昨日でファジアーノ岡山は今季の公式戦を終えました。
その時は予期したよりも随分早くにやって来ました。
ファジの各選手の右横に並ぶイエローカードがプレッシャーと危機感と怒りを表しているように感じます。そして訪れた絶望の時! サポーターも崩れ落ちたい心境です。
岡山が一丸となって挑んだJ1への道。それは、おごりでも背伸びでも妄想でもなく、現実に目前まで、もう少しで手の届くところまで来ていたのも事実です。
しかし、手が届きませんでした。プレーオフ1回戦での大敗。その瞬間に今季の挑戦が終わりました。
「ココロヒトツニ」とカタカナで書くのは好きではありません。何かふざけているようで、真剣さが伝わらないと感じるからです。漢字に宿る「言霊」の力を軽視してはいけません。
それはここではどうでもいいので次に行きます。
社長がシーズン前、そして近々にもおっしゃっていた「市民クラブの挑戦」には限界があります。「不退転の決意」でも成し遂げられなかった昇格。これが、来季に及ぼす影響もかなり大きいものと推察します。
それが、一足飛びに「クラブ存続の危機」に繋がるかというと、必ずしもそうはならないでしょう。しかし、過去にも高い目標に挑戦したことで、経営危機に陥ったクラブをいくつも見てきました。ファジがそうならないことを切望します。そうはならないと信じています。
2016年のオフのように選手を大量に抜かれることも考えられます。それを引き留める経営体力には限界がありますから。今季はかなり無理をして補強に力を入れました。このことがどういう方向に向かうのかは分かりませんが、我々は死ぬまでクラブを応援し続けます。それを胸に誓って昨日の夕暮れ時を帰途についたのです。
「我々はファジアーノ岡山を絶対に見捨てたりはしない」
それをここに明記し、今後も実践したいと思います。頑張りましょう。