子育ての成功とは一体何でしょうか?
東京大学を卒業させることでしょうか?
医師や弁護士にすることでしょうか?
一流企業と呼ばれる企業に就職することでしょうか?公務員になることでしょうか?
有名スポーツ選手にすることでしょうか?
「産んでくれてありがとう!」
と子供から言ってもらう事ではないでしょうか?
では、そうするためにはどのように子育てをすべきなのでしょうか?
「自分の子供だけ」高い能力を身に着けさせれば良いのでしょうか?
「自分の子供だけ」高い見識と良識をみにつけさせれば良いのでしょうか?
世の中、世間一般の子育て論はここで終わりです。
「自分の子供が得する事だけ」身に着けさせているのが現在の子育て論ではないかと思います。
確かに、子供の能力を高めることは大切になってきます。
しかし、そのように教育することも大切ですが、「子供が出ていく社会」つまり我々が生きている、生活している社会そのものが、
悪や不正、嘘でまみれた社会であっては、どれだけ子供に教育しても、悪人たちに寄ってたかって攻撃されて絶望してしまうかもしれないのです。
ですから、子育てとは、子供自身の能力や道徳、良心を育てる一方で、善で満ち溢れた社会を大人が作っていかなくてはならないのです。
子供は敏感です。
親が普段、何気なく発する一言を良く覚えていて、「親が喜ぶことをしいよう。親を喜ばせたい」
と考えています。
ですから、テレビなどをつけっぱなしで、何気なく会話をしているとします。
父親「あの女優さんは目鼻立ちがハッキリしていて綺麗やなぁ」
「あんな高級料理食べたいなぁ」
母親「あの俳優は顔が小さくて背が高くてかっこいいなぁ」
「たまには、海外旅行でも行きたいわ。」
など何気なく子供の前で話したとします。
すると、子供は「お父さん、お母さんはこういう価値観を持っているんだな。両親から認められるためには、こういう条件を満たさなくてはいけないのだな」と無意識のうちに価値観として刷り込まれるのです。
なぜ、このような話をするのかというと、実際に私がそうであったからです。
人生における選択の場面で、必ず無意識のうちに、その選択基準が「両親からの影響」が出ます。
実は、その影響を、普段何気ない会話の中で見せてしまう両親の価値観、欲望について、子供は敏感にキャッチしているのです。
しかしながら、実際子供は両親が羨ましいと思うような人間にはなれません。
ですから、両親の価値観に対してコンプレックスを持ちます。
「なんで、もっと賢く、頭脳明晰に生んでくれなかったのか?」
「なんでもっと、背が高くなるように生んでくれなかったのか?」
「なんでもっと、目鼻立ちが整った顔に生んでくれなかったのか?」
と外見的なことばかり気にするようになるのです。
それはなぜか?
両親が「人間を外面で決めつけている」発言を無意識にしているからです。
それもそのはずです。
テレビ、マスメディアの目的は、無料でテレビ放送をして、番組をみてもらうついでに、CMつまり企業広告を入れます。
企業広告を見て貰うために、テレビ番組があるのです。
そして、企業広告代金を支払ってもらい、テレビ局は経営をしているのです。
ですから、テレビ側としては、庶民に対して「もっと買いたい」「もっと欲しい」「もっと贅沢したい」「なんか不便だな」「新しいデザインが欲しい」と思わせる演出をする必要があるのです。
電通戦略十か条をご存知ですか?
こちらのブログには電通といった広告代理店への批判が書かれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(電通戦略十訓)
電通戦略十訓というものがある。
1 もっと使わせろ
2 捨てさせろ
3 無駄使いさせろ
4 季節を忘れさせろ
5 贈り物をさせろ
6 組み合わせで買わせろ
7 きっかけを投じろ
8 流行遅れにさせろ
9 気安く買わせろ
10 混乱をつくり出せ
私たちは欲望さえ大きくさせなければ、必要以上に働かなくていい。
必要以上のものを消費するために、必要以上に働いている。
欲望の大部分はマスメディア、広告代理店によって作られる。
上の電通の標語は、まさに日本人の欲望を必要以上に駆り立て、狂わせるメッセージそのものである。
この欲望の螺旋階段から降りることが、必要以上に働くことから逃れるための一歩である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
「欲望を持つことがダメ」であるわけではありません。
人間は欲望がなければ、怠惰になって、それこそ全員ホームレスのようになり、現在の便利な文明社会を維持できなくなってしまいます。
「正しい欲望かどうか?」
「欲望に溺れていないか?」
が冷静に解っていないといけません。
つまり欲望が適正にコントロールできているか?
