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世間での父親像とは?

2017年06月29日 | 人生を変える方法
今回は、世間での父親像について、少し書いて行きたいと思います。

端的に話すと、家庭において父親の役割は、生活費を稼ぐこと以外ありません。
妻、子どもを養うために必要なお金を稼いでくる。
ですから、実際、子育ては母親の仕事となります。
夫婦共稼ぎといえど、子育ては協力する程度で、母親が圧倒的に向いています。
最近では、子育てができない母親もいるらしいですが、男性よりは上手いと言えるでしょう。
ファザーリング=パターナリズム
規律、基準

マザーリング
が語られます。
現代では、マザーリングが強すぎる傾向があります。
マザーリングは共感、同調、迎合という意味合いがあります。
極めて感情的、感覚的な姿勢です。
そして、感情、感覚は人それぞれなため、個人的個別的で利己的なものになります。

しかしながら、社会に出る、つまり、学生という庇護から外へ一旦出ると、パターナリズムの嵐です。
ルールがあり、それを徹頭徹尾遵守することが求められる、企業奴隷になります。
それが嫌な人は、起業するのですが、社員を雇った段階で、社員に好き勝手働かれても困るため、組織運営のために、ルールを作り、ルールの上で仕事をしていくしかありません。
ゆとり教育では、善悪分立させず、ある程度自由過ぎるくらい自由にさせ、個性を伸ばす方針を進めた感がありました。
しかし、その結果、やる子とやらない子に真っ二つに分かれ、厳密には、2-8で分かれました。
やる子は20%.やらない子は80%です。
結果として、やらない風潮になります。

話が逸れました。
父親の役割は、善悪分立させることです。
曖昧さは許さないこと。
しかしながら、父親自身が酒やタバコ、ギャンブル、スマホゲーム課金、風俗、不倫、浮気、仕事や趣味に没頭し家に居ないなど、堕落している場合、そのような人間の善悪分立に、誰が聞く耳を持つでしょうか?
つまり、人間としての軸が無い人の価値観は所詮口だけであるため、当然、そのような人間の言葉に誰も耳を貸してくれません。
仮に耳を貸してくれても、それは建前が上手くなるだけ、その場だけ凌げる程度でやっているというだけなのです。

つまり、父親として父親像として何が必要なのかと考察すると、
『正しい生き方、真実の生き方を追求しているということ、または、正しい道を知って居て、それを実践しようと日々何よりも優先して努力精進している生活態度

であると言えます。
子どもは感情的ですが、ある時は非常に理知的で打算的な時もあります。

イクメンやら何やら、母親側に擦り寄るあり方をメディアが牽引して必死に作って来ましたが、ひょっとすると、母親が加担して作ったのかな?とも考えられます。
母親が父親を建てなければ、情だけで生きる、獣以下の存在になってしまう、

『日々、平穏無事を望む生き方から、欲望を叶える、満たす事に人生の意味がある』と考えてしまう大人に育ってしまうかもしれません。
世間の父親像を見ていて、父親はもっと条件を立て努力し続けなければいけないと考えます。
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