4月2日
朝からえらい雨。普段だったら、「せっかくの日曜やのになあ、トホホ・・・」となるのだが、きょ~うは違いますっ!なぜなら、前々から楽しみにしまくっていたフェスが大阪城ホールで開かれるから!!
フェスのタイトルはPUNKSPRING。
フェスっていうのは、朝から晩までいろんなバンドが次々と演奏してくれるという非常に楽しいイベント。で、今フェスはタイトル通りPUNK!!!なバンドばっかりが演奏してくれる。おまけに、このフェスは、今回が初開催となるので、イベンターもかなり気合を入れてバンドを選んでいる。海外のバンドだったらbad religion、MxPx、311といったベテラン勢や最近売れまくっているzebrahead、後、ビートルズのカバーが好評なSUGARCULTなんかが出る。国内では、最近ドッカンドッカン売れて全然チケットが取れないELLEGARDEN!!そ~して。はい、来ました。BEATCRUSADERS!!!この両バンドはど真ん中のストライクで僕のツボに入ってくるバンド。僕はELLEGARDENが出るっていうから今回行こうと思ったくらい。初めて見るELLEGARDEN、期待しまくりです。
会場は大阪城ホール。寮の後輩と一緒に園田から向かう。
雨の中、入り待ちの行列に並ぶ。んで会場に入ったのが、11時半過ぎ。会場では一階のアリーナがオールスタンディングとなってて、二階の席は全部自由。すでにお客さんもそこそこ入っている。タイムスケジュールも発表されていて、トップを飾るのはBEATCRUSADERS。いきなり盛り上がるのは間違いない。
開演時間の12時。 会場がいきなり暗転し、モニターからカウントダウンのコールが流れる。
3!
2!!
1!!!
歓声が響き渡る。
BEATCRUSADERSのお出ましだ。
彼らは今日もお面をかぶって登場。お面を客席に投げ入れて演奏が始まった。オープニングナンバーはPOPな「JAPANESE GIRL」。会場が一気に熱くなる。その後もテンポのいい曲が続いて、相変わらず楽しいライブをするなあと思っていると、あっさりライブが終了。ライブの時間は正味30分。短かっ!!!でも、新曲もしっかり演ってくれたし、お気に入りのナンバーも聞けたからえっか。こっから先、まだまだ長いしね。
ってんで、お昼を食べるため屋台へ向かう。屋台は広島焼き・焼きそば・うどんといったスタンダードな料理から中華料理・韓国料理・スリランカ料理なんていう意外なのも出ていて、すでに行列ができはじめている。そして、その隣では物販のブースが出ていて、こっちの方もえらく賑わっている。僕もその行列に加わり、10分ほど並んでELLEGARDENのTシャツを購入。スカルがど真ん中に入ったデザインなんで「31才、いつ着るよ?」って感じがしなくもなかったが、勢いだけで買ってしまった。その後、屋台に並び直して、プルコギと水餃子を調達。お腹にたまったようなたまってないような感じやけど、次のバンドの演奏がすでに始まっているので、またホールに入る。
演奏していたバンドはThe Academy is…(ちなみに…までがバンド名らしいです)正直、名前を聞くのも初めてのバンド。だから事前情報は全く無い。こういうバンドに触れる機会があるのもフェスのいいトコだったりする。なかなか熱い演奏を聞かせてくれました。けど、音はパンクというよりもハードロック。
続いての出演はPANIC! AT THE DISCO。これまた、名前も知らないバンド。でもこれが大当たり!!僕のツボにガコッ!と入ってくる音でかなり気に入ってまいました。
そして、次は待ちに待ったELLEGARDENの出番。とりあえず一階スタンディングエリアでバンドが出てくるのを待つ。はよ出てこやんかな。セット変えしている時間がもどかしくも過ぎていく。
数分後、大歓声に包まれてメンバーが出てきた。一曲目はFM802のヘビーローテーションにもなった「Space Sonic」。イントロが流れた瞬間に会場全体が大きくどよめく。すでにステージ袖ではお客さんが飛びはねまくっているのが後ろから見える。こりゃチケットも取れやんはずやわ。演奏もカッチリしてるし。ってな事を思いつつニコニコ顔で聞いていると、彼らのライブもビークル同様、アッ!!!という間に終了。いやー、良かったです。ほんま見れて良かったなと思える演奏でした。今度はワンマンでしっかり見たい!!!と思わせてくれる内容でした。
ELLEで疲れた僕たちはビールを飲んで一息入れる事に。ダイエット始めて、ここ3日くらいお酒を飲んでいなかったせいか、ELLEのライブで興奮したせいかはわからないけど、このビールの美味しかったこと!!!フェスの思い出がまた一つ出来た瞬間でした。
で、ビールを飲んだ後、二階へ。こっからは座ってライブを楽しもうというわけです。
と言うわけでこっからは駆け足で感想を。
THE LIVING ENDはウッドベースがズンズン響くロカビリーパンクで渋かったっす。
SUGARCULTは余りピンとこないままライブが終わってしまいました。
MxPxは上質のメロコアをキッチリ聞かせてくれました。僕としては今回のベストアクト!!!やっぱ単純にノレる音はライブでは強いって事を実感させられました。
311はラップとパンクをミックスさせるミクスチャーバンドの先駆けみたいな存在なんですけど、音が独特すぎて、このラインナップの中では浮いてた…のかな?っていう感じでした。
Zebraheadは今売れまくっているバンドと言うことで勢いのあるパンクを最後まで突っ走って聞かせてくれました。
ちょっと駆け足でまくしたてすぎました。次はいよいよトリのBad religion!!!
なのに、お客さんがゾロゾロ帰っていく。ゼブラ目当ての人がこんなにいたの?!気がついたら、一階アリーナはかなり寂しい状況。うーん、「あの」bad religionが今から演奏するっていうのに…
bad religionは結成されたのが1980年でパンクがもてはやされた時もそうでない時もしっかり生き残ってきたタフなベテランバンド。学生の頃、当時のベスト盤を試聴して以来、ずーっと僕も聞いているバンドです。とはいえ、ライブを見るのはこれが始めて。どんな感じなんやろ?
しばらくして、ライブが始まった。メンバーは全員で6人。見ていると、さすがに年齢を感じさせてくれる。けど、演奏は熱い。淡々と、でもポイントをピシッと締めた演奏が目の前で展開される。ギターソロでは3人いるギターの誰がソロを弾いているのか遠目からでは全然わからなかったり、ルックスではボーカルの髪の毛がカナーリ薄いのが気になったりもしたけれど、それもこれも含めて貫禄を十分なバンドでした。 最後の最後までしっかり楽しめたなあと思いながら大阪城ホールを後に。
いやー、ほんま・・・
フェス最高!!!