「林文科相、公用車で「ヨガ通い」 週刊文春が報道」
性辞家だらけの世の中。)性治家はいないのでしょうか?
そして、事務方のトップが出会い喫茶に出入り。
どれだけ、日本のトップは性的にだらしなく、堕落しきっているのでしょうか?
実は、私も幼少の頃から教員を志望しており、いつかは学校の教諭になりたいと考えていました。
当然、教員採用試験は撃沈、不合格のまま、教員となる夢は潰えたわけですが、今から数十年前の教員採用試験の1次試験倍率は、軽く10倍以上超えていました。
私の同級生は「講師」をしながら、食いつないでおり、毎年教員採用試験を受験し続けていましたが、一向に受からない。
最終的に、講師でいいやと自由な生き方をして、今は何をしているか解らない状況です。
「講師は結構いい仕事」だと話していましたが、その理由を見てみると、教員の労務管理のレベルの低さ、分業制度が進んでいない、体育会系、旧日本軍のシステムが現代でもまかり通っていることがわかりました。
現代人、特に若者は分業になれています。
つまり、スペシャリストとして育てられている世代ですが、旧体制は「使い勝手の良い何でも屋」つまりジェネラリストを求めます。
こういった、働き方、世代間のギャップが、「学校教諭」という現場に亀裂を入れているのでしょう。
そして、「いくら給料をアップしても」問題は解決できません。
給料を上げるくらいなら、分業を進める、ワークシェアリングを進める政策が必要だといえます。
togetterまとめサイトから、現場の教師の方の記事を見ていきましょう。
・・・・・・・・(教員にも休む権利をください。16時間も学校にいる今の生活は異常です。まとめました。
私たち教員にも休む権利をください。人間らしい生活を送る権利をください。一日16時間も学校にいる今の生活は異常です。午後10時に学校に電話かけてくる保護者さん、「なんで○○先生はもう帰ってるんですか?」と、何故怒るのですか?午後10時に電話が繋がることに疑問は抱かないのですか
「先生は子どもがいないから親の気持ちわからないと思うけど、日曜とかに家でゴロゴロされてるよりは、部活にでも行けって思うわね」by非常勤ママさん講師
同じ教師でもこの考えがあるんだもの、普通の保護者ならそう思うよね。部活を無料託児所って。
学級経営も楽しい。生徒とふれあうのも楽しい。教科指導もやりがいがある。でも、部活だけは、本当に部活だけは、苦痛。仕事じゃないことで毎日のように保護者や上に冷たい目でみられて、神経すり減らすのは本当に辛い。
朝7時から1時間の朝部も、夕方定時以降の夕部もみーーんなボランティアだって、土日も強制ボランティアだって保護者の前で何故訴えたらダメなんですか。教えて下さい、教頭先生。ヒラがそんなこと言うな、おれがきちんと説明してやるって何で言ってくれないんですか校長先生。
部活ごときに人生潰されたくないと管理職に訴えても、訴えただけ爪弾きにあう。何も考えず、言われたことだけ忠実に行うロボットのような教師を量産したいらしい。
クラスに気になる生徒がいる。でも今は自分を保つだけで精一杯。「(教師を辞めて)その子を投げ出すのか」と、問われた。その通りだ。でも、辛い。誰も助けてくれない暗闇の中にいる。私はまだ3年目。甘ったれるなと言われるかもしれないが、先輩の助言が欲しい。余裕が欲しい。休みが欲しい。
苦しい、助けてと訴えたら甘えだと断罪されるこの国に生まれて、休むことに罪悪感を覚えさせられ、親が家庭を犠牲にすることは美談となる環境に育った子どもがどうなるかなんて、想像もしたくない
教員一人倒れても、他の教員がカバーすればいいから平気。教員二人倒れても、他の教員が頑張ってカバーすればいける。教員三人倒れても、他の教員が帰宅時間をさらに遅くしてカバーすれば心配ない。教員四人倒れても、他の教員が睡眠時間を少し短くしたら乗り越えられる。教員が五人倒れても…以下略。
今日もきちんと上に伝えた。「もうこれ以上部活やらせるなら年度末で退職しますのでよろしくお願いします」上は無言だったが、今後何度でも繰り返していってやる
・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
誰がこんな書き込みを見て、「憧れだけで学校の教諭になりたい」と思うでしょうか?
