医療、出産、育児の行政に政府は力を入れていません。
その理由はシンプルです。
創世記に「産めよ、増えよ、地に満ちよ」とありますが、現在の為政者、支配者層が、この聖書の言葉に反逆しているだけだからです。
子育てを苦しいものにしているのは政府そのものです。
実際に首相自身がそのような発言をしているため困ったものです。
結論から言いますと、「間違った教育費をかけなければ、子育てにはお金はかからない」
ということです。そして間違った教育費とは学歴、スポーツ費です。
・・・・・・・・(安倍首相、産む産まないは本人選択=二階氏発言、野党が批判 6/27(水) 17:54配信 時事通信)
<桜を見る会 安倍首相>
安倍晋三首相は27日の党首討論で、自民党の二階俊博幹事長が、子どもを産まない選択を「勝手な考え」と発言したことに関し、「私の家庭も残念ながら子宝に恵まれていない。産むか産まないかは本人の選択に委ねられるべきだ」と述べた。
立憲民主党の枝野幸男代表が首相の見解をただした。
枝野氏は「わが家も長年、不妊治療に取り組み、10年弱で子宝に恵まれた」と自身の経験を紹介。「二階氏の発言は看過し得ない。党総裁として指導を求めたい」と訴えた。
二階氏の発言をめぐり、他の与野党幹部からも意見が相次いだ。立憲の辻元清美国対委員長は国会内で記者団に「『産めよ、増やせよ』の発想からまだ抜け出していないのか」と批判。国民民主党の舟山康江参院国対委員長は記者会見で「産みたくても産めない人もいる。非常に不適切だ」と反発した。
一方、自民党の岸田文雄政調会長は会見で「幸せの形は人それぞれだ」とコメント。公明党の石田祝稔政調会長は「それぞれ家庭の考え方もある。ちょっと言い過ぎたのではないか」と苦言を呈した。
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
「枝野氏は「わが家も長年、不妊治療に取り組み、10年弱で子宝に恵まれた」と自身の経験を紹介。「二階氏の発言は看過し得ない。党総裁として指導を求めたい」と訴えた。」とありますがどのような発言をしたのでしょうか?
他のニュース記事を見ていきましょう。
・・・・・・・(「産まない幸せ」は勝手な考え=自民・二階幹事長)
<自民党の二階俊博会長(右)にあいさつするダウンタウン>
自民党の二階俊博幹事長は26日、人口減少問題に関し「この頃、子どもを産まない方が幸せに(生活が)送れるのではないかと勝手なことを考えて(いる人がいる)」と述べた。東京都内で行われた政治評論家との対談で、聴衆の質問に答える形で発言した。不適切との指摘を受ける可能性がある。(2018/06/26-17:30)
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
「産む産まない」は、本当に本人の選択で決められるものなのでしょうか?
子育ては毎日がお金の不安の連続。子供1人分の費用を保育園卒園まで
【保存版】子育てにかかる費用のすべてを解説します|ベネッセ教育情報
というサイトを見てみると、その内訳は
「塾、習い事」で相当お金を使っています。
そのベネッセの参考資料を以下に添付します。
「子供の保険医療、理美容費」と「こどものの衣料費」が22年間で「334万円」
年間15万円、月額1万2千円もかかっています。
そして「子供のお小遣い額」が22年間で「451万円」
年額20.5万円、月額1万7千円もかっかっています。
出産育児費用も出産育児一時金で42万円まで出ますから、91万円も数的根拠がありません。
「どれだけ無駄遣いしてるんだ?」
と思い知らされます。
さらに0歳~6歳までにかかる費用を見ていきましょう。
結論からいいますが、我が家も子育てしていますが、ここまで費用がかかっていません。
平均をとっていると思いますが、一番費用がかさむのは「保育園費」でした。
学校以外の教育費は不要ですし、旅行費も子供一人当たりで換算するとばか高いですね。
贅沢しすぎだと感じますし、不要なお金を使いすぎではないかと疑ってしまいます。
これは個人的所感ですから置いておいて、日本と子育てに関する記事を見ていきましょう。
・・・・・・・・・・・・(「子生み育てやすい」半数未満=日本、先進4カ国で最低-少子化白書)
