春は自殺の多い季節だといわれています。
厚労省調べですが「4,5月がピークとなっています。
1日平均自殺死亡数を月別にみると、多くの年で4・5月がピークになっており、特に平成15年は4月103.2人、5月100.3人と1日平均の自殺死亡数が100人を超えている。 一方、平成12年は6月がピークになっており、他の年と異なっている。 (図7、表7) |
図7 死亡月別1日平均自殺死亡数の年次推移
表7 死亡月別1日平均自殺死亡数の年次推移
月 | 昭和25年 (1950) |
35 ('60) |
45 ('70) |
55 ('80) |
平成2年 ('90) |
12 (2000) |
15 ('03) |
人 | 人 | 人 | 人 | 人 | 人 | 人 | |
年間 | 44.7 | 55.0 | 43.1 | 56.1 | 55.0 | 82.7 | 88.0 |
1月 | 40.4 | 47.7 | 37.1 | 52.3 | 49.3 | 77.0 | 81.5 |
2 | 42.8 | 55.8 | 41.2 | 56.9 | 53.2 | 78.1 | 80.8 |
3 | 49.1 | 60.0 | 42.1 | 62.9 | 58.8 | 81.8 | 97.4 |
4 | 57.8 | 65.4 | 48.4 | 68.7 | 62.0 | 83.9 | 103.2 |
5 | 53.5 | 65.3 | 49.9 | 62.3 | 62.0 | 87.3 | 100.3 |
6 | 49.0 | 59.9 | 47.1 | 58.3 | 62.2 | 93.1 | 95.5 |
7 | 50.1 | 57.5 | 43.7 | 52.6 | 53.7 | 87.7 | 90.2 |
8 | 45.7 | 51.8 | 41.5 | 50.6 | 51.2 | 79.9 | 86.9 |
9 | 40.9 | 51.6 | 41.1 | 55.4 | 50.9 | 82.4 | 83.8 |
10 | 37.8 | 50.1 | 41.5 | 53.8 | 55.4 | 83.8 | 81.0 |
11 | 35.3 | 48.8 | 42.2 | 51.1 | 51.4 | 83.2 | 81.2 |
12 | 33.2 | 46.5 | 41.4 | 49.1 | 50.3 | 73.7 | 73.5 |
また、平成15年について1日平均自殺死亡数を性・年齢階級(10歳階級)別にみると、男では「70歳以上」を除き3月~5月がピークとなっている。 一方、女では男ほど3月~5月の山が見られず、「70歳以上」では6月~8月がピークとなっている。(図8) |
若年者の自殺は問題視されますが、実は、壮年、高齢者65歳以上が最も多いのです。
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表4 性・年齢(5歳階級)別総死亡数に占める自殺死亡数の割合・死因順位
-平成15年-
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自殺の原因は「喜び、希望がない」つまり「不安、心配、未来への絶望」しかない状態が続くと気持ちが鬱鬱となり
塞ぎ込みがちになり、苦しみから逃れたい一心で自らを殺すという愚行に走るのです。
確かに、1日中テレビやネットニュースだけ見ていると森友学園の報道や、消費税増税や大企業ばかりが栄える様、あとは政治家の不倫、やたらと不幸なネタのニュースばかりを見ていると、将来に希望が持てなくなるのは仕方ありません。
子ども達のアニメも、「勧善懲悪」な内容で、正義は必ず勝つ内容なのですが、
これだけ現代社会で『悪の一人がち』「天皇家一族、貴族との関係企業の一人がち」「麻生太郎の一人勝ち」
のような、構造では、どれだけ必死にお金のために働いても報われないと思うのは当然でしょう。
彼らは、ろくに仕事もせず、税金や自社の経費で日々贅沢三昧をしているのに
我々庶民は朝から晩まで馬車馬のように働かされ手取りは20万円あるかないか。
給料は上がらないのに、原発の嘘のせいで電気代は上がり、物価は上がり続けています。
これでは普通に暮らしているだけで暗い気持ちになってしまいますね。
さらに、テレビをつければ、不安を煽るニュース、やたらと有名人、芸能人を礼賛するかぼろくそに悪口を言うかというニュースばかりです。
特にボディブローのようにじわじわと不安要素をいれる役割を担うのが、雑誌やネットニュースサイトです。
今回はニュースサイトを見ていて「不安ビジネス」の代表のような記事がありました。
