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「鈴木清順 再起動!」
「東京流れ者」1966年 日活 監督:鈴木清順
かつて”不死鳥の哲”と呼ばれた哲也も今は堅気の身。しかし、やむなく大塚組との抗争に巻き込まれて・・・。アヴァンタイトルから決まりまくったショット、ポップな色使いの美術、アクロバティックなラストの銃撃戦と清順美学全開!ハードボイルド、コメディ、任侠もの、ミュージカルとジャンルを横断するストーリーが、一度聴いたら忘れられない主題歌に乗せて展開する、海外でも人気の高い傑作。
彩度を強調したモノクロ画像のオープニング、大塚組ボス(江角英明)の黒眼鏡、黒い顔と叩きのめされた哲の白っぽいスーツのハレーション。
水色のスーツで逃走する哲。スーツの色はやがてベージュとなりホワイトとなる。それに合わせた舞台演出の色彩、清順お得意の・・・と言ったところですね。
ボスに忠実に従おうとする純粋な青年と腹黒く裏切るボスという図式は保たれる。
ミュージカルの色合い部分、渡哲也の「東京流れ者」が繰り返し繰り返し歌われ、ちょっと辟易。あまり良い歌とも思えず・・・。
ふくよかな顔立ちだった松原智恵子のクラブ歌手もミスキャスト。哲を慕うお譲さんで留まれば良かったんでしょうが、大人のイメージのクラブ歌手というのは早すぎたのでは?可愛いんですけどね・・・。歌は吹替えですよね。
スタイリッシュなアクション映画としての見所は多々あれど、渡哲也と松原智恵子の歌が邪魔して、残念。
テーマ曲をカッコ良く感じ、痺れる事が出来れば良いのでしょうが、私はダメでした。
匿われたキャバレーで米軍兵士たちと大乱闘になるドタバタ部分(哲がグラマーなヌードダンサーに言い寄られる
)が良かった。
若き日の川地民雄(蝮の辰)の胡散臭さはここでも健在。
シネマヴェーラ渋谷
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「東京流れ者」1966年 日活 監督:鈴木清順
かつて”不死鳥の哲”と呼ばれた哲也も今は堅気の身。しかし、やむなく大塚組との抗争に巻き込まれて・・・。アヴァンタイトルから決まりまくったショット、ポップな色使いの美術、アクロバティックなラストの銃撃戦と清順美学全開!ハードボイルド、コメディ、任侠もの、ミュージカルとジャンルを横断するストーリーが、一度聴いたら忘れられない主題歌に乗せて展開する、海外でも人気の高い傑作。
彩度を強調したモノクロ画像のオープニング、大塚組ボス(江角英明)の黒眼鏡、黒い顔と叩きのめされた哲の白っぽいスーツのハレーション。
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水色のスーツで逃走する哲。スーツの色はやがてベージュとなりホワイトとなる。それに合わせた舞台演出の色彩、清順お得意の・・・と言ったところですね。
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ボスに忠実に従おうとする純粋な青年と腹黒く裏切るボスという図式は保たれる。
ミュージカルの色合い部分、渡哲也の「東京流れ者」が繰り返し繰り返し歌われ、ちょっと辟易。あまり良い歌とも思えず・・・。
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ふくよかな顔立ちだった松原智恵子のクラブ歌手もミスキャスト。哲を慕うお譲さんで留まれば良かったんでしょうが、大人のイメージのクラブ歌手というのは早すぎたのでは?可愛いんですけどね・・・。歌は吹替えですよね。
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スタイリッシュなアクション映画としての見所は多々あれど、渡哲也と松原智恵子の歌が邪魔して、残念。
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テーマ曲をカッコ良く感じ、痺れる事が出来れば良いのでしょうが、私はダメでした。
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匿われたキャバレーで米軍兵士たちと大乱闘になるドタバタ部分(哲がグラマーなヌードダンサーに言い寄られる
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若き日の川地民雄(蝮の辰)の胡散臭さはここでも健在。
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シネマヴェーラ渋谷
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