アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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2時半起床

2021-06-13 13:34:37 | 日常
昨日・今日と起床時間は2時半です。
もちろん、私の意思ではなくて
こんブに起こされたから。
明日も2時半起きなんでしょうか?

ねぇ、こんブ様。

朝散歩に出かける5時までには
たっぷり余裕ありってことで
今朝はNetflixで配信開始されている映画
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
を見ました。

クエンティン・タランティーノ監督による2019年の映画。
主演はレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット。
1969年のハリウッド、
女優のシャロン・テート殺害事件があった
あの時代を背景にしたコメディ作品です。

オープニングからエンドロールに至るまで、
タランティーノ監督の趣味爆発って感じのテンションの高さ。
彼の映画オタクっぷりが隅々まで生かされた、
素晴らしい作品でした。
本作で監督引退なんて言わず、
まだまだ楽しい作品を作り続けてほしいものです。

そうそう、最近はアマゾンプライムビデオで
『地下鉄道〜自由への旅路〜』というドラマを連日見ています。
コルソン・ホワイトヘッドによるピュリツァー賞受賞の小説を
全10章(10話)でドラマ化した作品です。

アメリカを舞台にした黒人奴隷の物語・・・といえば、
私が子供だった頃に『ルーツ』というドラマがテレビ放送され、
日本でも話題になったものです。

こんな酷いことが本当にあったの?と疑いたくなるような
アメリカの黒歴史。
それに似た内容の作品なのですが、
本作は実際に起きた出来事を下敷きにしつつも、
ホメロスの『オデュッセイア』や
スゥイフトの『ガリバー旅行記』になぞらえた
とても辛い話なんだけど、ファンタジックな要素も含んだ
物語の先が気になって仕方がない、
そんな素晴らしい作品なんです。

重厚感のある音楽も素晴らしいけど、
何より目を引くのが映像の美しさ。
全てのシーンが写真展にでも並んでいるんじゃないかというくらい
とにかく構図と陰影が美しい!
光の使い方がとにかく素敵なんですよ。

本ドラマの監督はバリー・ジェンキンス
『ムーンライト』で2017年のアカデミー賞において作品賞を受賞した
あの監督さんです。
思えば、あの作品も3章仕立てとなってましたし、
映像もめちゃくちゃ美しかった〜。
あの監督による全10章によるドラマ・・・
いや、映画と思って見た方がいいかな?
アマゾンプライムビデオが視聴可能な人なら必見です!