病状が悪化した小松帯刀が遂に帰らぬ人となってしまい
ました
『楽しい人生を送る事が出来た、素晴らしい日々だった』
の言葉を残して…
死に際にこう云う言葉は中々残せませんよね。
36歳という若さで亡くなった帯刀ですが、人の何倍もの
速さで生きたのでしょうね。
『西郷と大久保が力を合わせなければ上手くいかない』
という帯刀の信念の手紙を見てさすがの西郷も心を動か
されます
薩摩で隠居状態だった西郷も新政府に復帰する事になり
ましたね
西郷にはまだやらねばならない事があったのでしょう
天は西郷に対して安穏な生活を許さなかったのでしょう
か??
西郷という稀有な武将、並外れた人望を新政府も必要と
していた訳です。
しかしその西郷も再度薩摩へ戻り不満士族に担がれ西南
の役で亡くなってしまいます
西郷は不満士族を抱えたままでは新しい日本に生まれ変
われないと思ったのではないでしょうか??
西郷とはその様な人物だったと僕は確信しているのです。
次から次へと天璋院の元を訪れる旧大奥の面々。
表向きは家達の婚約のお祝いと云う事ですが、滝山・重
野などなど、まるで同窓会のようでしたね
同窓会と云えば記念写真が定番なのです
それぞれのその後の人生を聞き満足そうな笑みを浮かべ
る天璋院。
大奥に来て10数年、あまりにも凝縮された人生でしたね。
平和時であれば薩摩の上級武士と結婚し平凡な一生を終
えたかも知れないのです
本当に人の運命は分からないものです。
慶喜を将軍にすべく密命をおびて大奥に上がったにも関
わらず使命を果たす事が出来なかった篤姫
その慶喜が最後の将軍になった時一番反対したのが篤姫
だったのです。
人生とは何と皮肉なものなのでしょうか??
ましてや大奥に輿入れの際、自分の身近にいた西郷が江
戸総攻撃の参謀になるとは!!
天はどこまで篤姫に苦難をあたえるのでしょうか。
その苦難に屈することなく道を切り開く篤姫、なまじの
精神力ではありません
篤姫も又、時代が求めた人物だったのでしょうね。
篤姫は49歳で亡くなりますが政府から従三位の位階を贈
られています。
実は、維新の直後新政府から従三位の位を剥奪されてい
るのです
言い換えれば元の位階に戻っただけなのですが…
維新後の天璋院の生活は苦しかったといいます
元大奥の関係者の就職や結婚の世話で奔走していた為お
金もかなり使った様ですね
2,3人ならともかく数百人の世話をしたのですからお金が
いくら有っても足りません
篤姫らしいエピソードだと思いませんか。
しかしその為に生活は苦しく亡くなった時の所持金はた
ったの3円!!
現在の貨幣に換算すると6万円くらいだったというのです
天璋院の遺産が6万円とは驚きですよね
又、自分の夫が慶喜の為に毒殺されたと思っていたらし
く家達にその事を代々語り継ぐように遺言していたと云
うのです
勿論、真意の程は定かではありませんが…
最後に
この世に虚しいことつまらぬ事など一つも無い。
誰もがこの世で成すべき何かを持って生まれて来る。
と云った天璋院の言葉、胸に沁み入るものがあります
天命と云うにはあまりにも波乱に満ちた天璋院の人生で
したが、彼女だからこそ天は過酷な天命を与えたのかも
知れません。
現在の日本は殺伐とした世の中になっていますが、だか
らこそ人は穏やかに過ごす日々を求めているのかも知れ
ません
今回の大河ドラマのテーマはおそらく家族だったと思い
ますが、血の繋がりだけが家族なのでしょうか??
なさぬ仲でも家族は作れる、そう云う意味では考えさせ
られたドラマでした
ました
『楽しい人生を送る事が出来た、素晴らしい日々だった』
の言葉を残して…
死に際にこう云う言葉は中々残せませんよね。
36歳という若さで亡くなった帯刀ですが、人の何倍もの
速さで生きたのでしょうね。
『西郷と大久保が力を合わせなければ上手くいかない』
という帯刀の信念の手紙を見てさすがの西郷も心を動か
されます
薩摩で隠居状態だった西郷も新政府に復帰する事になり
ましたね
西郷にはまだやらねばならない事があったのでしょう
天は西郷に対して安穏な生活を許さなかったのでしょう
か??
西郷という稀有な武将、並外れた人望を新政府も必要と
していた訳です。
しかしその西郷も再度薩摩へ戻り不満士族に担がれ西南
の役で亡くなってしまいます
西郷は不満士族を抱えたままでは新しい日本に生まれ変
われないと思ったのではないでしょうか??
西郷とはその様な人物だったと僕は確信しているのです。
次から次へと天璋院の元を訪れる旧大奥の面々。
表向きは家達の婚約のお祝いと云う事ですが、滝山・重
野などなど、まるで同窓会のようでしたね
同窓会と云えば記念写真が定番なのです
それぞれのその後の人生を聞き満足そうな笑みを浮かべ
る天璋院。
大奥に来て10数年、あまりにも凝縮された人生でしたね。
平和時であれば薩摩の上級武士と結婚し平凡な一生を終
えたかも知れないのです
本当に人の運命は分からないものです。
慶喜を将軍にすべく密命をおびて大奥に上がったにも関
わらず使命を果たす事が出来なかった篤姫
その慶喜が最後の将軍になった時一番反対したのが篤姫
だったのです。
人生とは何と皮肉なものなのでしょうか??
ましてや大奥に輿入れの際、自分の身近にいた西郷が江
戸総攻撃の参謀になるとは!!
天はどこまで篤姫に苦難をあたえるのでしょうか。
その苦難に屈することなく道を切り開く篤姫、なまじの
精神力ではありません
篤姫も又、時代が求めた人物だったのでしょうね。
篤姫は49歳で亡くなりますが政府から従三位の位階を贈
られています。
実は、維新の直後新政府から従三位の位を剥奪されてい
るのです
言い換えれば元の位階に戻っただけなのですが…
維新後の天璋院の生活は苦しかったといいます
元大奥の関係者の就職や結婚の世話で奔走していた為お
金もかなり使った様ですね
2,3人ならともかく数百人の世話をしたのですからお金が
いくら有っても足りません
篤姫らしいエピソードだと思いませんか。
しかしその為に生活は苦しく亡くなった時の所持金はた
ったの3円!!
現在の貨幣に換算すると6万円くらいだったというのです
天璋院の遺産が6万円とは驚きですよね
又、自分の夫が慶喜の為に毒殺されたと思っていたらし
く家達にその事を代々語り継ぐように遺言していたと云
うのです
勿論、真意の程は定かではありませんが…
最後に
この世に虚しいことつまらぬ事など一つも無い。
誰もがこの世で成すべき何かを持って生まれて来る。
と云った天璋院の言葉、胸に沁み入るものがあります
天命と云うにはあまりにも波乱に満ちた天璋院の人生で
したが、彼女だからこそ天は過酷な天命を与えたのかも
知れません。
現在の日本は殺伐とした世の中になっていますが、だか
らこそ人は穏やかに過ごす日々を求めているのかも知れ
ません
今回の大河ドラマのテーマはおそらく家族だったと思い
ますが、血の繋がりだけが家族なのでしょうか??
なさぬ仲でも家族は作れる、そう云う意味では考えさせ
られたドラマでした