政府は19日午前の閣議で、2018年版の「少子化社会対策白書」を決定した。白書は子育て環境の改善策を特集し、日本、英国、フランス、スウェーデンの4カ国で行った調査を紹介。それによると、自国が「子どもを生み育てやすい国だと思うか」との問いに「そう思う」と回答した割合は、日本が46.6%で最も低かった。
スウェーデンが最も高く97.9%で、フランス70.6%、英国70.3%と続いた。
日本で特に割合が低かったのは「フレックスやパートタイムなど柔軟な働き方ができる」13.1%、「育児休業や出産休暇を取りやすい職場環境が整備されている」16.0%、「各種の保育サービスが充実している」27.1%。いずれも4カ国で最低だった。
こうしたことから、白書は日本について「職場や地域の子育て環境に関する項目が他国と比較して低い」と分析。在宅勤務やフレックスタイム制度を導入した企業や、企業・大学が運営する保育園の実例を取り上げ、行政だけでなく民間企業や公共機関の取り組みが不可欠と結論付けた。
調査は2015年10~12月、20~49歳の男女700人を対象に各国で実施した。(2018/06/19-08:57)
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
このような記事を目にはしますが、政府は何もしませんね。(笑)
何もしなくてもいいと思います。
そうすれば庶民が考え出しますから。
子育ての最大のポイントは「無理してまで大学に進学しなければよい」だけなのです。
大学進学させたいのは「親のエゴとプライド」だけです。
普通のこどもは勉強嫌い(受験勉強のような機械的な暗記作業が嫌い)ですから、「大学なんて行きたくない」
と思っていると思います。
しかし、大学へ行けば「遊びまくれる、彼女が作れる」という「夢の国」だと考えて我慢して勉強しているだけです。
「大学を卒業しないと就けない職業」は確かに存在します。
しかし、「生涯年収」などといった、収入の面だけで大学に進学することほど愚かなことはありませんね。
大卒じゃないとできない仕事の実態と矛盾について考えてみましょう。
・・・・・・・・・(大学卒の学歴を求められる仕事ってどんな仕事?という疑問からつらつらと。)
話は変わり・・・。
私は、専門学校で時間講師をやっている。
卒業年次の担当もしており学生が就活をする姿も観てきた。私が担当する学生はそこまでの悲壮感漂う前にほとんどの学生が内定を得て10月の声を聴く頃には全ての学生が就活を終えた。
卒業年次に関わる先生と学生とで、ささやかな祝杯をあげる為の席を設けてお祝いをしたものだ。
その祝杯をあげている最中、ある学生がこんな事を言ってきた。
大卒じゃないと出来ない仕事って何でしょうかね。大卒じゃないと募集対象にしない。って言うのはなんだか納得いかないんですよね。
この学生が本当のところ就職したかった会社は大卒見込のみの求人だった模様で求人の対象にもならなかったらしい。仕事の中身を聞くと営業。特別専門性を求められる営業ではなく、一般的なPC関連の商材を量販向けに販売する営業であったらしい。
大卒じゃないと成立しない求人。
医学部を卒業して国家試験に合格して医師免許を得ることが条件になる医師。
大学で所定の単位を取得して教員免許を取得する事が条件になる教員。
薬学部を卒業し薬剤師免許を取得する事が条件になる薬剤師。
法科大学院を終了しないと受験資格を得られない司法試験を経て法曹界に入る。
他にも幾多あるわけだが・・・
しかし、普通の営業。それも通常の商材を販売する営業が大卒じゃないと求人に応募する資格が得られないとなれば、それは学生から見ると何かしらの不均等を感じるのかもしれない。社格を見ても、とても一流とは言い難い企業だ。
その学生はチャレンジ精神旺盛な学生で、大学卒業見込み者を対象とする求人にES(エントリーシート)を送った。その応募にたいしてそれはあり得ない対応を受けたと、その時に受けた対応について教えてくれた。
「弊社は新規学卒者は大卒しか採用しておりません。
新卒中途共に専門卒は必要としていませんので。」
と、これだけを書いてあるシートだった。
発信者の名前もなければ何の挨拶もない。
祝杯をあげている中にありながら、その学生が何処か怒りに満ちた顔であった事を今でも鮮明に覚えているのだが、日本の企業というのはいつまで学校の格や卒歴にこだわる様な採用を続けるのだろうか。
このエントリーを書くにあたって取材と称して新卒、転職と様々なサイトをみた。
