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結局ブラザーズクエイの長編に挑戦する。
「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」2005年 英・独・仏 監督:ブラザーズ・クエイ(ティモシー・クエイ、スティーヴン・クエイ)
美しい歌姫マルヴィーナ(アミラ・カサール)は、オペラ演奏会の最中に天才科学者ドロス(ゴットフリード・ジョン)によって誘拐され、孤島に建つ彼の邸宅に軟禁されてしまう。一方、ドロス博士の邸宅に招かれたピアノ調律師のフェリスベルト(セザール・サラシュ)は、そこでピアノではなく奇妙な自動機械演奏人形の調律を依頼される。そんなある日、彼は海辺にたたずむマルヴィーナと出会い、心惹かれるのだったが…。
とても前衛的かつ退廃的でついて行くのが大変。
歌姫を誘拐軟禁して自動機械演奏人形として永遠の歌を歌わせるだなんて狂気の筋書き、東欧版江戸川乱歩。このストーリーを知っちゃ見に行かないわけには・・・
まぁ、よく頑張って眠らずに見終えた、と・・・
お得意の人形、自動装置。アニメと実写を融合させて描く。
オートマトン(自動装置)のきこり人形はお馴染みの造形。「材木だ!」と叫び、木を切り倒そうとするが、間違って自分の足を切る。血が流れ血溜まりができる。その後はまた最初から同じことの繰り返し。
オートマトン同様、ブラザーズ・クエイの脚色には緻密な計算がある。・・・に違いない。よく解んないけど、きっとそう。
実写の俳優の方はというと
美しいアミラ・カサール。
膝小僧。囚われの身になるに充分の美貌。
病的なまでに痩身の調律士セザール・サラシュ。
狂気の存在感、ゴットフリード・ジョン。
この人何かで見たことあると思ったら「007ゴールデン・アイ」に出ていた。
アサンプタと呼ばれる娼婦あがりの肉感的家政婦。
そしてオペラを題材にして進む物語。6人の庭師の存在が演劇的で面白い。
しかし、やっぱり難解には違いない。1度見ただけではどうにも・・・、但し2度3度見て理解できるかというと・・・?
理解しなくても感じる事ができれば良し。ただ、長編なのでまた劇場で見るというのも辛い。
ブラザーズ・クエイは短編をDVDなどで何度も鑑賞して味わうのが一番良さそう。
それより、ブラザーズ・クエイがこの作品を作るにあたってインスピレーションを得たという「モレルの発明/アドルフォ・ビオイ・カサーレス」と「ロクス・ソルス/レーモン・ルーセル」
これは読んでみたい。やっぱり眠るかしら・・・
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「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」2005年 英・独・仏 監督:ブラザーズ・クエイ(ティモシー・クエイ、スティーヴン・クエイ)
美しい歌姫マルヴィーナ(アミラ・カサール)は、オペラ演奏会の最中に天才科学者ドロス(ゴットフリード・ジョン)によって誘拐され、孤島に建つ彼の邸宅に軟禁されてしまう。一方、ドロス博士の邸宅に招かれたピアノ調律師のフェリスベルト(セザール・サラシュ)は、そこでピアノではなく奇妙な自動機械演奏人形の調律を依頼される。そんなある日、彼は海辺にたたずむマルヴィーナと出会い、心惹かれるのだったが…。
とても前衛的かつ退廃的でついて行くのが大変。
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歌姫を誘拐軟禁して自動機械演奏人形として永遠の歌を歌わせるだなんて狂気の筋書き、東欧版江戸川乱歩。このストーリーを知っちゃ見に行かないわけには・・・
まぁ、よく頑張って眠らずに見終えた、と・・・
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お得意の人形、自動装置。アニメと実写を融合させて描く。
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オートマトン(自動装置)のきこり人形はお馴染みの造形。「材木だ!」と叫び、木を切り倒そうとするが、間違って自分の足を切る。血が流れ血溜まりができる。その後はまた最初から同じことの繰り返し。
オートマトン同様、ブラザーズ・クエイの脚色には緻密な計算がある。・・・に違いない。よく解んないけど、きっとそう。

実写の俳優の方はというと
美しいアミラ・カサール。
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病的なまでに痩身の調律士セザール・サラシュ。
狂気の存在感、ゴットフリード・ジョン。
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アサンプタと呼ばれる娼婦あがりの肉感的家政婦。
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そしてオペラを題材にして進む物語。6人の庭師の存在が演劇的で面白い。
しかし、やっぱり難解には違いない。1度見ただけではどうにも・・・、但し2度3度見て理解できるかというと・・・?
理解しなくても感じる事ができれば良し。ただ、長編なのでまた劇場で見るというのも辛い。
ブラザーズ・クエイは短編をDVDなどで何度も鑑賞して味わうのが一番良さそう。
それより、ブラザーズ・クエイがこの作品を作るにあたってインスピレーションを得たという「モレルの発明/アドルフォ・ビオイ・カサーレス」と「ロクス・ソルス/レーモン・ルーセル」
これは読んでみたい。やっぱり眠るかしら・・・
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