズって、もちろんタイトルは知っていたものの今まで見た事はありませんでした。
たまたまテレビで放送されると知って見た訳ですが・・・こんなに面白いものだったとは!!!
てっきり義理人情の半スプラッターヤクザ映画とばかり思ってたら、とってもコミカルな西部劇もどきの作品♪
コレ系の作品は大好きです。(^^)
その昔にハリウッド映画『ミスター・ベースボール』を見た時には「高倉健ってシブい役者だとは思うけど、コメディー演技はイマイチかも」なんて思ったもんですが、本作での演技はあの時とは別人レベル。
シブさも出せればコミカルさもOK、さすがは名優!って納得しました。
惜しむべくは本作ってシリーズ8作目なんですよね。
シリーズを通して見ていれば、回想シーンは萌えだろうし馴染みのキャラたちも登場するしで、楽しみ倍増だったろうなぁ。
嵐寛寿郎(通称:アラカン)演じる伝説のキャラ「八人殺しの鬼寅」さん、千葉真一主演作『直撃地獄拳 大逆転』にもチラリと登場してまして、ホントはどんなキャラなんだろ?ってずっと気になってましたが、ようやく見ることができました♪
う~ん、出番は少ないけどメチャクチャいい味出してます。
いつかはシリーズ一作目も見なくては!

『網走番外地 南国の対決』
シリーズ6作目の舞台は沖縄!(しかも返還前の沖縄!)
それにしても、今回はテレビ東京の『午後のロードショー』で放送されたものを見たのですが、8作目放送の翌日が6作目って・・・せめて数字の若い順に放送してほしかったな。(^^;)
今回は千葉真一が出てるってことで、舞台が舞台だし「沖縄空手」でも見せてくれるか?と期待したのですが、特に目立ったアクションは無し。
主演はあくまで高倉健だから、彼以上に目立つわけにはいかなかったのかな?
南国が舞台でも、ちゃっかり登場する鬼寅さん。
ますますファンになりました。(笑)
それにしても、沖縄観光映像が半分近くを占める本作って、なんだか「寅さん」のヤクザ版って感じですね。

『網走番外地 吹雪の斗争』
本作が石井輝男監督によるシリーズ10作目で、これ以降は他監督による『新網走番外地』、つまりこれが実質シリーズ最終作!
なのですが・・・主演:高倉健って事以外は、時代もキャラクター設定も全てがリセットされてまして、もう全くの別作品。
何が悲しいって鬼寅さんもいない・・・。
とはいえ、前半部分は菅原文太も登場してとても面白い!
これはこれで良いかも♪な~んて思ってたら、後半は話の内容がガラリと変わって、セルジオ・レオーネ監督のマカロニウェスタンのパクリシーン満載のなんちゃって西部劇に。
残念な事に、テンポもノリもいまいちなんですね~。(^^;)
映画会社から強要されたのかどうか?定かではないものの、この後半だけはお世辞にも面白いと思えるものではありませんでした。
せっかく好きになった『網走番外地』シリーズだったのに・・・やはりここは何とか、名作と呼ばれている第一作を見るしかない!

『THE 4TH KIND フォース・カインド』
ミラ・ジョヴォビッチ主演による非常~に謎めいた作品です。
映画が始まってすぐ、ミラさんが登場して「本作は実際に起きた出来事と、その本物の映像が登場します」なんてことを話し始めます。
なるほど、ドキュメンタリー作品か・・・と思いきや、途中からどうも様子がおかしい。
シュメール語なるものが登場してから以降は超~うさんくさくなってきて、映画鑑賞後にネットで調べてみたら、案の定、意図的にドキュメンタリータッチに作ったフィクション作品、いわゆるモキュメンタリー作品でした。
でも、とても面白かったです。
内容に関してはこれ以上は何を言ってもネタバレになっちゃいますから、言わずにおきます。(モキュメンタリーってことも言わない方が良かったかな?^^;)