現代の就職活動生はこういった本音の口コミサイトを探して、慎重に職探しをしています。
ですから、今の大学生は非常に現実的で、頭がいい。
彼らは『一昔前のように、夢や憧れだけで入社して、偶々よい指導者や先輩に恵まれて、成長でき、上手く耐え抜くことができれば良いが、悪い上司や部署に配属され、うつ病になってしまったり、その他の病気になってしまったら手遅れである』と知っているのです。
つまり企業側、学校側よりも学生側のほうが、情報戦で勝っているということです。
「子どもが好きだから教員をやる」時代ではないのです。
さらに、根性論がまかり通る業界では、効率化、ディスカウント、ファーストフード、チェーンストアの時代に生きている現代の若者はその仕組みについていけません。
つまり「人情」で騙されて働かない世代なのです。
現代の20代、30代はとても賢いです。
余分なものを自分の見栄のために欲しがりませんし買いません。
「若者の◎◎離れ」についての調査サイトを見ていきましょう。
・・・・・・・・・(若者の車離れ、酒離れ、恋愛離れ…… 解決方法は「賃金を上げる、残業時間を減らす」「余裕がほしい」2018年02月23日 19時20分 キャリコネ)
若者の車離れ、酒離れ、恋愛離れ…… 解決方法は「賃金を上げる、残業時間を減らす」「余裕がほしい」
DeNAトラベルは2月23日、若者の〇〇離れに関する調査の結果を発表した。調査は10~70代の男女1184人にインターネットで行われた。
複数の「若者の〇〇離れ」の中から、感じているものを聞いたところ、
「車離れ」が33%で最も多かった。
次いで「新聞」(13.2%)、
「読書」「結婚」(いずれも7.9%)、
「お酒」(6.6%)の順に多かった。
また、若者自身が感じている「〇〇離れ」と中高年が感じる「〇〇離れ」には違いがあった。20代以下と30代のトップ3はいずれも「車」、「新聞」、「テレビ」だった。しかし40~60代以上では、トップ3に「お酒」「結婚」「読書」が入っている。
「40代以上の人たちは若者を物欲がない世代だととらえている」
若者世代である10~30代に「本当はやりたいもの」を聞いたところ、トップは「旅行」の15.8%だった。2位以降、「読書」(13.4%)、「車」(11.5%)、「恋愛」(9.6%)が続いた。若者が車離れや読書離れをしていると言われるが、実際にはやりたいと思っているようだ。一方、新聞を読んだり酒を飲んだりしたいと思っている人はほとんどおらず、名実ともに「離れ」が進行しているようだ。
「〇〇離れ」全体の原因を聞くと、20代以下と30代は、「収入の減少」がそれぞれ33.7%、30.6%でトップだった。一方、40代、50代、60代以上では「インターネット・スマホの発達」が1位で、「物欲の低下」だと感じている人も多かった。
同調査では、こうした認識の差について、
「若者たち自身は物欲がないのではなく収入が少ないから買うことができない、楽しむことができないと考えているのに対し、40代以上の人たちは若者たちを物欲がない世代だととらえていることがわかりました」
と指摘している。
「時代の変化を受け入れ、無理に解決する必要はないのではないか」
「若者の〇〇離れ」を解決するには何をすればいいか聞くと、「時代の変化を受け入れ、無理に解決する必要はないのではないか」といった回答が多かった。しかし、
【車離れ】お金の若者離れを解消する(30代女性)
【車離れ】収入面でも精神面でも余裕が欲しい(30代男性)
【結婚離れ】賃金を上げる、残業時間を減らす(20代男性)
といった声も寄せられていた。もちろん「〇〇離れ」そのものを無理に解消する必要はない。しかし、したくてもお金や時間がなくてできないということであれば、若者の置かれた状況を改善する必要があるのかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
【車離れ】お金の若者離れを解消する(30代女性)
【車離れ】収入面でも精神面でも余裕が欲しい(30代男性)
【結婚離れ】賃金を上げる、残業時間を減らす(20代男性)
これが真理だといえそうです。
無駄なものを手に入れるのが馬鹿らしいのです。
「偉くなっても、プライベートがなければ地獄だと感じる」
のではないでしょうか?
