今日は又、八木さんからいただいたサカナヘンの年賀状です。
1年1度いただくのですが、たのしみです、
今回は平成26年の馬年にちなんだものです。
「馬魚」・ワタカ
きのえうま年にちなんでとのことでいただきましたものです。
奈良・天理市永久寺に伝わる民話
南朝のある武士が天皇のお供をしてこの地を通ったとき、予期せぬ病に倒れた愛馬を池に
ほうむったところ馬の魂は化して魚になり夜ごと池畔に来て水草を食べた・・・
このため里人はこの魚をウマウオとよびならわされている、と故宮地伝三郎さん(理学博士)
は著書「淡水の動物誌」で紹介しています。
1806年(文化3年)彦根藩の小林義兄(よしえ)が著わした「湖魚考」には、ワタカは、
雨期に水田に入って稲の苗を食うため草魚と呼ぶ、などの記述はありますが、奈良天理の
民話には触れていません。
琵琶湖、淀川水系の特産魚。
コイ科で標準和名は「ワタカ」