室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

刺激か、ストレスか・・?

2006-03-08 18:29:49 | Weblog
 知人のジャズ・ヴォーカリストが”膠原病”で医者に「ストレスがかかるから、ライブなどやってはいけない!」と言われたそうだ。
 ”ストレス”とは、何か?確かに、練習や集客、打ち合わせ他、雑用はどれも”ストレス”と言えば”ストレス”。でも、それも”愉しみ”と言えば”愉しみ”であり、気分転換の効果も、達成感、幸福感も得られる。何よりも”生き甲斐”になる。”ストレス”を避けて”生き甲斐”を捨てるか、”刺激”を求めてリスクを背負うか?難しいところだ。
 「小さい時に、死に損なうと長生きする」と子供の頃、よく母に言われた。私は乳児期に点鼻薬の事故から死にかかった事があるらしいのだが、お陰様で極めて丈夫。かなりタフにできている。危機的な状況の岐路に立ってみないと、分からないが、私は”刺激”が自分を元気にしてくれる気がする。”刺激”も度合いに因る。”ストレス”も度合いに因る。そして精神的な要素が多い。
 イベントをすることでの”ストレス”。何もしなくて詰まらない”ストレス”。どっちみち生きているだけで”ストレス”はあるのだから、やっぱり「同じアホなら踊らにゃ損々」と思うけどなあ。