捨てる神あれば拾う神あり スモールタイヤ商売！

本当にありがたいなぁ～不思議だなぁ～と思うのが
創業から２７年目を迎えている小さなタイヤ屋のスモールタイヤ商売です。
開業からただの一度もチラシ・広告をしたことがないにもかかわらず
また不思議とお客様が来てくださり　
スタッドレスを注文してくださり
取り付け待ちの　予約タイヤが倉庫に積みあがってきました。



昔ながらタイヤ屋として「売って付ける」という当たり前のことをやっているだけです。
ＩＴによってタイヤもネット購入が増えたり
店舗によっても効率重視の為に持ち帰り販売が増えたり
商売を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。

しかし今年も少なくないお客様から多数のご予約をいただけるのは
ずっと変わらないやり方とスタッフに　
何かの良さを感じていただいているわけでしょうから
有り難いこと　ありがたいことです。

古い小さな店は捨てられて省みられず　
お客様は　新しく出来たお店へ行かれるはずです。
でも　そこでは購入されずわざわざ弊社で買ってくださるのですから
「捨てる神あれば拾う神あり」というのは　まことに真実です。
世の中には不思議がいっぱいです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





弊社のタイヤ商売は　創業来のベテラン４人が受け持ちます。
来春にはスゴウ店から臼井君が新キーパープロショップの店長に異動しますから
喩えて言うなら　磨り減ったタイヤロートル４人衆と言う事になります。
それが乗っけているのは　車体でなく車美容業という新業態です。
磨り減ったタイヤロートルの残り溝は６５歳を一つの基準とすると
私が残り１．０ミリ　武藤君が残り１．４ミリ　伊藤君が残り２．０ミリ　上村君が残り２．２ミリ
１ミリを年数化すると１０年　１４年　２０年　２２年後が６５歳到達年数です。
手が痛い腰が痛いと不具合と上手に付き合って行く年齢です、
しかし　長年の経験に裏打ちされた安心感を
お客様は抱いてくださるのでしょうか　ありがたいことです。



テレビ放映中の「下町ロケット」の２ガウディー計画が届きました。
ロケットを飛ばすための基幹部品を製造して納品する主人公の中小企業と
車美容業を立ち上げて発展させようともがく零細タイヤ屋
その気概だけは似ています。
・・・・・・・と思います。