おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

フレームワークにて自社戦略を構築しましょう 5

2013-11-29 06:18:21 | ビジネス
5フォースは、5つの競争要因の事と説明いたしました。

ではこの競争要因を理解すると何が良いのか?

またどのように活用していけば良いのかを考えていきましょう。

競争の要因とは、同業他社のシェアアップと考えているところがあります。

しかしそれは正しくありません。

経済構造事態、その付加価値に根ざしているので今まで最高とされていた価値を上回る価値を提供する企業が違う商材でチャレンジしてくる事があるからです。

「あなたの会社のライバルは?」

という問いについて、よ~く検討してみて下さい。

代替製品の脅威についてあまり語られる事が無い事をあえてここでご指摘申し上げます。

あなたの会社のライバルは?は聞かれると、ほとんどの方は同業他社をイメージされます。

しかし、皆さんの会社が常に消費者の財布に左右される業種だとしたらいかがでしょうか?

財布の中身の消費順によって左右されるとしたらいかがでしょうか?

今まで2番目に贅沢品としてランキングされていたとしたら、今の経済状況においてライバルはもしかしたら、ダイソーになるかもしれません。

極端な例ですが・・・。

製品やサービスだけにフォーカスがあたっていては自社商品開発の際にどのような付加価値があると、消費者に受け入れていただけるのか?

について、見誤ってしまいます。

プラスする付加価値として、本当のニーズを見誤る可能性があります。

「あなたの会社のライバルは?」

いかがでしょうか?

自社の本当のライバルは皆さんの常識の外にあるのかもしれません。



フレームワークにて自社戦略を構築する際には、是非従業員の方とお取り組み下さい。

その際の分析方法や話し合いのファシリテートには必ず力になる彩りプロジェクトをご指名下さい。

彩りプロジェクトのフレームワーク作りは士業、製造業、電子図書サービス業、不動産業、店舗販売店、社会福祉法人、NPO法人等でのご導入実績がございます。

マーケティングを得意とする当社ならではの切り口からフレームワーク作りをご支援、その実行のモニタリングサポートをご提案差し上げます。

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本質を見る 8

2013-11-28 13:09:39 | ビジネス
最近感じる事は、中小企業の逞しさです。

経済環境はまだまだ厳しいものの、革新的な戦略をもち、巨大なマーケットに立ち向かって行く姿は美しくもあります。

経営を革新し業界をアッと言わせましょう!

最近の私のキャッチフレーズですが、これは核心をついた言葉だと思います。

マイケル・E・ポーターさんは、企業は競争にさらされ続けると言っています。

競争の無い世界はありません。

これは真実です。

真実は疑いようも無い事ですが、核心も同様です。

であれば、企業は革新し続けなければなりません。

革新を諦めた企業には、絶望しか無いのかもしれません。

これもまた真実でしょうね。

本質を見る旅は続きそうです。

というより、終わりが無いのでしょう。

これも真実でしょうね。
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フレームワークにて自社戦略を構築しましょう 4

2013-11-27 07:12:06 | ビジネス
業界構造を分析するのに役立つのが、5F(ファイブフォース)です。

業界に働く5つの圧力を表現したものです。

新規参入者の脅威・代替品の脅威・仕入先の交渉力・買い手の交渉力・同業他社との競合の5つの観点から、市場の魅力などを分析するのです。

競争に勝ち残るには、比較的競争が緩やかで、魅力的な業界を選びたいものですよね。

ブルーオーシャン戦略がありますが、この考え方を理解するには、まずは業界構造を分析できていなければ、ブルーオーシャンを探す事が出来ません。

レッドオーシャンのとなりにブルーオーシャンがあるものですが、業界構造分析が出来ていなければ、それらに気づかずに通り過ぎてしまうのです。

参入障壁が低く新規参入が容易だったり、代替品に市場を取って代わられる可能性があります。そういった状態ですと業界の中でのポジションがいつも危ういですよね。

仕入先や販売先が価格決定に大きな力を持っている業界も同じことが言えます。

同業他社との競争が厳しければ大変な戦いを強いられる事になります。

それでは新規に事業を立ち上げるのに5Fを考えればいいんだね。と間違えそうですが、そうでは無く、今後その事業にどのくらい投資出来るかを判断するのにも参考となる情報となります。

