JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

鈴本夏休み親子寄席

2009-08-31 | 落語
Hero-Nを誘ってデート。
鈴本演芸場の親子寄席に行ってきました。(初)
3年生にもなれば子供向けならイケるでしょう。
仮面ライダーディケイドの最終回はしっかりビデオに録画して・・・

Hero-Nの落語体験は1年生の時の学校寄席。
その時の好感触だったのでいづれは連れて行ってやろうと思っていたのです。
幼稚園の頃からオヤスミ前のお話で落語聞かせといた甲斐あり。

鈴本夏休み親子寄席

鏡味 仙三郎社中 「太神楽曲芸」
柳亭 市馬     「芋俵」
ダーク 広和    「マジック」
橘家 文左衛門  「青菜」

子供向けの寄席は当然いつもと様子が違う。
長年同様の芸をやり続けてくれている鏡味の曲芸。
いつも安心して楽しませてもらうのだけど。
いつもならお年寄りからの感嘆の声が、
今日は子供たちがアチコチから
「スゲーッ!」
「何であんなこと出来んの!」
何だかこちらまで新鮮な気持ちでハラハラして見ていたり。

根多出しの今回のプログラム
「芋俵」は男の子の大好きな尾篭ネタで、これは大丈夫でしょう。
問題は「青菜」
今の子は童謡の「牛若丸」(京の五条の橋の上)だって知らない。
事前にHero-Nに牛若丸と弁慶のエピソードを仕込んでおく。

多分解らない部分も多いんだろうけど、子供たちの受けは上々。
植木屋が付け焼刃で建具屋相手にお屋敷ごっこでの失敗の連続に足踏鳴らしてウケまくっている。こっちまで嬉しくなる。
Hero-Nも後半は爆笑の連続。
隠し言葉の落ちはやはり難しかったようで終わったあと解説。
「刀を999本取る話じゃなかったね。」
そう、アレは知識としての仕込みだかんね。

橘家文左衛門は初見になる。ひょっとするとかな文の時に聞いているかもしれないが。前座の記録は取っていないので・・・
立派な真打ちになっていました。

マジックのダーク広和も初見。
最初、女性スキャットの「寿限無」に乗せての手品。この曲がなかなか良い。
手品は古き技術の物で地味でマニアックだけど、寄席では良いひざ代わりになっているんでしょう。

特に子供衆に解りやすく解説があったりするのかと思ったら、そんな事はなく普通の寄席のように進行する所は好感。
こんなもの決して勉強じゃねぇんだから、興味が沸いたら自分で勉強しましょう。

終演午前11時。極めて健康的。

来年も都合が付けば行きたいね。

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