ということです。
例えば、原価500円のブランドバッグに100万円支払う人が現実的に存在してますね。
(110万円するエルメスのカバン。単なるトートバッグなんですけどね。)
(小麦や石油のように、先物取引の対象になっているエルメス、、単なるカバンなんですけどね。)
そして、ブランドバッグの原価について、修理屋さんがぶっちゃけています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(カバンの修理屋さんが激白「ブランド物=いい物を使ってるは間違いです」「エルメスはインチキ、グッチは出来悪すぎ」272コメント2013/11/23(土) 01:10)
カバンの修理屋さんが激白「ブランド物=いい物を使ってるは間違いです」「エルメスはインチキ、グッチは出来悪すぎ」出典:www.quadrega.com
●エルメス●
う~ん、疑問だな~。高価すぎですよ、いくらなんでも60万とか100万とか。インチキですよ。
それにさ、その値段なら生涯無料修理が当然です。修理に関し、どこで購入?って聞かれるそうです。ふざけるんじゃない!そんな高価ならチップでも革に入れこんでおいて、ピコピコとデーター入れておけばいいのです。トヨタなんかは、走行データーのロムの書換えを無料でしてくれますよ。
それとあのハンプみたいなポーチのファスナー?信じられないです。ウッドペッカーみたいに、野越え山越えで波打っている。日本製なら全部返品です。ファスナーもチープ。YKKさ~ん、早くエルメスにファスナーの意味教えてあげてよ。
●グッチ●
凄いメーカーです。たぶん、たぶんですよ、デザイナーが職人の話聞いてないと思う。それかトップダウンじゃないかな?
考えられない素材を無理矢理つけている。バンプーがメガトンヒットして調子こいているのかな?
簡単に言いますよ。出来悪すぎです!日本の輸入業者さん、よく確認し、ミスがあればグッチ社を叱って下さい。数々の修理の中でダントツです。それは普及数が多いので修理が多いのかもしれませんが…。
じゃあ何処が壊れるの?それはですね~、まず革が破れます。塗料が溶けます。裏地がほころびます。金具が壊れます。形状が崩れます。あれこれありますですです。
あまりに最新トレンドを追求するあまり、耐久テストや、職人の声など聞いてられないのでしょう。
●コーチ●
凄まじい耐久力です。グラブタンという、野球のグローブでバッグ作成したのですよ。
それにあの糸、あれはワイヤーですよ。ほとんど修理した覚えがありませんよ。お値段も適正です。
たださ、アメリカのハンバーグみたいでごつい!重いです。
●シャネル●
何をおっシャネルです。凄い人気ですね。
平素使うバッグに設計されていません。選ばれた方が、選ばれた場所で使用するバッグです。当然、あのソフトな革に耐久求めるのは間違いですよね。
●プラダ●
ナイロン、絶対高価過ぎです。裏地のほつれ、なんとかしてください。リュックの右のカブセは、ヘリ曲げを7ミリにして、テープのほつれ留めしてくださいよ。
それとさあ~、あの生地に硬いガラスの革使用するのは雰囲気ありますが、力布入れて下さい!
みんなお金貯めて買っているのですよ。私はメーカーに嫌われてもいいですが、お客様への対応をしっかり受け止めてください。壊れ過ぎです!
