アメリカ合衆国の大統領選出日にあわせて、この厚い本(450頁)が刊行された。
私は民主党予備選の約一年間、みんなと一緒に、主にツイッターで「サンダース大統領」の誕生を願っていたが、叶わなかった。この熱狂をサンダースの側から書いたのが第一部で、後半の第二部は「新しいアメリカのための行動計画」だ。これからゆっくりと読んでいく。
ここ二ヶ月ほどツイッターを離れているので最近の動きは知らないのだが、テレビやブログでトランプ氏が勝つと予測していたのは、私の知る限りでは、映画監督のマイケル・ムーア氏だけだった。その論拠のひとつは、彼の故郷のミシガン州の民主党予備選で、応援するサンダース候補がクリントン候補に競り勝った。しかし共和党のトランプ候補の得票数はそれより多かった。だから本選挙でミシガンの民主党は負けるかもしれない、と予想し、事実そうなった。この単純な論理的思考をNYTをはじめマスコミはできなかった、というよりしなかった。事実から出発しない思考はファシズムに搦めとられる可能性があるが、逆に言えば、事実から出発しさえすればそれを回避できるというのもまた論理である。
私は民主党予備選の約一年間、みんなと一緒に、主にツイッターで「サンダース大統領」の誕生を願っていたが、叶わなかった。この熱狂をサンダースの側から書いたのが第一部で、後半の第二部は「新しいアメリカのための行動計画」だ。これからゆっくりと読んでいく。
ここ二ヶ月ほどツイッターを離れているので最近の動きは知らないのだが、テレビやブログでトランプ氏が勝つと予測していたのは、私の知る限りでは、映画監督のマイケル・ムーア氏だけだった。その論拠のひとつは、彼の故郷のミシガン州の民主党予備選で、応援するサンダース候補がクリントン候補に競り勝った。しかし共和党のトランプ候補の得票数はそれより多かった。だから本選挙でミシガンの民主党は負けるかもしれない、と予想し、事実そうなった。この単純な論理的思考をNYTをはじめマスコミはできなかった、というよりしなかった。事実から出発しない思考はファシズムに搦めとられる可能性があるが、逆に言えば、事実から出発しさえすればそれを回避できるというのもまた論理である。