商売人の中で一番よくつかう挨拶言葉というと「マイド」
これは商売人でなくても、大阪では友人同士でも会った瞬間に「まいど!」と大きな声で言う。
そして親しいあいだのものはその後ろに「おいど」がつく、
ということは「まいど」「おいど」と発するのであるが、これが日常後でもあるが、
そして必ず「もうかってまっか」とくる、
私のマンションの上階の住人の方は、会うと必ず言ってくる、
その方はもう早くに、リタイヤされておられる方なのですが口癖でしょう。
私の返事「さっぱりわやや」から「しっかし、ええことないわ」の返事となる。
これが仲間内での悪い話なら、「あのがきは、しょうもないこといいやがって」とか
「ウダウダ」いいやがってとか「けった糞わるいでー」となり
あの「ボケ」がとか「アホちやうか」とか、なんと汚い言葉となる
この大阪弁のことを「わかすぎゑふ」さんはよく書いておられますが、
僕の幼い頃のおふくろの言葉で印象に残っているコトバで
「おおきにはばかりさん」という言葉、この「はばかり」という言葉は一般的には
便所のことを指すのですが、大阪弁では、これが「ご苦労さん」とか「ありがとさん」
となるから不思議です。