◆小沢一郎元代表が1月16日午前7時30分からのフジテレビ番組「新報道2001」に生出演した。フジテレビは、小沢一郎批判の急先鋒で知られてきたが、小沢一郎特集を企画し、小沢一郎元代表が生出演を快諾して出演したという。
この日のテーマは、「小沢一郎SP 今こそ語る改造内閣&TPP&ニッポン外交 政治とカネ」、小沢シンパという脳科学者の茂木健一郎教授(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別研究教授)が、コメンテイターとして出演して、こわごわ質問していたのは、傑作だった。
◆小沢元代表の発言で、最も聞き応えがあったのは、TPPについてであった。マスメディアは、小沢元代表がTPP反対論者の如く思い込んでいるフシがあるのに対して、小沢元代表は、「私は、自由貿易論者であり、TPP反対論者ではない。ただ、自由化するには、セーフティネットなどのシステムをつくった上でなければ、小泉さんのときのような格差社会を生み出してしまう。弱肉強食にしてはならない。また、こんなことを言っていいのかわからないが、TPPでのアメリカの国際戦略に翻弄されてはいけない。アメリカは、アメリカの国益を考えてTPPを言っている」と言い、趣旨の発言をしていた。聞き
ようによっては、ガムシャラにTPP参加に突進している菅直人首相に対する警告とも言えた。
◆この発言のなかで、さらに注目すべきは、「TPPでのアメリカの国際戦略に翻弄されてはいけない。アメリカは、アメリカの国益を考えてTPPを言っている」という箇所である。この視点は、菅首相はじめ菅政権のどこからも、ましてや野党からも、マスメディアからも一切、指摘されず、「バス乗り遅れるな」とばかり、いかにもTTPに参加することが、正義であるかの如く論議され、報じられている。
そのなかにあって、小沢元代表のみが、憂慮していて、「政治とカネ」の視点だけで、いかにも小沢元代表が「極悪人」の如く指弾されている。世論調子すれば、「小沢一郎は、国会議員を辞職すべき」という項目にマルをつけたり、賛同したりする者が、半数以上を占めている。いかなる罪名で検察審査会に強制起訴されようとしているのか、知りもせず、世論調査に応えているのだ。
◆小沢一郎代表が憂慮している米国主導のTPP問題について、私は1月15日付けの「有料ブログ」で、「菅直人首相はTPPへの参加に向けて突っ走っているが、世界最大穀物商社・米国カーギル社の『国際戦略の餌食』にされないよう警戒せよ!」と書いた。小沢一郎代表が、さらりと「アメリカの国際戦略」と発言したこのフレーズの奥は、極めて深い。
日本の食糧安保問題に関わっているだけに、菅首相と菅政権に関与している政治家は、いかにも「軽佻浮薄」である。これらを中央政界に送り込んでいる国民有権者も、「軽佻浮薄」にすぎる。マスメディアも、同類だが、是非とも、実態が不明な「米国カーギル社の『国際戦略」を早急に明らかにするよう集中取材するべきである。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
日本は、「金」の保有高を誇る世界有数の「黄金の国ジパング」であり、最も信用力の高い国であるが故に、獰猛なアメリカに狙われる
◆〔特別情報①〕
世界経済は、実は「金本位制」(ゴールドスタンダード)で動いている。「金」があるからこそ、これを担保に紙幣を発行できる。その「金」を保有に関して、世界でも、最高の金保有高を密かに誇っているのが、日本であるという。
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『平成動乱 小沢一郎の野望』1993年9月25日刊
第1章 小沢一郎が描く日本のリーダー像
第10節 なぜ権力闘争を活性化するのか
権力は戦いとるものだ
日本の政治が金権腐敗の構造になってしまったのは、政治家たちが権力闘争を放棄したのが、大きな原因のひとつといわれている。権力は戦いとるものである。
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板垣英憲著『政治家の交渉術』2006年5月刊
『政治家の交渉術』目次
第3章 「気脈」で人を見よ― 感情が勘定になる
1 常に頭は「バルコニーから人の動きを見るために
「大局」をじかに見る特殊技術
この文字盤の上から四段目、「頂情略七闘」の「頂」という文字に注目して欲しい。山であれば、「頂上」である。
これから戦いに臨む、あるいは、戦闘中の者の「視点」を示している。「山の頂上」から麓を見渡すように全体を眺望せよという意味である。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集(申し込み日から月額1000円)
板垣英憲マスコミ事務所
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