その中には対象となる学歴の欄にこんな事を書いてある企業がある。
「旧帝大系 東京6大学 関関同立 もしくはこれらと同等と認められる大学」
今どき、バカじゃあるまいかとすら思う。時代遅れも甚だしい。
確かに学力の差はあるが、仕事をするにあたってそれほど大きな差が出るとは全く思えない。転職市場も同じだ。学生たちにしてみればこれからキャリアを創っていくに当たり、こんなところで壁があるなんていうのは困ったものだ。
世の中、平等なんてものはそもそもあり得ないとは言え、職に就く機会くらいは平等であってほしいものだ。新規学卒者や若者の就職対策なんていう事を行政はやっている様であるが、根本がこれではそんな対策は全く意味をしない。
就職対策というのであれば、その職に付くにあたって最低限必要な資格として免許状が必要な職種以外は学歴による区別(あえて差別と言わない・・・)を禁ずるくらいにしないと根本は解決できない。
家庭の経済的事由で大学には進めない、専門学校も苦しいが何とかという家庭もある。そうした家庭の子供たちが、そんな理由で将来の道まで制限されるなんていうのは何か疑問を感じる。そうした制限や壁が無く就職というものを出来る社会というのを目指した方が建設的なのは間違いないのではないだろうか。
だが、そんな壁に直面をしてしまい思う様な新卒就職が出来なかったとしても、最初に就職をした会社で自分がどんな仕事をしてどんな過ごし方をするのかを意識して仕事をすれば必ず将来の糧になるはずであり、その糧を基に次のキャリアに向けて動けばいいのではないだろうか。
新卒の就職なんていうのは通過点でしかないのだよ。
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
この記事を読み私自身も、「大卒である必要性が世の中にでると全くない」と同感します。
「大卒じゃないと成立しない求人。
医学部を卒業して国家試験に合格して医師免許を得ることが条件になる医師。
大学で所定の単位を取得して教員免許を取得する事が条件になる教員。
薬学部を卒業し薬剤師免許を取得する事が条件になる薬剤師。
法科大学院を終了しないと受験資格を得られない司法試験を経て法曹界に入る。」
といことを親世代は知っているのでしょうか?
さらに高学歴が足かせになり引きこもりになるケースもあります。
以下の書き込みはまさにその予備軍になるかもしれに内容です。
・・・・・・・・・・・・(発言小町 学歴って難しい ちい 2016年6月10日 19:30)
高学歴って、大企業に落ちたら悲惨なんだよね。
何処を受けても、お嬢さんには問題が無いのに、そんなに高学歴な方が、どうしてうちなんかに?って思われる。
どうせ大企業に落ちたから来たんでしょ?って勘繰られる。
事実、そうなんだけどさ。
そこから関係ありません!御社が大好きなんです!って伝えられるかがポイントだけど、プライドが邪魔して出来ないよね。
高学歴って、中小企業に来ると扱いにくいんだよ。
旧帝大出てますから!そんな仕事するために大学に入ったわけじゃありませんから!ってオーラ凄くて、結局は長続きしないんだよね。
今のままだと、その販売の仕事に就いたとしても、五月病で退職する。
大手に入った友達と比較して、勝手に落ち込む。
私は旧帝大なのに~、そこらの女とは違うのに~って嘆いているんじゃ、何をやっても上手くいかないと思う。
旧帝大を出たって、そこらの高卒に負けたんだよ。
旧帝大って防具は重すぎるよ。
そんなの脱ぎ捨てて、単純に自分の魅力で勝負して貰えるように、心を磨いたら?
学歴フィルターでふるい落としたら、後は魅力勝負なんだから、そっちを磨かない限り、ずっと高卒に負けっ放しだよ。
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
「旧帝大って防具は重すぎるよ。
そんなの脱ぎ捨てて、単純に自分の魅力で勝負して貰えるように、心を磨いたら?」
この投稿は真理をついていますね。
しかし、世の中では、心を磨く、人間を磨く方法を親や学校の教師は教えてくれません。
正確に言えば、誰も知らないのです。
せいぜい、ボランティア活動して、タダで悪徳ボランティア団体に労働力を提供することが「心を磨くこと」くらいしか知りません。
子供への教育で大切なのは「知識をつける、躾をすること」も重要ですが、「人生の目的を教えてあげること」ではないでしょうか?