実際に、高級車を乗り回し、高級腕時計を身につけて、威張っているのはおじさんかヤンキー、チンピラくらいしかいません。
車は走ればいい。
時計は時間がわかればいい。
仕事は給料がもらえればいい、休みがしっかりしていて、定時上がりできればいい。
すごく、まっとうですね。
教員不足の自治体の対策はというとお粗末なものです。
広島県を見ていきましょう。
・・・・・・・・・・(広島県内35校で教員不足 授業できない学校も 5/15(火) 19:35配信 RCC中国放送)
広島県内の公立の小中学校など35校で、教員が決められた人数に達していない「欠員」の状態にあることがわかりました。
呉市では4月、授業を受けられない生徒がいた中学校もありました。
広島県教育委員会によりますと、県内の公立小中学校などを対象に調査した結果、35の学校であわせて38人が欠員状態になっているということです。
その内訳は非常勤講師が12人、臨時採用の教員が26人です。
このうち呉市の吉浦中学校では、1年生の国語と2年生の理科で必要な教員を確保できず、あわせて4クラス101人が4月分の授業を受けられませんでした。
5月からは、ほかの学年の教員が授業を行っています。
「生徒や保護者に心配をかけ、大変申し訳なく思います」
(呉市教育委員会 学校教育課・高橋伸治課長)
呉市教育委員会は、求人を出すなどして新たな講師を探していますが、このまま見つからなければ夏休みや冬休みに補習を行う可能性があるということです。
「今後、非常勤講師を早急に配置できるよう全力で取り組んでいきたい」
(高橋課長)
「由々しき事態だと思っている。生徒たちにしわ寄せがいくのはできるだけ避けていくことが望ましい」
(広島県・湯崎英彦知事)
湯崎知事は会見で、教員不足により授業への影響が出ていることに懸念を示しました。
広島県教委は、定年による大量退職に新規採用が追いつかないことが教員不足の原因だとしたうえで、「他の都道府県でも事情は同じため、教員の確保に苦慮している」と説明しています。
今後、学校現場での授業などへの影響を詳しく把握したうえで、教員の確保策を検討したいとしています。
・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
広島県教委は、定年による大量退職に新規採用が追いつかないことが教員不足の原因だとしたうえで、「他の都道府県でも事情は同じため、教員の確保に苦慮している」と説明しています。
「定年による大量退職に新規採用が追いつかないことが教員不足の原因」とトップが明言していますね。
思いっきり管理する側の教育委員会がズレまくっています。
教育委員会は
「定年退職された世代のように、馬鹿みたいに無駄な長時間労働をしてくれる、時代遅れの人材を採用しなくてはいけない」
のではないでしょうか?果たしてこの時代にそんな人材がいるのでしょうか?
根性だけの人材は既にこの世に残っていないのです。
過労死自殺や労災、うつ病などの報道を隠し切れない時代になり、若者の働き方に対する考え方が大きく変わってきました。
ここで提案をいたします。
労働環境は以下の通りに変更することで、人手不足は解消できるのではないでしょうか?
・・・・・・・(以下提案)
・時給を4000円にして、1日6時間労働を2交代制度のシフト制にする。(早出6時~12時 日勤 9時~15時)
・雑用は事務員を配置、または、教員免許保持者を事務員として配置するなどして、コネ入社してきた、ズレた学校事務職員を絶対に配置しない。
・部活指導は、廃止して地元の実業団からコーチとして来てもらう。
もしくは、部活動を教育活動とするなら、部活動指導専門の体育教諭、文科系教諭を別枠で採用し
部活指導教諭という枠で変則勤務15時~19時、土日の指導に当たらせる。
・タイムカード制を導入、社労士を常勤させ、徹底した労務管理を行う。
・上司が部下を評価する仕組みでなく、部下が上司を評価する仕組みを導入する。
・主要3教科(数学、英語、国語)教諭は給料1.25倍にする
・生徒指導は教育委員会からの出向業務にする。
・・・・・(以上)
このほかにもこまごまとしたものはあると思います。
要するに、教員をもっと「割り切った仕事」「マクドナルドのようなチェーンストア」のように分業、効率化していけば良いのです。
突拍子もないことを書いているように見えますが、こういった大胆に改革していかない限り、人手不足は解消しません。
もともと、文科省のトップは性欲に溺れ、「俺は東大いけたから、勝ち組だ」くらいしか利己的考えを持っていませんから、現場の先生の苦しみや組織としての退廃は見えていないのでしょう。
これなら、ネットやスマホで勉強すればいいだけの時代が来てしまいます。
10年後に無くなる職業は学校の教員なのかもしれませんね。
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