選抜の第4日目も1回戦3試合が行われました。
4日目ですがまだ3月21日です。選抜のスケジュールがどんどん早くなってきて、3月中に終わる日程になってからおよそ15年が経過しました。かつては、3月27日から始まり、4月5日までに終わるという「完全春休み制」で開催されていましたが、プロ仕様の甲子園を使用することもあって、阪神球団の都合などを鑑みての早めの開催に舵を切ったことになります。
これが、はたして選手の為になっているのかを考えたら、寒い時期に開催される選抜大会ですから、絶対に良いとは言えません。ここは阪神球団に泣いていただいても従来のスケジュールに戻す必要を感じます。京セラドームなど代替開催できる球場があるのですから、何とでもなります。そういえば、岡山県営球場で阪神の開幕戦を実施したことがありましたね。今では考えられない昭和の長閑な風景です。
4日目の試合予定です。
【第4日目の試合予定】
宇治山田商-東海大福岡
広陵-高知
京都国際-青森山田
第2試合に注目する記事を多く見かけますが、実際には広陵の優位は動かないと思っていました。甲子園での経験値が上回る為です。
第3試合ではまだ勝利のない近畿勢の大会初勝利が成るのか? 完全に逆風が吹いていますからかなり厳しいと感じます。
では、第4日目の試合結果です。
3月21日(木)
▽1回戦
宇治山田商 010 301 000│5
東海大福岡 001 030 000│4
(宇)加古・田中・中村-小泉
(福)佐藤-井上
広 陵 101 000 001│3
高 知 000 000 010│1
(広)高尾-只石
(高)辻井・平-片井
京都国際 000 100 002 │3
青森山田 200 010 001x│4
(京)中崎-奥井
(青)関・桜田-橋場
⚾野球部とは別のところでマイナスイメージの広がった東海大福岡は、宇治山田商を上回る安打を放ち2度追い付く粘りを見せましたが1点差で敗退しました。アクシデントでレギュラーメンバーを4人欠いた宇治山田商が接戦に競り勝ちました。
第2試合は広陵の高尾が11奪三振の力投で1失点完投。高知は守備の乱れから先制を許したことで後手に回った印象です。
第3試合、今大会の勝利がない近畿勢は京都国際が青森山田に9回裏サヨナラで屈しました。話題になった木製バットに惑わされたようにも見えました。
第5日目も1回戦3試合が行われます。近畿勢は大阪桐蔭と報徳学園が最後の砦として登場します。
【第5日目の試合予定】
神村学園-作新学園
大阪桐蔭-北海
愛工大名電-報徳学園
第6日目の第1試合で参加32校が出揃います。
出場校が初戦を終えて2回戦に入り、大会は徐々に盛り上がっていきます。
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