四害駆除運動(よんがいくじょうんどう)
1958年から1962年にかけて実施された毛沢東が主導する中華人民共和国の大躍進政策において最初にとられた行動の1つである。
駆除の対象となった四害とは、すなわち、ネズミ・ハエ・蚊・スズメのことである。
①マラリアの原因となる蚊、②ペストを蔓延させるネズミ、③空気中に蔓延するハエ、④そして伝染病を媒介し穀物の種子や果実を食害するスズメ属、中でもユーラシアスズメを撲滅することを目的とし、中国共産党政府はまた、鳥は資本主義の象徴である旨を宣言した。
スズメを駆除することで生態バランスが崩れ、天敵のいなくなった虫が農作物を荒らすことに気づいた毛沢東は、スズメ撲滅運動の停止を命じて今度は「益鳥」として"名誉回復"し、対象をトコジラミに変更した
【要点】
2021年にとられたゼロコロナ政策で見られるように、この当時から中国共産党は、完全に作られた地球の循環システム、食物連鎖を無視した思想を実行し、蝗害(バッタの害)を受けて深刻な飢饉に見舞われています。
大躍進政策のための政策が間違っていたのか、『国共産党政府はまた、鳥は資本主義の象徴である旨を宣言した』とあるように、中国共産党の内政に目を向けないように、四害をでっち上げ、民衆の怒りや不満の矛先を逸らしていたのか分かりませんが、悪魔崇拝者が支配する社会において、人間は幸福にはなれないことを現わした政策だったことは明白です。
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『【毛沢東による四害駆除運動】国家ぐるみで大量のスズメ、ネズミ、ハエ、蚊を殺した結果、生態系が破壊され、4000万人が餓死 国際 2022年5月6日』https://rapt-plusalpha.com/42174/
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