『食事崩壊と心の病』読了。
最近は、ブックオフを徘徊しまくっています。
仕事柄、出勤して申し送り聞いたら、殆ど外に出っ放しなので、その間は何をしていても良いんです。
まぁ、訪問看護の仕事の魅力は嫌なスタッフと一緒に働かなくて良いという「個人プレーできる」という点です。
うちは株式会社が訪問看護をやっていますが、訪問看護ステーションは大概、病院、医療法人が持っているケースが多いです。
医療ではいる訪問と介護保険で入る訪問との2パターンが大きく分けてあります。
その中で、医療もたくさん枝分かれします。
うちは一般でもやりますし、精神でもやります。
介護も、介護予防や通常の介護でも入ります。
割りがいいのが「精神」ですね。精神科訪問看護指示書というので訪問に入ります。
通常1週間に3回まで訪問に入ることができ、1回あたり8500円。毎月初回加算というのが算定できますので毎月始めは14500円。
週2回入って、月換算8回、8500×8=約70000円
健康保険使って、3割負担だから、利用者負担は21,000円也
「精神科の患者金持ちやん!」
っておもったあなた!まさかそんなに支払っている患者さんいませんよ。9割がた無職、プータローさんばかりです。
家で一日中引きこもっているか、デイケア、作業所、地域活動支援センターに週3回くらい通っているくらい。家族もいない人が多いし、友達も0人なんてザラ。
100人に1人くら彼女彼氏がいたり、結婚している人もいます。
こどももいたりするひともいます。でも普通じゃないです。
「この子も将来、障害者かぁ~」と思いながら、、、
殆どの患者は無料です!!そして医療費の支払いは大概2500円くらいですね。
「公費」というトリックを使います。
ピンときた人はかなりの業界通です。
通称、精神病患者通院費公費負担「通公(つうこう)」と呼ばれるもので、今は「精神自立支援医療」という名前に変わりました。
精神病患者の通院費は公費(=健康保険以外の税金でも支払いますよ)という法律があります。
これむちゃくちゃですね!w
自立支援医療に登録した医療機関での窓口での支払いはなんと、「1割負担」になります。
我々は窓口負担3割ですよね?
「3-1」で2割はだれが負担してるの?
国です。しかも税金です。保健所が国の機関委任事務でやっています。
そして、なんと世帯の所得により、一ヶ月あたりの指定医療機関に支払う医療費の限度額が決まります。
所得税非課税世帯は、月額の自己負担はたったの2,500円
精神病院いって、薬山ほどもらって、障害者年金もらうために診断書書いてもらって、デイケアいって、作業所いって、訪問看護来てもらって、一ヶ月約15万円利用金額が発生しています。
一番高いのが、薬代。一ヶ月単位で処方されている人は2万円くらいじゃないかな?
びっくりするでしょ?
まあ、内海聡シンパの私としては、一応看護師なので医療職ですから、あまり大きな声で言えませんが、国民は「アホだなぁ」と思ってしまいます。
こういう税金の無駄使いの仕方があるのです。
私は、税金の無駄使いから給料を頂いているので、大きな声で現状を否定できません、私もクズの仲間です。
しかし、一点だけ、正当化する意見があります。
これはまた次回書きますね。
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