30年、50年、100年と企業は続きます。

企業は来年で終わりでいいや、といった安易な考えで運営出来るほど甘くはないですよね。

あくまでゴーイングコンサーンです。

そうした場合、同じ価値だけ提供していれば、言い換えれば同じ市場で勝負し続けられる事は無いと言えます。

それは時代が変化しているからです。

同じ製品もいつかは技術革新があります。

現在電気で動いている商品が電気を必要としない時代がくるかもしれません。

そうした場合大きく仕様が変更されていくと思います。

もしかしたら市場そのものが無くなる可能性もあります。

そうした中、企業はあらたな市場を探す必要が出てきます。

「当社のこの技術を活かして宇宙開発分野の部品を供給しよう」等と言ったようにです。

ではこの分野の業界構造を分析してみる必要がありますよね。

そうした際に必要となるフレームワークが5Fとなるのです。

外部環境要因を分析するフレームなので、数年先を見越す事は難しいですが、高い付加価値を提供する為に必要な作業と言えます。

是非、皆さんの会社でも取り組んでみて下さい。




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フレームワークにて自社戦略を構築しましょう 3

2013-11-26 06:12:58 | ビジネス
意外に見過ごされている定番フレームワークについてふれておきます。

なんといってもSWOT分析です。

自社の資源(内部環境)である強みと弱みと外部環境である機会と脅威を明らかにする事がスタートです。

それぞれ列挙されたものを組み合わせるのがクロスSWOT分析です。

例えば、あなたがラーメン屋さんをやっていたとします。

強みに地域密着で30年の実績。弱みに新商品開発力。機会に近隣に大型マンション建設。脅威に人気つけ麺店の進出。だったとします。

実際にはもっと多くの情報があるべきだと思います。

ある事無いことをあげるのでは無く、事実に即してピックアップしてください。

クロスSWOTは以下のように考えていきます。

強みと機会を組み合わせた積極的攻勢戦略は、大型マンションの内覧会時にタイアップし、地域密着のラーメン屋をアピールする。

強みと脅威を組み合わせた差別化戦略は、コラボ企画として、地元老舗ラーメン店対新興つけ麺店対決と称して、キャンペーンを展開する。

弱みと機会を組み合わせた弱点強化戦略は、大型マンションの内覧会時にタイアップし、地域密着のラーメン屋をアピールしつつ新商品開発の為の情報収集とする。

弱みと脅威を組み合わせた防衛戦略は、人気つけ麺店とタイアップし、お互いの弱みを補填し合う。

などと様々な具体的な戦略をフレームワーク上で検討します。

そしてその中から実行するものを選択するのです。

いかがでしょうか?

フレームワークを用いる事で戦略がより具体的になっている事と、自社の強み弱みをリストアップしている事でクロスSWOT分析の際にはとても戦略性の高いものになっているかと思います。

強みと弱みは他社と比較して相対的に見ても構いません。そして明確な決めがあるものでは無いので、迷う時は両方に入れておくのも手です。

一発逆転の発想は、固定化された物事の中にはありません。迷うという行為こそ、不確かな状態ですので大切にしたい瞬間です。

さらに、分析を深めていきたい時には、内部資源分析としてVRIO(ヴリオ)や外部環境分析PEST(ペスト)を使用するのをオススメします。

皆さんも聞いた事があるかもしれませんが、5F(ファイブフォース)も外部環境分析に有効です。かのマイケル・E・ポーターさんが提唱したフレームワークです。

次回は5F(ファイブフォース)についてふれていきましょう。



フレームワークにて自社戦略を構築する際には、是非従業員の方とお取り組み下さい。

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本質を見る 7

2013-11-25 06:32:53 | ビジネス
成長が鈍化して良い企業は無いと思います。

必ずどの企業も永続する為に成長をしていかなければなりません。

その成長が人材によるところは否めません。

社長一人では出来る事が限られてしまうからです。

しかし、これからの経営は「仕組み」でカバーする時代がしばらく続くと思います。

中には革新的な人物が出て来て一緒に会社改革をしてくれる事が出来るかもしれません。

その際には仕組みにこだわる必要はありません。

そういった革新的な考えを実現した方がはるかに効果が高いことと同時に社員育成も進むからです。

「仕組み」でカバーする場合は上記のような人材がお政治にもいないな~といった場合です。

「仕組み」がある事で、誰でもうまく運用する事が可能となります。

今までのように「リーダー」が決めるという判断基準を「理念」が決めるという判断基準に変更し、「仕組み化」するのです。

「本質を見る 6」で登場いただいた人物の課題は自分のリーダーシップとしていましたが、判断基準が自分(リーダー)では無く、「理念」になる事でどれだけ業務効率が上がるかわかりません。

なぜなら、「リーダー」の仕事のほとんどは決める事だからです。

この作業が平準化される事でどれだけ他の業務に力を配分できるか、はかりしれません。

さて、理念経営について違った角度からもご説明する内容となっておりましたが、ここまでご理解いただけましたでしょうか?



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