数値に信憑性もなく、まったくの毒なのですが、一応添付しておきます。
・・・・・・・(2018年3月27日 15時59分 年収300万円、妻子ありの男が週1で行ける居酒屋は「鳥貴族」が限界)
もはや給料が上がらないとヘソを曲げている時代ではなく、現年収の維持が精いっぱいな現状は今後も続くだろう。それでも家族を持ち、マイホームを買い、生まれた子供には人並みの教育を施したいものだ。そこで、年収ごとに男たちが実現可能な限界値を探ってみることにした。
住宅や車、子供の教育費などライフスタイルに欠かせない限界値がある一方、必ずしも必要でないながら、人生を豊かにするモノでも年収別の限界値は存在する。会社仲間と行くチェーン居酒屋、女性にプレゼントするブランドバッグ、義歯、植毛治療は余剰金も考慮の上で限界値を計算してみた。
※夫婦2人と未就学児1人を想定したFPの横山光昭氏が算出した年収別の家計簿より
・夫の小遣い(年収300万円→1万7800円、年収500万円→2万8900円、年収700万円→3万7400円)
・余剰金(年収300万円→1万800円、年収500万円→3万2900円、年収700万円→5万4400円)は月収から食費や住居費など家計費を引いた額
●居酒屋(週1回)
・年収300万円 1回の飲み代は1950円が限界値。食べ飲み放題1620円コースのある焼き鳥の鉄人ほか、薄利多売半兵衛、鳥貴族、一軒め酒場に行ける
・年収500万円 1回の飲み代は4725円が限界値。塚田農場、甘太郎、月の雫、磯丸水産、土間土間など定番チェーン居酒屋に行くことができる
・年収700万円 1回の飲み代は6800円が限界値。のど黒屋、鳥よし、八吉などワンランク上のチェーン居酒屋に行けるが、他人に奢るのは不可
●義歯(6か月間貯金)
・年収300万円 半年間貯金しても、高額のインプラント治療は不可。金属のないスマイルデンチャーという相場7万円~の少しいい入れ歯が限界だ
・年収500万円 ブリッジ治療と呼ばれるものが可能。プラスチック製の歯にするのに、1本あたり5万円かかり、3本同時にするため、15万円前後
・年収700万円 半年間貯金すれば、1本だけインプラント治療が可能。相場30万円の義歯が入れられ、保証期間が8年など長いものを適用できる
●ブランドバッグ(6か月間貯金)
・年収300万円 限界額は6か月間貯金しても4万6800円にしかならない。買えるブランドのクラスはサザビーや4℃、サマンサタバサなど大学生並み
・年収500万円 限界額は11万3400円。コーチやジミーチュウ、フルラ、ラシットなど働くOLが喜びそうなくらいのブランドバッグは購入可能
・年収700万円 限界額は16万4400円。ルイ・ヴィトン、グッチ、ミュウミュウ、プラダなどオジサンでも知っているブランドを購入することが可能
●植毛(2年半貯金)
・年収300万円 2年半貯金した限界額は32万4000円で約1080本植毛できる。生え際がM字になりかけている人、軽いO字型ハゲしか治らない
・年収500万円 植毛できる限界本数は約3290本。この本数だと生え際が目に見えて後退している人にも対応。おでこ全体にハゲが広がるU字型も可
・年収700万円 植毛できる限界本数は約5440本。U字型が進行して側面にしか髪が残っていない人など広範囲なハゲにも対応することができる
義歯は貯金を6か月して前歯の治療で保険適用外のものなどの条件で算出。こうした厳しい条件になってしまうのも、思った以上に年収700万円以下の限界値が低いからにほかならない。年収700万円以下の限界値を把握し、この現実を刮目せよ!
取材・文・撮影/宮下浩純 山田ジン 高島昌俊 仲田マイ 櫻井一樹 溝口元海 奧窪優木 撮影/岡戸雅樹
― 年収別男の限界値 ―
・・・・・(転載ここまで)
なんとも内容のない文章ですね。
この横山というFPも何を言っているのでしょうか?
「居酒屋やカツラや入れ歯やブランドバッグが生きていくのに何故必要なのでしょうか?」と思ってしまいます。
贅沢しなければ、年収300万円あれば十分生きていけますよ。
頭悪いとしか言いようがありません。
1日8時間勤務で年収700万円稼いでいるサラリーマンがどこにいるのでしょうか?
700万円稼ぐサラリーマンは20年以上公務員やっている人か管理職か、大企業社員だけです。
問題は年収700万円以上を稼いで、幸せそうにしているかどうかではないでしょうか?
私達の生まれてきた目的は何でしょうか?
社会で働くこと、仕事をすることが目的なのでしょうか?
働いて金を稼ぐことが目的なのでしょうか?
金を使って贅沢することが目的なのでしょうか?
