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旧精神科医療は思想警察なのか?

定型抗精神病薬と非定型抗精神病薬どっちがヤバいのか?

2021年11月07日 | 精神科医療とRAPT理論

精神科医療の中心となる薬物療法についてお話をしていきたいと思います。

実は精神科医療だけでなく、この薬物療法はとても簡単で面白いです。

何が面白いかというと、薬物療法の正体が分かってしまえば単純なことだと分かるからです。

「薬物療法の根源は3つの効果がある薬を組み合わせているだけ」

なのです。

それを製薬会社が小難しく薬理作用を薬理学という屁理屈分野を作って高尚な学問にしているだけなのです。

結論から言うと、薬とは

①覚醒剤 ②麻薬 ③抗生物質(カビ)

の3つの効果を組み合わせているだけだという結論に至りました。

これは私の考える理論であるため、参考程度で良いと思いますが、この理屈が分かれば副作用やら作用効果も

「あ~なるほどね」と理解できると思います。

実は順番から言うと「①麻薬②覚醒剤③カビ」の順番です。

これは私が解いたわけでなく、RAPTブログ読者対談91「麻薬と悪魔崇拝」の内容を何十回と聞いている間に分かったことでもあります。

 

今回は、定型薬と非定型薬といった「抗精神病薬」を簡単に説明していきたいと思いますので、看護学生さんや精神科で働こうと考えている方は一度読んでもらうと良いかたなと思います。

 

まずは、定型薬と呼ばれる薬です。

中身は殺鼠剤や殺虫剤と呼ばれる「有機リン酸」が原料になるクロルプロマジンが代表です。

簡単に言えば、脳機能を麻痺させる効果があり、放置しておけば延髄に作用して呼吸が止まります。

人間の生理現象全てを止める働きがあるため「①麻薬系」と言えます。

この定型薬を飲み続けると運動障害が起こります。

パーキンソン症候群のように、筋肉をうまく動かせなくなります。

脳神経が麻薬によって破壊されるからです。

アルコール依存症の人が離脱症状で震えがとまらなくなる状態をイメージしてもらうと分かりやすいです。

 

次に非定型抗精神病薬についてです。

この薬は「①麻薬+②覚醒剤」のミックス型です。

車の運転で例えるならば「エンジンをかけ、アクセルとブレーキを同時に踏んで発信しようとしている状態」です。

正気の沙汰ではありませんよね。

「定型薬」によって運動障害が出すぎて、突進歩行やジスキネジアなどにより、明らかに変な人に見える、おかしくなってしまうため

「じゃあ、ドパミン増やせば良くね?」と安易にドパミンが増える「覚醒剤作用を追加した」のが非定型抗精神病薬の正体です。

定型薬は「脳の働き全てを低下させるため、お酒を飲んで眠ってしまうような、”興奮を鎮静させる作用”だけでなく

お酒を飲んで鎮静してから、まともに車が運転できるくらい意識覚醒や運動能力向上を目指している」という効果を狙った薬剤なのです。

 

都合よすぎませんか?

だから、非定型抗精神病薬は、単に鎮静力だけという視点から見ると、全く効果がありません。

 

例えるなら、アルコールと抗酒薬を同時に飲んでいるようなものですね。

 

頭の中がおかしくなってしまいます。

文字通り、「薬物療法」で気が狂うのです。

精神科病院に入院すると気が狂うとうい所以です。

 

脳機能は簡単に説明すると、情報を収集して処理して判断して行動するという役割があります。

これらの「収集する」「処理する」「行動する」という3段階

全ての機能を低下させるのが、「定型薬」つまり定型抗精神病薬です。

ですから、定型薬を飲むと感情すらなくなってしまう人もいます。

情報処理ができなくなってしまうからです。

これを薬物療法的視点では

「薬理作用により、ドパミン量が正常に戻り、妄想や幻覚が減ってきて

興奮しなくなってきたんだね」

と屁理屈をこねます。

いえいえ、単に脳機能が低下して情報処理できなくなって植物人間状態に近づいただけです。

 

ちなみに「なぜ、幻覚や妄想体験をしているか?」というのかご存知ですか?

これは「麻薬や覚せい剤をやっている薬物依存症患者の体験を依拠としているだけ」にすぎません。

製薬会社とはそもそも、

・24時間働き続ける労働者や

・戦争に行って躊躇なく殺人ができるようになるため

の効果のある薬を開発してきました。

それが覚醒剤なのです。

また、麻薬は異次元のものと繋がるための作用がある薬を作り続けてきています。

ですから、現代でも庶民が祭りなどで、飲酒したり、クラブで合法ドラッグをキメたりします。

また政治家や芸能人たちがマリファナ(大麻)やエフェドラ、芥子の実などを使い続けるのも

宗教的な観点から由来しています。

RAPT×読者対談91 悪魔崇拝と麻薬。

 

こういった覚醒剤や麻薬成分を投与し続けたら、人間の脳機能はどんどんおかしくなるに違いありません。

脳機能が破綻して、感情処理ができなくなる、情報処理ができなくなって奇異行動をとる、無為自閉になっていくのです。

そして、本当に異世界、異次元の何かと繋がってしまう人までいます。

向精神薬、抗精神病薬を飲み続け「宇宙と交信している人」が本当にいます。

コウモリや犬、猫など人間以外の動物は嗅覚や聴覚が発達しており、人間には聞き取れない周波数の音や、臭いをかぎ分けることができますよね。

向精神薬(抗精神病薬を含む)を飲み続け脳の機能がおかしくなり、人間には聞こえない周波数の音や情報が処理できるようになってしまう患者がいるのだと思います。

実は宇宙ではなく「悪魔と交信している」ため欲望的なことばかり考えているんですけどね。

少し話が逸れたので元に戻ります。

「定型薬とは麻薬、麻酔」

「非定型薬とは麻薬と覚醒剤のチャンポン」

これで理解できると思います。

補足しますが、抗精神病薬を飲み続けると、「逆に抗コリン作用が出るのは何故か?」という質問を受けます。

 

抗コリン作用とは何かというと簡単に言えば、自律神経の交感神経優位な状態です。

つまり覚醒剤をやっている状態、ドパミンが多い状態です。

「抗精神病薬は脳内のドパミンを減らす目的で処方するのに」

と考えると辻褄があいません。

簡単に言えば、「薬剤耐性ができてしまうから」です。

アップレギュレーションなんて言い方しますが、同じ量の投与量では足りなくなってしまうため、有効血中濃度から外れたときに

抗コリン作用が出るのです。

人間の体はホメオスタシス作用があり、元に戻そうとします。

薬物によって不自然にコントロールされているため、反動が生じるのです。

本来、麻薬で鎮静をかけられているひとは「副交感神経優位」な生理現象が起こります。

しかし長期間薬剤投与されることによって、自律神経失調してしまうのです。

それが抗精神病薬内服による抗コリン作用の正体だと思います。

 

簡単ですが以上になります。

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