V1リーグ女子が今日開幕しました。岡山シーガルズはホームのジップアリーナ岡山で“山陽ダービー”第1弾、ヴィクトリーナ姫路と対戦しました。昨季も相性が良くなかった姫路。プラク、田中、佐々木のサイド陣の強打を如何に拾って反撃できるか? その意味ではブロックの成否が勝敗を分けそうです。
シーガルズは昨年、今年と主力を張っていた選手の複数退団があって、かなりメンバーが入れ替わっています。そんな中、期待を抱かせるのは、昨季は内定選手ながら中心選手に近い働きを見せた、松山東雲出身の高卒ルーキー、佐伯亜魅加とタイ代表のタナッチャ・スークソッドに注目したいと思います。勿論、エースの金田、ミドル陣のキャプテン川島や成長株の長瀬、今季からオポジットに入る及川などにも期待しています。攻撃陣をリードするセッターは今季も宇賀神と宮下を交代で使う変則2人セッター制を採用しそうです。この2人、攻撃力も高いので、正当な2セッター制を敷いてみても面白いと思うのですが、試してみたい若手攻撃陣も多いので難しそうですね。
さて、この試合での岡山シーガルズのベンチ入り14選手は以下の通りです。
では、試合結果です。
🏐第1セットの前半リードを奪ってペースを握ったかと思われたのですが、逆転を許し競り合ったものの落としてしまったことが敗因だと思います。このセットを取っていたら勝っていたでしょう。それだけ、重要な意味を持つ第1セットでした。第3セットはタナッチャの活躍などで取りましたが、競り合った第4セットを取り切れずに「1-3」での敗戦となりました。
さて、この試合のシーガルズの各セットごとのスタートローテーションを見てみましょう。
第1セットと第3セットが「S1」、第2セットと第4セットが「S6」のローテーションでスタートしています。スターティングセッターは全て5番の宇賀神でした。基本的にバックオーダーのシーガルズですから、レフトスパイカーがセッターに次いでサーブに回るローテーションです。S1かS6かの違いはサーブ権の有り無しでの違いですが、レフトスパイカーの2人はセットごとで位置を入れ替えています。ミドルの配置はメンバーが代わっても基本的な位置関係は同一です。セッター対角のオポジットは第1セットと第2セットを及川でスタートしましたが、第3セット以降はタナッチャに代わっています。タナッチャのバックアタックはかなり有効打になっていますが、及川は守備面で上回っていたので、この2人の起用法は興味深いものがありますね。本来、オポジットの外国人は守備をしないというのが相場なのですがね。
今日は敗れましたが、明日もホームでヴィクトリーナ姫路との対戦が組まれています。
ファジアーノ岡山のプレーオフ1回戦と同時間帯に運動公園内での試合が行われますので、かなり混雑することが予想されます。
明日は、両チームとも勝利で飾ってほしいと願っています。
スポーツイベントで岡山が盛り上がることは嬉しい限りですね。
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