どうしても否定したい時には 2

価値観が違う事はうすうす気づいているものですが、考え方や同じ言葉だとしても解釈がちがったりする事はかなりの頻度あると思います。

会話を進めていると違和感に気づいたり、行動を見ていると「どうして？」と思ってしまう事があると思います。

相手をどうしても否定してしまいたい時には、相手に委ねる事を意識しましょう。

いよいよスキルのお話です。

自分にとっては合わない意見や違う考え方だな～と思った時には、「なるほど、そうなんですね。○○さんはそのように思うんですね（思っているんですね）」と言って、相手に寄り添って下さい。

「ハイ」だけだと相手も同じ意見なんだ、同じ考え方なんだと思ってしまいます。

ですから、相手の意見や考え方には理解を示し、しかし○か×での返答はしない事です。

出来ればそのように思った経緯などを聴き直してみたり、他の意見を聞いてみる等して、その話だけに執着しないようにしましょう。

もしかしたら、話を続けていくうちに違う結果を導ける方法や意見が、相手の方から得られるかもしれません。

注意する点はいきなり相手の意見を否定しないという事です。

でも、しかしなどは、その場の雰囲気を膠着させる言葉となり、お互いにぶつかるだけだと思います。

普段から関係性が出来ており、なんでも言い合える仲であれば、自分の意見もはっきりと伝えた方が良いと思います。

この「どうしても否定したい時には」に関してイメージしている人は、普段からあまりコミュニケーションを取れていない方や、苦手な方です。

そういった方たちとの関わりで有効となるスキルです。

どうしても否定したい場面に出くわした時には、この事を思い出して下さい。

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