「ア」
アイゴ
気をつけて、アイゴの怖いヒレの毒
和歌山県地方では、アイゴの幼魚をバリコと呼び、
一夜干しにして大変珍重がられているが、臭いが少しあるためにいやがるひともいるが、
酒の肴としても喜ばれている。
この魚の背ヒレや胸ヒレの先にある棘に、刺されると大変な痛みが生ずるので
釣り上げたときに注意して、アイゴバサミ等を使って掴む必要がある、
そして家にもって帰るときには、ヒレの棘をハサミできりとってもって帰らなくては、
我が家に帰ってから、奥様に泣きつかれることになる、
死んでいてもこの毒は生きているのであるから、料理の時にチクリとでも刺さると大騒ぎになること間違いなし。