アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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泣いたらあかん

2020-02-13 09:25:29 | 日常
今朝見た映画は『ラ・ヨーナ』・・・いや違ったか?
『ラ・ヨラーナ』? 『ラ・ロヨーナ』???

正解は『ラ・ヨローナ 〜泣く女〜』
決してわざとらしくボケたわけでもなんでもなくて、
リアルに正しいタイトルを思い出せませんでした。(^^;)
2019年のアメリカ映画、ただいまNetflixにて配信中。

中南米に伝わる怪談話に『ラ・ヨローナ』というものがあるのだそうで、
それをベースにした作品です。

ジェームズ・ワン監督がプロデュースする『死霊館』シリーズに属する1本なんですが、
年齢規制がG。
ん?Gってことは、ホラー映画なのに全年齢OKってこと?
はい、その通りなんです。
小さなお子さんでも安心してご覧いただける、娯楽映画というわけです。
とはいえそこはホラー映画、ビックリシーンはたくさんあります。

大人が鑑賞する分にはユルめのホラー作品と言えなくはないですが、
でも過剰な演出ばかりがホラー映画じゃないって意味では、
こういったクラシックな作品もあっていいんじゃないかなって思います。
なにより、小さなお子さんだってホラー映画を楽しみたいですからね〜♪
(私も子供時代、怖がりなくせによくホラー映画を見ていたものです。)

主演はリンダ・カーデリーニ。
最近ではNetflixのコメディドラマ、『デッド・トゥー・ミー』にクリスティーナ・アップルゲートと共演してましたが、
過去には実写映画版の『スクービー・ドゥー』シリーズに、メガネキャラのヴェルマ役で出演されてました。
本作でも子供たちがテレビでアニメ版の『スクービー・ドゥー』(邦題は『弱虫クルッパー』)を見てるシーンがあるんですが、
このあたりの演出はお遊びとして入れたんでしょうね。
(というか、子供も楽しめるオバケ映画に彼女をキャスティングすること自体が既に狙ってる?)
『スクービー・ドゥー』自体、毎度オバケ退治をするアニメだし。

なお、『死霊館』シリーズにおける本作の時系列は、
2019年作品『アナベル 死霊博物館』と2016年作品『死霊館 エンフィールド事件』の間とのこと。
なので、主人公が助けを求めて教会に向かうと、本シリーズのとあるキャラクターが登場するシーンがあります。
(個人的にはマーベル映画における作品コラボって、この程度に留めるぐらいが良いと思うんですけどね。)

ちなみに、「泣いたらあかん」と書きましたが、
本作を見ても感動の涙を流すシーンはないです。
ひたすら涙を流してるのは、子供達を追っかけ続けるとっても迷惑なオバケさん。
愛する夫に浮気され、復讐として我が子を殺し、その自責の念で自殺した奥さんが悪霊となる。
そこまでならギリギリ同情できなくもないですが、
悪霊の泣き声を聞いちゃったなんの関係もない子供たちを襲う行為には
全く同情の余地なしですね。
「オバケ、はよ死ね!」いや、もう死んでるから「はよ成仏せい!」って
ず〜っとドキドキというよりはムカムカしながら見てました。

なかなかに面白かったです♪