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競売物件落札後の諸々 クリーニングやらなんやらやることがあります。

2018年01月22日 | 競売 個人 不動産落札方法

競売の物件を入手して行うことを以下の通り列記していきます。

①鍵の交換

②浄化槽点検(下水が来ているエリアは関係ありません)

③室内の清掃

④給湯器の給湯動作確認

⑤エアコン取り付け

⑥庭の手入れ(散水栓などの設置)

などが挙げられます。

 

競売を落札し、所有権移転登記、抵当権抹消が終わりましたら

私は第1に引越し業者を探しました。

それから

①鍵の交換

②室内の清掃

③浄化槽点検(下水が来ているエリアは関係ありません)

④給湯器の給湯動作確認

⑤エアコン取り付け

⑥庭の手入れ(散水栓などの設置)

の順番でこなしていきます。

①の鍵の交換ですが、鍵の受け渡し自体が競売物件には存在しません。

ですから、鍵を破壊して入るため、鍵屋さんに連絡して、事情を話して、所有権移転されている書類+身分証明書を持参して

鍵の交換をお願いしましょう。

鍵の交換は概ね決まっています。

鍵の破壊 25,000円

鍵交換  1,5000円(鍵のグレードによる)

合計 40,000円

となります。

一箇所破壊、交換してしまえば、他の勝手口などは、中からプラスドライバーで鍵、ノブごと交換できますので自分でも可能です。

賢くやりましょう!

 

②室内の清掃

さて、鍵を交換したら室内の清掃です。

清掃業者は沢山ありますが、おすすめするのは地元の清掃業者です。

特に新築物件を明け渡すときに入っている業者がお勧めです。

地元業者に連絡をとって、見積もりしてもらいましたが、地元業者なら

床のワックスまで込みで15万円近くでやってくれます。

テレビCMやポスティングしてくる大手クリーニング会社ですと20万円は軽く超えます。

地元業者に連絡し見積もりしてもらいましょう。

 

③浄化槽点検(下水が来ているエリアは関係ありません)

 これはかなり重要です。浄化槽の清掃は市の指定業者しかできませんので、市役所の担当HPで確認して点検・清掃の依頼をしなくてはいけません。

 コストは浄化槽の容量によりますが、我が家の場合ですと1500kgで保守点検3回で1万円、清掃費用1回が2万5千円

合計35,000円程度です。

 尚、下水が来ていると浄化槽メンテナンス費用がかかりませんが、流量計の計算が上水+下水になるため月額の水道代が浄化槽使用している家庭よりも倍近くになりますので注意してください。

 なにがかんでも下水が偉いわけではないんですね。

④給湯器の給湯動作確認

 給湯器は電源ブレーカーが落とされていると、中の温める釜の部分にたまっている水が冬季になると膨張して

破裂を起こしてしまいます。

 本来、空き物件になるとき、所有者は給湯器の釜の水を抜いておかなくてはいけません。

 ブレーカーが落とされていると、給湯器が自動保守しないため、釜の部分に残った水への処理を行ってくれません。

 ですから、釜が破裂していると、給湯器を作動してもお湯が給湯されないばかりか、給湯器からの水漏れがでます。

 お湯が出ないと風呂に入れませんから、まずはガス屋さんに頼んでチェックしてもらうことが第一です。

 うちの場合、釜の交換だけで済み、4万円でした。

 給湯器全部交換だと16万円~です。

 契約するガス屋さんと按分するなりの対策しないと大きな出費となります。

 

⑤エアコン取り付け

 これは必要ならばというレベルです。

 エアコンは1台6畳用で取り付け工賃含め10万円です。

 カーテンレール、カーテンも必要です。

⑥庭の手入れ(散水栓などの設置)

 落札して一番びっくりしたのが、庭に水をまく蛇口がなかったことでした。

 散水栓は地元の水道業者に連絡して見積もりしてもらいましょう。

 ヤフー知恵袋で検索してみたら、7万円かかるとか書き込みがありましたが

 実際見積もってもらうと、給湯器の管から取るだけだから15,000円~20,000円くらいでやれるとのことでした。

 地元の業者はむやみに吹っかけてきません。

 広告費を削って、信用で仕事をしているからだと教えてくれました。

 

 実際に引っ越してから、引っ越す前にもやっておきたいことを書いてみました。

 賃貸と違って、大家さんが全てやってくれません。

 引越し後の出費は概ねこれらだけで30~40万円はかかりました。

参考になると幸いです。

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