その後に見た映画

一昨日のブログにも書きました通り

最近は映画を見る機会が減ってます。

とはいえ、全く見てないって訳じゃないんですけどね。

そんな訳で、その後に見た映画は



『トータル・リコール』（DVD）
ポール・バーホーベン監督が９０年に作った同名作品を、レン・ワイズマン監督がリメイクしたＳＦ作品です。
主演はコリン・ファレル、ヒロインはジェシカ・ビール・・・のはずなんですが、彼女以上に監督の奥様でもあるケイト・ベッキンセイルがメチャクチャ目立ってます。
ポール・W・S・アンダーソン監督＆ミラ・ジョヴォヴィッチ夫妻じゃないですが、さすが旦那さんが撮ると奥さんの美しさを最大限に引き出せるなぁと感心してしまいます。
内容的にはオリジナル版の退屈なシーンを片っ端から排除して、とにかく頭からシッポまでみっちりアクション三昧なんで、見てるこっちは目が疲れちゃう。（＾＾；）
でも『アンダーワールド』シリーズの監督さんだけに、アクションシーンを作るのは上手い！
ただ、『ブレードランナー』『アイ・ロボット』『マイノリティ・リポート』『フィフス・エレメント』等のＳＦ作品を思わせる映像が多いため、ビジュアル的なオリジナリティには欠けるかな？ってのがちょっぴり残念な気がしましたが、オマージュとして考えればクオリティはすこぶる高いのでこれもアリかな？
何より「もったいない」って感じたのは、本作が3Dではない点。
同じ年に公開された『アンダーワールド　覚醒』でも3Dにチャレンジしていたワイズマン監督、本作のビジュアルこそめちゃくちゃ3D向きだったと思うんですが・・・う～ん、『アイ・ロボット』もその後に3D版作った事だし、本作も何とかならないもんでしょうか？
レン・ワイズマン監督と言えば、次に作る予定の作品が私も大好きなゲーム『ギアーズ・オブ・ウォー』の実写映画化♪期待してます！
（後になって知ったのですが、ブルーレイ版にはディレクターズカット版を収録！？そういったことは商品タイトルのとこにでもデカデカと表記しといて欲しかった～。）

『（５００）日のサマー』（ブルーレイ）
サム・ライミ監督の後任として『スパイダーマン』シリーズの監督に選ばれたのが、本作のマーク・ウェブ監督。
一体どんな映画を撮ってた人なんだろう？ってず～～～～～っと気になってたんですが、この度ようやく監督初長編作品を購入して見ました。
監督の「映画好き」なところをたっぷりと感じられる、素晴らしい作品です♪
こりゃ確かに奇才サム・ライミ監督の後任に選ばれたのも納得です。
冒頭にナレーションでも語られてますが、恋愛映画っぽいけどそうじゃないって脚本も良い！
加えて主演のジョゼフ・ゴードン＝レヴィット＆ズーイー・デシャネル、特典映像でのコミカル演技も含めてもう最高。（特に『シド＆ナンシー』は笑えました。）
というわけで、『アメイジング・スパイダーマン２』にも期待してます！