JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

阿佐ヶ谷 JAZZ STREETS 2008

2008-10-27 | 音楽
いつも駅とラピュタを往復するだけだけれど、この街はお店やらけやき並木やら何だかとっても楽しそうに思えます。数十年若ければ遊びに事欠かないかな。
パールセンターに飾られた懸垂幕でこのイベントを知り、10.25パスポートを前売りでGetして覗いてきました。

JAZZが好きと言っても、もう最近は積極的に聞きにいくスタイルから気ままに流れて耳に入ってくるBGM扱いの楽しみ方ばかりでしたので実に久し振りって感じ・・・

ストリート会場14
阿佐ヶ谷駅南口駅前広場噴水前

12:00~
HIBI★Chazz-K
ひび則彦(ss)・濱田亜矢子(as)・筒井洋一(ts)・小仲井紀彦(bs)・竹下宗男(ds)



JAZZをメインに、世界へ「音楽の架け橋」を・・・
安全第一の作業着ヘルメットスタイルのストリート・ジャズ
お馴染みのスタンダードをご機嫌なハッピー・ジャズにする大道芸的。
幅広い選曲がハッピー
「セント・トーマス」、「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」、バド・パウエルの「クレオパトラの夢」「シング・シング・シング」「キャラバン」ウェザー・リポート「バードランド」チック・コリア「スペイン」、「コーヒー・ルンバ」など・・・

ベースいらずのバリトン・サックスが渋い。


ステージから降りてパフォーマンス。

現場監督(リーダー)のみノーヘルで作業服でもミュージシャンっぽいたたずまい。安全第一で願いたい。

ストリート会場18
杉並区役所前
12:00~
都庁スウィングビーツの演奏が終わると
この日ジャズウォークのニューディキシーモダンボーイズが登場(TOP画像)

まさに高木のけやき並木がJAZZ色で染まります。

パブリック会場8
河北総合病院看護専門学校講堂
14:00~

黒船レディと銀星楽団

軽やかにスウィングするキュート・ヴォイスとHappyなサウンドが魅力。
スウィング・ジャズや古き良き時代の流行歌のカヴァー、ユニークな世界観を盛込んだオリジナル曲・・・

事前にちょっと調査していたけど、想像以上に萌え。
古き良き時代の流行歌って戦前歌謡曲じゃないの。
この日は「街からの手紙」が聞けた。知らんよ、そんな歌。
怪しげな赤い帽子にチャイナっぽい服(トップ黒、スカート赤)の出で立ちで歌う年齢不詳レディ。
歌詞はブリブリ。
歌うときの幸せそうな顔と伴奏時のクールな表情のギャップが良い。一種のツンデレか?
おじさん、けっこうメロメロ。
多く聴くと若干飽きが来るかもしれないが、3,4曲なら清涼剤効果抜群なのでいろんなジャズ・フェスに登場して活躍して欲しい。
バックのギターやベースも名前の通り怪しげ(ソルトリバー伯爵とかクリスタル卿とか名前を付けて遊んでます)でよろし。
「On the Sunny Side of the Street」「Doodlin' Song」
オリジナル代表曲「古本屋のワルツ」や「いちばんほしいもの」など。

自主制作DVD-Rを購入。

パブリック会場3
細田工務店
15:30~

大橋美加(vo)+松尾明トリオ《岩見純三(g)・緑川一男(b)・松尾明(ds)》
「ジャズで旅するシネマの世界」

松尾明トリオで「サヴォイでストンプ」他1曲のあと大橋美加登場。
このおばさん、自分の知り合いによく似ている人がいるので恍惚の表情で歌われると妙に可笑しい。
ラジオ番組も持っているくらいだからトークがめちゃくちゃ流暢。
音楽は古い映画音楽中心。トークは近年の映画情報。このシネマトーク、見たことない作品ばかりでよく解りません。
「ジョージア・オン・マイ・マインド」「ス・ワンダフル」「バイバイ・ベイビー」「虹の彼方に」など・・・

パブリック会場5
産業商工会館
17:00~

峰厚介「フォーサウンズ」
峰厚介(ts)・板橋文夫(p)・井野信義(b)・村上寛(ds)

積極的にライブハウスに行っていた頃はこの手のJAZZによく行ったので久し振り、懐かしい。
年をとるとこういうのより黒船レディとか言い出すんで申し訳ない。自分よりうんと年配のミュージシャンが20年前と変らぬ健在ぶりで熱く演奏するので頭が下がります。
特に板橋文夫はピットインでソロを見てから20年以上経つけど、変わらぬというよりますます狂気化したオジジになられて・・・
メンバー紹介でリーダーの峰厚介を紹介するも何言ってんだか解らない。峰厚介が通訳してました。
ブー化の進む井野信義をフーチュアしたチャーリー・ヘイデンの曲がカッコ良かった。

ストリート会場14
阿佐ヶ谷南口駅前広場では
ビッグウイングジャズオーケストラ。薄暗くなってよいよジャズのお時間って感じ。


パブリック会場1
杉並第一小学校体育館へ行くと

佐藤恭子リトルジャズオーケストラの終盤。

10分休憩後

スーパージャムセッション
パブリック・ストリート会場出演のミュージシャンが一同に結集。阿佐ヶ谷ジャズストリートならではのセッションで圧巻のフィナーレへ!
司会:野口久和

若手とベテランのセッション。会場が小学校ってこともあり何だか学園祭みたいになってきた。
銀星楽団からソルトリバー伯爵登場。
楽団自体はこのセッションに加わると違和感あるけど、彼はJAZZプレイヤーとしても活躍しているよう。

流石に1日疲れたので少し寝た・・・

まだまだ、このあと別料金のバラエティ会場22箇所でジャズ・ライブが行われる。
少しお酒を飲みたかったのだけど、疲れたのでやめる。

しかし、街中にJAZZを演奏する場っていくらでもあるんですね。

まったく楽しい街ですな。夏には七夕もあるし。

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