ところが、時々少量生産の皮革バッグを見ますが、恐ろしいほど綺麗で丁寧、モダンなのです。とても同じ三角とは思えないですよ。素晴らしい職人と大量生産の二刀流。
●ルイ・ヴィトン●
書けば本になるぐらいのバッグですよ。伝統・コンセプト・仕上げ、最高ですよ。
僕はユニクロ好きです。ブランドの中で、ユニクロで似合うバッグはこれぐらいですよ。
何故か?それはカジュアルなのです。プラダも良さそうですが、ヴィトンには負けます。
もちろんアイテムは多く、スーツに似合うタイガ、ドラえもんみたいな絵書く度胸も凄いですね。
67. 匿名 2013/10/31(木) 19:18:11
関連する職業の人から聞いたけど、エルメスのバーキンなんて原価百分の1くらいらしいです。
安すぎて皆信じないけど香水の原価は数パーセントでほとんどは広告費って言うし、ブランド物の原価なんてそんなものみたいですね。
社会的価値を維持するための価格設定にしてもエルメスはやりすぎだと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
カバン修理職人さんが、手加減したコメントしていると思いますが、エルメスの適正価格があるとしたら3000円そこそこでしょう。
実際の製造原価は1000円もかかっていません。
そのほとんどが宣伝広告費で使われているだけですから、ぼろ儲けですね。
では、どうやってこれらのブランドが商品価値を高めているかというと、テレビCMを打つのではなく、セレブや有名人にお金を支払って、プライベートで使用してもらう、何気なく、自然に有名人や成功した人が、その商品を選択して使っているという演出をします。
それを週刊誌やワイドショーで取り上げさせるという形をとり、さりげない宣伝をしているのです。
「あの芸能人が使っている財布は一体どこのブランド?」的なやりかたです。
(イルミナティのGACKTと嵐の松本潤)
(EXILE TAKAHIRO)
(ジャニーズの手越祐也)
(伊藤英明)
冷静に考えれば、芸能人が使っているから価値があるとか、品質が高いとは言い切れませんよね?
メーカーというのは、薄利多売をするために、材料原価を抑え、生産コストを抑制して、1円でも安く販売することで国民の生活を豊かにするという使命があります。
しかし、このブランド戦略というのはその全く逆です。
1円でも安く作り、1円でも高く売るために、「イメージ戦略」を駆使して、実際の価値の数千倍、数万倍の仮想の価値を植え付けて、暴利をむさぼる流通システムなのです。
これは私が耳にした話ですが、車の材料原価は百分の1だということです。
つまり150万円の車の材料原価は15,000円ということです。
では、メーカーは原材料費と製造コスト以外で、どこにお金を経費として使っているのか?というと、宣伝広告と、役員への給与へと流れているだけなのではないかということです。
その証拠に国内メーカーのトヨタは毎年、過去最高益の営業利益をたたき出していますね!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2019.11.12 企業・業界 最高益達成トヨタへ憤慨の声噴出…下請けは買い叩かれ業績悪化、“反旗翻す”機運 文=河村靖史/ジャーナリスト 【この記事のキーワード】日産自動車, トヨタ自動車, 東京モーターショー2019)
豊田章男・トヨタ社長(写真:AFP/アフロ)
業績好調のトヨタ自動車に対する怨嗟の声が広がっている。トヨタが11月7日に発表した2019年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算は、純利益が前年同期比2.6%増の1兆2749億円と過去最高となった。
米中貿易摩擦や原材料価格の高騰、為替の円高などの影響で、製造業全体の業績が悪化しているなか、「買い叩かれている」サプライヤーなどの取引先はトヨタの「1人勝ち」を忸怩たる想いで見つめている。
トヨタが発表した第2四半期の連結業績は、売上高が同4.2%増の15兆2855億円、営業利益が同11.3%増の1兆4043億円と、増収増益となった。
要因はさまざまだが、GM(ゼネラルモーターズ)やフォード・モーター、ダイムラー、日産自動車など、世界の自動車大手の業績が全体的に低調ななか、トヨタの成長は異例だ。
トヨタは日本、北米、欧州で新車販売が順調に伸びたのに加え、原価低減の効果もあって、売上高営業利益率が9.2%と、高水準を達成した。だがトヨタの高い成長の陰で、取引先にそのしわ寄せがいっている。
「仕入先とは一緒になってコストを作り込む活動を始めている」。