多くの親や教師は、「人生の目的」「産まれてきた意味」を知らずに大人になってしまっている「不完全な存在」です。
見た目だけ成人になっていますが、「心は子供」と変わりありません。むしろ子供よりもずる賢くなってしまっていますから始末に負えません。
本当に子育て、教育をしたいなら「人生の目的」「産まれてきた意味」を子供に堂々と何ら矛盾なく説明できなくてはいけないと思いませんか?
こども:「ねぇ、お父さん、何で嫌々勉強するの?」
「何で、辛い思いまでしてスポーツするの?」
「ねぇ、お母さん、何で弱いものいじめしちゃだめなの?」
「何で、他人のものとっちゃだめなの?」
「何で、嘘ついちゃだめなの?」
世の中の99%の人がこの質問に矛盾なく答えることができません。
なぜでしょうか?
私たちは生まれてこの方、「嘘ばかり教えられてきたから」です。
そこに真理がなかったからです。
「自分のために生きること、自己中心な生き方」「富や名誉や権力や異性を手に入れ、人生を安定させることで幸せになれる」
と信じて生きてきたのです。
しかし、実際、社会に出てみると違う。
毎日毎日、馬車馬のように働かされる。
朝7時に出勤し夜の10時に帰ってくる。
疲れ果てて、バタンキュー。「いつまでこんな生活が続くのだろう、大学時代は良かったなぁ、学生時代に戻りたい」
そんな虚しい毎日になってしまうのではないでしょうか?
そして「大学卒業して手に入れたものは、人一倍あるプライドと学歴偏見による他人を見下す心、無くしたものは知恵と知識、と謙虚さ」
だと改めて感じます。
世の中の多くの人はブルーワーカー(肉体労働)になるのですから、大学なんて行かなくてもいいんですけど。という内容の書き込みを紹介いたします。
・・・・・・・・・・・(発言小町 本当に女子は就職難ですね。 サツマイモ 2016年6月10日 20:33)
就職難のこの時代。女子はより、就職難です。
うちの娘もITの仕事をしたいと理工学部のそこそこ名のある大学を卒業したけど、
新卒でも小さな店の販売の仕事しか内定をもらえませんでした。
でもブラックで一年もせず、退職。
再就職は、高卒でもできるオペレーターの仕事です。
コマーシャルもしている名の知れた会社だけど、実態は有休も産休も取れないブラック会社。
彼氏はいるけど、彼氏もブラック会社で共働きでないとやっていけない。
男子も福利厚生のいいところの就職は難しい。
26歳と結婚適齢期だけど、ずっと働くことができない今の職場では結婚も難しい。
この先、どうなっていくことかと心配はつきません。
応援になっていなくてすみません。
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
このようにみると、私たちの人生は「頑張る方向が間違っている」と気づくことができると思います。
ずーっと嘘を教え込まれてきたからです。
本当に「時間の無駄づかいばかりしてきた」と認めるしかありません。
「親なら子供に幸せになってもらいたい」と誰もが思います。
しかし、「あなた自身幸せですか?」と問われた時、99%の人は「NO」でしょう。
子供だって、幸せじゃない人から
「人生とはなぁ、こうやって生きるんだぞ」
と言われても半信半疑ですし納得いかないでしょう。
「子育てにお金がかかるの!あー忙しい」
と言っている親から一体何を学べばいいのでしょうか?
子供心に、「こいつら(親)の言うことを聞いていたら、こいつらみたいになってしまう」
と勘づくはずです。
だから、親は自分の無能さを隠ぺいするために、「こどもに金をかけ、金や権力で経済的支配する」だけなのです。
子供を心で諭せるようになることが、「お金のかからない子育て」だとは思いませんか?
そのためには、私たち親が成長し続けなくてはいけません。
成長とは何でしょうか?
常に賢くなること、そして毎日喜びに満ち溢れ、感謝と感激で包まれる人間になることです。
国家資格を取ったり、会社で偉くなることではありません。
社会のために有益な人となることです。
稲盛和夫が「利他の心を持て」と言いますが、これは「会社のために企業のために身を粉にして働け」とサービス残業を助長しているだけです。
本当に他人のために社会のために働くとは、納税することでもなければ、残業してでも業績を出すことでもありません。
「愛」を持ち、「愛」の存在になることです。(愛についてわからない方はこちらで学んでください)
子育てにお金をかけないためには、私たち親が成長する以外にありません。
私たちは完全ではありません。しかし、それを言い訳にして人生を生きていては、子育てすらままならないと肝に銘じて日々生きるしかないのです。
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