人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

最強の1人営業と「タイヤ」を考える!

2015年08月15日 | タイヤビジネス
お盆の15日16日 
今日と明日タイヤイマージン本店は
1人だけの人員配置という最強の布陣にしている。

毎年なぜか 14~16日のお盆期間は
ほとんどご来店がないからです。
御用がないのはタイヤ部門だけで
隣のキーパープロショップ岐阜店はパートさんを含めて
6名が忙しそうに動き回り 

行動確認カメラを眺めると スゴウ店も
PITに2台が入庫してコーティングの最中のようです。
ようするにタイヤ本店だけが
仲間はずれのようにヒマなのです。 

人間とは相反する二つの要素を使い分けます。
人となるべく同じでありたい気持ちでありながら
人が同じ服を着ているはイヤだと思う。

同質性と異質性という複雑な心理を内にもっています。
好きだからこそやきもちを焼いてしまう。

人はやっかいです あれこれ考えるより
植物の世界を知ると 目から鱗が落ちます。

愚かな自分に 嫌気がしたときこの本をお薦めします!




                                          

「なぜ タイヤ販売が季節的偏りが強いのか?」

こうした疑問が ここ数年ますます強くなり
自分なりに結論を導き出しています。

前回は年間販売本数1万本という数値から
夏タイヤ・スタッドレスタイヤ比率と
月別売上げ変動という数値を元に分析を行ないました。

今回は心理学的アプローチを駆使して
タイヤの売れ行き変動を解析してみたいと思います。
使用するのはスーパーコンピューターではなく
ぬかみその詰まった私の頭です。


「タイヤ」とは何か?
もちろん製品としてではなく 
販売店の立場でもなく
あくまでもお客様の立場から「タイヤ」とは何か?
を考えるから心理学・気分を忖度します。


電話もならず お客様も来られず 業者の訪問もない
ヒマな事が確実な狭い店舗は 
最高の考える場になっています。


人々にとって「お盆」とは
お墓参り・帰省・家族サービス・休日といった
非日常を味わう期間です。 
混雑するのはわかっていても 
大勢の人が群れているレジャースポットへ足を運び
家族水入らずの時間を共有する「時」なわけです。


自動車を使って故郷へ 
家族でちょっと出かけてお寿司でも食べよう。
多くの家庭は そうした目的を持った期間です。

「目的」に対し それを実現する手段が自動車や電車などで
タイヤは脇役のまた脇役にすぎません。
「お盆に出かける用事があるから 前もって交換しておこう。」
ほとんどの人がこう考えられます。
その結果 お盆に営業してもタイヤ販売はたいした本数は売れません。 となるのです。
それなら休めばいい という考えも当然出るわけですが

心理学からみると「目的」と「手段」の使い分けを
お客様は上手に行なっている。
タイヤの出費は家計にとって馬鹿にならない
だからスタッドレスに交換する時期か
春タイヤに交換する時期に 新品に交換することで
計画的な出費として計算できる。
こう考えられている人が多数なのです。
心理学でいう防衛反応です。
突然の出費というアクシデントでなく
コントロールされた出費項目にちゃんと「タイヤ」が計上されているのです。

これがタイヤ販売の偏りが起こる真因だと思えます。




それでもサービス業 たった1人のお客様でも
「パンクして困ったがやっていて良かった」
こうなるかもしれません。
結局 最強の1人営業は自己満足なのです。

効率を優先するなら休業でしょうが 
ローカル商売は効率よりも 
高感度が大切です。

たった1人で 店を切り盛りすることが
最強に高感度を高めることが出来るのがヒマな時期のありがたさです。
繁忙期の1人営業は逆に高感度が下がります。
手数が少なければお客様を待たせてしまうからです。


「時」に応じて動きを変えることで
スモールタイヤ商売の全容が観えて
適材適所と人員の配置移動で 
コストを吸収することが可能となりました。

本日のオペレーション
1:6:2  タイヤ本店1 KPS6 スゴウ2

本店の1は私でした。



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