今回の業績発表の記者会見でトヨタの河合満副社長は、サプライヤーなどの取引先の経営改善を支援していることを強調した。しかし、取引先側の受け止め方は異なる。
あるサプライヤーは、
「トヨタの調達担当者は、ことあるごとに『自動車業界が100年に1度の大変革期に入り、自動運転などの先端分野での投資が膨らむ』と主張して、コストダウンを迫ってくる」と嘆く。
また「6カ月間で1.2兆円を稼ぎだす巨大企業から、『将来の生き残りに危機感を持っているのでコストダウンに協力しろ』と言われても」と反発する声もある。
ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2019/11/post_127531.html
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
「安く仕入れいて、高く売る。」から純利益が1兆円超える。
本来、「安く仕入れて、適正な値段で売る」これが正しい商売です。
しかも、トヨタは法人税を一円も支払っていないのです。
「外国子会社からの受取配当の益金不算入」制度を悪用しているのです。
トヨタが、5年間も税金を払っていなかった最大の理由は、「外国子会社からの受取配当の益金不算入」という制度です。これは、どういうことかというと、外国の子会社から配当を受け取った場合、その95%は課税対象からはずされる、ということです。← 経済論はいいからこういうことを書けよと思う。
— 欠片 (@haizara7) October 27, 2017
詳しくはこちらのサイトで解説してあります。
トヨタも採用した外国子会社配当益金不算入制度とは?外国子会社からの配当を95%非課税に! 投稿日:2019年1月9日
とんでもないインチキですね(笑)
ブランドとはインチキの事です。
しかし、世の中ではそれを曲解させて「ブランド=信用」としてしまっています。
「高価=品質が高い」と錯覚させているのです。
そして、大部分の大人たちがそのようにテレビを通して騙されているのです。
つまり、嘘を真実だと信じ込まされているのです。
大企業のために税法が作られているとしたら、庶民は怒ります。
庶民には大増税しておいて。
自動車業界やブランド業界はこのように悪事を平然と働いています。
しかし、実際、私たち大人が、これらの状況を知らない、もしくは甘受してしまっているのです。
これは明らかにインチキだという事に対して、何もなすすべなく傍観しているのです。
そのような「悪に対して無策な親、大人」をみて、子供はどう受け止めるでしょうか?
「不正をしてでも、大金をてにしたり、名声を手にすれば、人生は成功だ=幸せになれるんだ」
と錯覚してしまうに違いありません。
しかし、そのような方法で成功したとしても、その成功を維持し続ける事ができません。
ですから、更に不正を重ねていく、罪の上塗りをしていく人生になってしまいます。
そういう生き方以外の方法を子供たちに教えてあげることが、親や大人の役割ではないでしょうか?
そして、現実に戻ったとき、私たち大人、親が今日一日を、本当に世の中のためになるように生きているでしょうか?
何か、自分の身になるようなことをしているでしょうか?
単に、生活していくために、嫌々、義務的にサラリーマンとして人生の時間を提供しているだけではないでしょうか?
親が子供に生きざまを見せられず、どうやって子供が正しい生き方を学ぶことができるのでしょうか?
子育てとは「親が育っていなければ小手先だけのテクニックになってしまう」のです。
つまり、口先だけで、行動がともなわないものに、子供は見向きもしません。
確かに、子供を飢えさせないように生活費を稼ぐ必要は親にあると思います。
しかし、それ以上に、子供に
「どう生きたらいいのか?」を実際に示していくことができなければ、子供たちは世の中の価値観、テレビや学校、友達から影響を受けて、奴隷のようになってしまうのではないでしょうか?
私たち大人が親が、正しい生き方をしていかなくては子育てはできないということです。
その基準はRAPTブログにしかありません。
その具体的方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
RAPT有料記事301(2018年8月11日)仕事の中にこそ恵みがあり、幸せがあり、喜びがあり、生き甲斐があると悟りなさい。
RAPT有料記事375(2019年5月20日)どんなにテクノロジーが進歩したとしても、ロボットが天の文化・芸術を成すことは不可能だ。だから天の文化・芸術を成す人だけが、この世で絶大な影響力を持つようになるだろう。
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