ホームゲーム3連戦の最終日でした。いよいよ木下マイスター東京とのファイナル生き残りを賭けた直接対決です。今日を合わせて3試合のKM東京戦で今季のリーグ戦を終了する岡山リベッツ。3連勝してファイナルへ届くことが最終的な目標です。
ホームゲーム3連戦には全試合参戦しました。まず、試合に行くこと。それが最大のクラブ支援であり、それが応援の基本です。コロナ禍であってもそれは変わりません。リモートマッチに逃げることは簡単ですが、それではクラブを救うことはできません。
ホーム3連戦の内、T.T彩たま戦と琉球アスティーダ戦にいずれもフルゲームで勝利して生き残りました。今日のKM東京戦に勝って、当面の敵の尻尾を掴みたいところです。
Tリーグのレギュレーションをご存知ない方に・・・!? ご存知の方は「何を今更!」とおしかりを頂戴するでしょうが・・・!
水谷と張本が揃ったKM東京に勝つのはとても厳しいことです。それを乗り越えないとファイナルに行けませんし、日本一にも届きません。
勝点差は現在「5」です。今日の試合に負けるということはそく終戦にもなりかねません。
個人個人の力ではないチームの力で勝つのがリベッツの卓球スタイルです。
今季はこれでホームゲームが終わります。有終の美を飾りたいですね。
それでは、今日の試合の両チームのベンチ入りメンバーです。
【岡山】
上田 仁
田添 響
丹羽孝希
森薗政崇
吉田雅己
吉山僚一
【東京】
水谷 隼
張本智和
大島祐哉
田添健汰
及川瑞基
シングルスで2試合取るのはかなりエネルギーを要します。まず、スタートのダブルスを絶対に取りたい。それがKM東京戦の必須事項です。
東京戦の試合結果です。連日、声を出さない観戦なのにめっちゃ疲労が溜まります(笑) 今日も激闘になりました。
岡山 2-3 東京
第1マッチ(ダブルス3ゲームマッチ)
上田仁/丹羽孝希 1-2 水谷隼/大島祐哉
┌07-11┐
│11-04│
└13-15┘
第2マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
田添響 3-2 及川瑞基
┌06-11┐
│07-11│
│11-10│
│11-10│
└11-09┘
第3マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
丹羽孝希 1-3 張本智和
┌11-08┐
│10-11│
│06-11│
└04-11┘
第4マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
森薗政崇 3-0 水谷隼
┌11-05┐
│11-04│
└11-07┘
第5マッチ(シングルス1ゲームマッチ)
森薗政崇 0-1 張本智和
[05-11]
ダブルスを落として、チーム全体が追い込まれた感覚を持っていたと思います。第2マッチで田添が全日本チャンピオンの及川に土壇場まで追い込まれながら大逆転勝利した時に確かに空気が変わったのでした。丹羽もその勢いに乗って2ゲーム目の終盤までは見事な調子で張本を封じ込んでいました。ここで流れを一気に変えた張本の地力には驚かされました。体格も一段と大きくなり、メンタルも成長したのでしょう。追い込まれると下を向いていた気弱な姿は影を潜めています。それでも、森薗が水谷を圧倒してビクトリーマッチに持ち込んだ時には勝利を意識しました。その圧倒的なホームアドバンテージを一人ではね返したのが、又しても張本です。逆にここで簡単に崩れられては日本の卓球界にとっても困るのですが・・・(汗)
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ここぞの場面で1点を取れるかどうかが勝負の行方を大きく左右するというのは、何度も見せつけられて来た筈なのに、改めてそれを突きつけられるとは・・・! それが筋書きのないドラマの真骨頂なのですが、惜敗の試合を見せられると何度でも痛感させられる。人間はその繰り返しなのでしょうね。
それにしても、張本智和の凄さを目の当たりにした今日の試合。敗戦は悔しいのですが、相手を讃えたいという気持ちにさせられる、それがスポーツのあるべき姿なのでしょう。
最後に社長、監督と選手一人一人が挨拶してホームゲーム最終戦イベントを終えました。いつものように選手と触れ合えるような形はとれませんが、それでも気持ちは伝わりました。
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森薗が挨拶で語っていた「岡山リベッツは日本一変な奴らの集まったおかしなチーム」というのは言い得て妙でした。そんな寄せ集めのチームが一つにまとまると途轍もない力を発揮する。プロスポーツは個人個人の実力では計り知れないチームの力を感じさせてくれるところにも醍醐味があります。
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東京との残り試合2試合で勝点差は「7」。絶望的な数字を突きつけられても、可能性はゼロではありません。勝負の世界は下駄を履くまで分からないのです。まずは、残り2試合に連勝すること。それのみを目指して戦いましょう。
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東京での試合はリモートマッチになりました。
どなたかがおっしゃっていた「クラブが収益の為にグローバル化に走り、地域を置き去りにした時から地元サポーターの反逆が始まり、クラブが崩壊する」という言葉は全ての競技のプロチームが肝に銘ずるべきです。その基本は有観客で開催し続けることです。コロナに負けないというのは、立ち向かうことであって逃げることではありません。
もう一度よく考えていただきたいのです。
よろしくお願いします。
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