贅沢の定義は誰が作ったのでしょうか?
贅沢したら幸せなのでしょうか?
で、この雑誌が週間SPAで、俗的な内容を垂れ流す内容しかありません。
・・・・・・・・(『SPA!』(スパ!))
フジサンケイグループの出版社・扶桑社から発行されている日本の総合週刊誌である。通称『週刊SPA!』。発行部数11万部は週刊朝日に次いで業界第10位[1]。
沿革
1988年6月、『週刊サンケイ』(1952年、産業経済新聞社から創刊)が産経新聞の題号変更(サンケイ→産経新聞)に伴って、雑誌名・記事内容を若者向けにリニューアルする形で創刊された。雑誌サイズはB5からB5変形に変更され、創刊からの号数(バックナンバー)は『週刊サンケイ』から承継している。
誌名は「世相をスパッと斬る」から(「すっぱ抜き」からという説も)。創刊当時のキャッチコピーは“週刊誌の突然変異”。現在の題字ロゴは1989年4月から使用している。
フジテレビの元プロデューサーだった宇留田俊夫が初代の編集長に就任。創刊号の目玉記事は、久米宏と木村太郎の対談記事だった。
青人社からスカウトされた渡邊直樹が第2代編集長に就任した1990年代前半は、小林よしのりの『ゴーマニズム宣言』をはじめ、数々の企画を掲載して、当時最も勢いのある週刊誌とも言われた[2]。オタクを売り物にした宅八郎の連載記事やオヤジギャルを題材にした中尊寺ゆつこの漫画などヒット企画を連発した。
歴代編集長
宇留田俊夫
渡邊直樹
靍師一彦
石光章
佐藤寿彦
秋尾弘史(2003年-)
光明康成(2006年-)
渡部超
金泉俊輔(2013-現在)
・・・・・・・・(転載ここまで)
文化人を当初は使っていましたが、そもそも雑誌を読むひとがいなくなってしまったので、どんどんレベルを下げて低俗な内容にしてだれでも読めるような欲望を駆り立てる内容しか掲載しなくなったのでしょうか?
・・・・・・・・(低所得者には共通するダメ行動がある?2014年10月15日 15時32分)
ソースが日刊SPA!と少々アレだが、低所得者(年収300万円未満)のサラリーマン200人を調査したところ、お金を浪費してしまうような共通するダメ行動が見られたという(消費行動編、日用編)。
記事によれば、
こうした層の人々の89%が「宝くじは買わなきゃ当たらない」として確率の低い一攫千金を夢見る一方、
株式投資などはリスクを怖れ、
また投資とパチンコなどのギャンブルを同じようなものと考えている人も多かったという。
さらに、85%の人々が流行ものや限定品を購入する傾向があり、
また70%が早割を使用したことがない、
64%がコンビニで3000円以上の買い物をするというように、
計画的にお金を使うことが苦手な傾向がみられたとのこと。
消費だけでなく管理面でもルーズで、督促状が来てから支払いをする、クレジットカードの明細を見ない、
という人も88%にも上った。
真面目な調査ではないと思われるので、信憑性は微妙なところだが、こうした思考が所得の低下をもたらしているのだろうか?それとも逆だろうか?
・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
不幸な人は、知能が低い傾向があります。
目の前の快楽や欲望を追及することで、自分が抱えている、本質的な不安や無知なる部分に目を向けようとはしません。
ですから、根本的な不安が取れない、人生の核となるようなものに目を向けないため、だらだらと消費して生きていくだけの人生となってしまい、
高齢者65歳以上になると、肉体が衰えてきて、若い人と比較して劣等感ばかり感じて、希望も夢もなくなり、自殺してしまうのでしょう。
実は老後の人生は若い時期に決まってしまいます。
本来人間の脳は肉体と違って年を重ね、経験を重ねていけば賢くなり、優秀になっていくはずです。
しかし、日本は逆です。
年をとれば認知症になり、介護が必要になり不幸になっていきます。
それは、若い頃から内面や知恵に頼らず、外面の肉体にしか頼って生きていないからです。
私達は内面を成長させる方法を知りません。
内面とは何でしょうか?
それは『目に見えないもの』です。
目に見えないものを見よう、感じようと努力することです。
自殺は肉体の限界の上で行われます。
内面には限界がありません。内面を成長させ続ければ、自殺とは無縁な生活が送れるのではないでしょうか?
内面を磨けば外面も美しくなります。
世の中は順番が逆なのですね!
根本的な自殺の対策は、内面を成長させることで解決することができます。
そのためには、精神科医や心理カウンセラーでは解決できないと知ってください。
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