よく晴れた春の一日、訪れたのは迎賓館赤坂離宮。接遇に使用されない日には一般公開もされている。現在、『御在位三十年慶祝行事』の一環として本館内に、両陛下が外国の賓客とお会いになっている写真が展示され、平成の三十年間を振り返るビデオも上映されている。東京サミットでのジスカール・デスタン,ジミー・カーター,大平正芳等各国首脳のサインも展示されている。
迎賓館には初めて入ったが、明治三十二年から十年をかけて、この巨大で異常に美しい建築物を作った時代精神には圧倒された。現在は改修中で来月から公開される部屋もあるそうなので、四月にもう一度行ってみたいと思った。館内は撮影禁止であり、ネット上にあるこの記事は迎賓館の歴史等がよく纏まっている。
『迎賓館赤坂離宮のアフタヌーン・ティーで贅沢すぎる非日常体験を!』 LINE トラベル jp
https://www.travel.co.jp/guide/article/33850/
『迎賓館赤坂離宮』 HP
https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/asahi_no_ma/
主庭と前庭の撮影は自由となっている。
広大な前庭を抜けて、白と金色に彩色された華麗なメイン・ゲートが出口となる。この場所で、結婚記念であろう写真を撮影している人たちがいた。新婦は美しい白のウェディング・ドレスで、新郎は昼の正装であるモーニング姿である。
プライバシーの関係があり、人物が特定できる接写はしなかったので、代わりにイメージ映像として、‘Zuhair Murad,Haute Couture Spring Summer 2019’をお楽しみ下さい(笑)。
https://youtu.be/tdiE4BCLVxA?t=903
少しすると、警備の人がカメラマンに、「あと2~3分で天皇陛下がお通りになるので、その間撮影を中止してほしい」と言った。私は自分の耳を疑ったが、暫くして実際に、学習院初等科の方角から白バイが現れた。
続く黒い車列の一台にはまさに、美智子皇后陛下がお乗りになっていられ、開いた窓からやさしく微笑む美智子さまを間近で拝見できたので思わず手を振ると、美智子さまも手を振り返して下さった。一瞬の偶然な僥倖に深く感謝しながら、幸せな気持ちで帰途についた。あの時夢中で押したシャッターの一枚には、肉眼では見えなかった反対側の席で、同じく穏やかに手を振っていられる天皇陛下と、お隣に白とピンクの花束をお抱えになった皇后陛下のお姿が映っていた。勿体ぶるわけではないが、これは私の宝物として公開はしない(笑)。ただ、両陛下の御前で失礼がないようにネクタイを締めていたのは、偶然ではあったがよかったことである。
迎賓館には初めて入ったが、明治三十二年から十年をかけて、この巨大で異常に美しい建築物を作った時代精神には圧倒された。現在は改修中で来月から公開される部屋もあるそうなので、四月にもう一度行ってみたいと思った。館内は撮影禁止であり、ネット上にあるこの記事は迎賓館の歴史等がよく纏まっている。
『迎賓館赤坂離宮のアフタヌーン・ティーで贅沢すぎる非日常体験を!』 LINE トラベル jp
https://www.travel.co.jp/guide/article/33850/
『迎賓館赤坂離宮』 HP
https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/asahi_no_ma/
主庭と前庭の撮影は自由となっている。
広大な前庭を抜けて、白と金色に彩色された華麗なメイン・ゲートが出口となる。この場所で、結婚記念であろう写真を撮影している人たちがいた。新婦は美しい白のウェディング・ドレスで、新郎は昼の正装であるモーニング姿である。
プライバシーの関係があり、人物が特定できる接写はしなかったので、代わりにイメージ映像として、‘Zuhair Murad,Haute Couture Spring Summer 2019’をお楽しみ下さい(笑)。
https://youtu.be/tdiE4BCLVxA?t=903
少しすると、警備の人がカメラマンに、「あと2~3分で天皇陛下がお通りになるので、その間撮影を中止してほしい」と言った。私は自分の耳を疑ったが、暫くして実際に、学習院初等科の方角から白バイが現れた。
続く黒い車列の一台にはまさに、美智子皇后陛下がお乗りになっていられ、開いた窓からやさしく微笑む美智子さまを間近で拝見できたので思わず手を振ると、美智子さまも手を振り返して下さった。一瞬の偶然な僥倖に深く感謝しながら、幸せな気持ちで帰途についた。あの時夢中で押したシャッターの一枚には、肉眼では見えなかった反対側の席で、同じく穏やかに手を振っていられる天皇陛下と、お隣に白とピンクの花束をお抱えになった皇后陛下のお姿が映っていた。勿体ぶるわけではないが、これは私の宝物として公開はしない(笑)。ただ、両陛下の御前で失礼がないようにネクタイを締めていたのは、偶然ではあったがよかったことである。