J1浦和〝暴徒化問題〟で…サポーターから意見「設備さえJ1クラスなら起きなかった問題」
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/sports/tokyosports-292482
※以下、引用です。
J1浦和の第三者委員会で、出席したサポーターからまさかの意見が飛び出した。
浦和は16日、昨年8月の天皇杯4回戦名古屋戦(CSアセット港サッカー場)で発生したサポーターの暴徒化問題について「第三者委員会公開シンポジウム」をさいたま市内で開催した。
この騒動では、試合後に浦和サポーターが暴徒化。多数の警察官や救急車が出動する大騒動となった。深刻な事態を受けて、日本サッカー協会は処分を決定。当該サポーターの無期限入場禁止や、浦和に対して今季の天皇杯参加資格はく奪などの厳罰を下している。
こうした事態を踏まえて、浦和は第三者委員会を設置。調査の結果を、ファンやサポーター、メディアに向けて公開で報告した。
会の終盤で、第三者委とファンやサポーターの質疑応答も行われた。その中で、サポーターから「不適切行為の原因分析で施設というのがありました。私は当日、名古屋に伺った一人ですが、防護柵は出来の悪さとか、スタジアムにすぐ入れてしまいそうな、設備的には良くないところだと思った。それを浦和レッズがハンドリングできたのかどうか。設備選定から警備員の数、配置などどこまで責任を持てたのか」との質問が飛んだ。
これに対して第三者委は「結論からいうと、浦和レッズはその試合をハンドリングする立場にはなかったということです。主管は愛知県サッカー協会。会場を提供する。そのプロセスでは、試合会場としてはJ1同士の会場としてはスペックが低すぎるんじゃないかという問題が起きて、他にどこか移せるのかと苦労したが、結果的にはそこでやるしかなかったということです」と回答した。
これを受けて質問したサポーターは「個人的には、設備さえJ1クラスの設備なら起きなかった問題じゃないかなと思っていますので」と持論を展開した。
浦和サポーターの間には、名古屋側の責任と捉えている論調もあることが浮き彫りになった。
阪神ファンか浦和サポか? そう呼ばれる和製フーリガン集団の論調はいつも「自らに非はない」というものが多く聞かれます。
勿論、阪神ファンや浦和サポの友人も多くいますので、彼らに対してそういうこだわりは全くありません。これは、集団心理が引き起こす暴動の根っこに何が介在するのかという論点になります。
会場としてのスペックが低いから問題行動が起きたというなら、アウェーのスタンド設備を破壊したり、対戦相手のゴール裏まで殴り込んだり、過去に引き起こしてきた数々の問題行動は如何に説明するのか? 自分本位の身勝手な行動が「Japanese only」の横断幕に結び付いたことも忘れてはいけません。決して、グローバル化を歓迎するばかりではありませんが、個人的な負の感情はありません。多様性を無条件で認めるものでもありませんが、一人一人に何らかの敵対意識を持つ訳もなく、問題は人々に意識過剰をもたらす国やメディアの取り扱い方にあるのですから。
少なくとも今回の事態を引き起こした元凶が名古屋側の責任だと考えているのは、浦和サポ以外にはいないだろうということは感じています。
「設備さえJ1クラスの設備なら起きなかった問題じゃないかなと思っています」
個人的とはいえ、そう思っているのが複数人いるとしたら、いずれ浦和レッズはJリーグから排除せよという極論に発展することになります。
個人的意見とは言え、相手や設備に問題をすり替えようとする感情が存在するとしたら、改善の方向性な見えてこなくなります。
何度でも起きる可能性を秘めた事項なので、浦和レッズがクラブとして何を目指そうとしているのかというビジョンを明確にして、厳正に対処しないと解決しないでしょう。
対岸の火事と傍観するだけでもいけません。「明日は我が身」と引き締めて全員が行動しないといけませんね。
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