時代の変化は お客様の意識の変化でもあります。
その変化は私たちにも 対応の変化を求められます。
10年以上前
アパートに住む人や保管場所に難がある人を対象に
「タイヤの預かり」というサービスが普及し始めました。
タイヤディラーから始まり ブリジストンの直営店もそれを始めると
オートバックスさんやイエローハットさんが追随し
「タイヤを預かる」商売は広がって 一定のお客様の支持を得ているようです。
タイヤ専門店イマージンはこのサービスに参入しませんでした、
「みんながするから する」と言うのは「赤信号みんなで渡れば怖くない」と同じで
少数派の弱者を自覚する我々は 今後もしません。
タイヤ専門店イマージンは 「会話をしてタイヤを販売し取り付けする店」と定義しているからです。
タイヤ預かりサービスは「囲い込み戦略」と呼ばれ
お客様を自店に釘付けして他店に販売機会を与えない作戦です。
こうした変化に対応しなくて
業績が悪化したと言えば「変わらないよ、逆に良くなった」と言えるから不思議です。
もし 私たちが競争心に溢れていて 「タイヤ預かりサービス」をやっていたらどうなっていたか?
多分 業績の急激な悪化に見舞われていたと推測します。
繁忙期に「預かり入庫する 出庫して取り付ける」作業をすることに忙殺され
タイヤの販売どころではなくなってしまうからです。
弱者の身の丈を越えたサービスはしなかったから良かった!
また 「お客様を囲い込む」とは上から目線の物言いです、お客様に対して失礼さを感じます。
「お客様は神様です」という意味は
お客様はすべて神様のように尊べ、と言うのではなく
「お客様(人間)は神様の多様性の表現なので 多種多様の価値観がある」と理解すると
私たち商売を営む者は
多様な価値観の中から「選択をする」ことの必要性を強く感じます。
選択と集中して特化したのが タイヤ専門店イマージンです。
「タイヤを預けた」人が
全て預けたところでタイヤを購入されているわけではありません、
預けるところと 購入するところが違うお客様も多数おられます。
当店もその恩恵にあずかりました。
オートバックス・イエローハットさんで預けたタイヤを持ちこまれて新品に交換され
外したスタッドレスをまた預けに行かれたお客様が 数多く居られるのです。
私たちにすると身の光栄ですし
預かりをする店にすると囲い込み戦略の破綻となります。
保管料は入ってもそれ以上の付加価値の取りこぼしとなります。
当店は 販売してタイヤ屋本来の利益をいただきました。
これも他店様のヘタ打ちのお陰です ね。
昨年から お客様に「オールシーズンタイヤ」に対する関心度が高まっているのを感じます。
今日も グルメガイドブックで有名なミシュランのオールシーズンタイヤが装着されました。
私は以前 「オールシーズンタイヤ」に対する否定的な意見をブログへ書き込みました、が
お客様の意識の変化を感じています。
その要因としては 積雪降雪の減少が根っこにあるようです、
「スタッドレスタイヤを購入しても活躍する積雪がない それならオールシーズンタイヤ」で
兼用した方が 金銭的な負担も少なくて済む、そのうえタイヤを預ける必要もない
一石二鳥だ。」
こうなるとタイヤ専門店として肯定し
推奨できるタイヤを目利きしなければなりません。
玉石混合の中から 信頼できるオールシーズンタイヤを奨める任務です。
既に先月から3台に装着して
オールシーズンタイヤならミシュランという流れが始まった気配を感じます。
数が増えたオールシーズンタイヤの中で本流となりそうな感じです、
ありがたいことです、最初は小さな一滴から川は始まります、
無数の一滴を集めて本流となるか
また積雪が増えてスタッドレスタイヤの必要性が見直されるか
流れを見極めていかねばなりません。
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