◆菅直人首相が「経済オンチ」ぶり全開だ。この根本原因は、「経世斉民」意識の欠如にある。「最大多数の最大幸福」ではなくも「最小不幸社会」などと根暗な発想ばかりしているから、自らの「経済オンチ」に根ざす「不条理」が発生するのである。
「最大多数の最大幸福」を考えていれば、国家全体の利益に関する重要指標の1つである「国債格付け引き下げ」情報に対して、「疎い」などという言葉は出てこないはずである。むしろ、いい加減な格付けをしたスタンダート・アンド・プアーズ(S&P)に抗議してしかるべきなのである。かつて、もう1つの格付け機関ムーディーズとともに、日本国債をボツアナと同列に格下げした前科がある。失礼も甚だしい。
◆第一、1京3600兆円規模の借金のある米国の国債が「AAA」で、日本国債の90%が日本国内で消化されていて、海外投資家には、ほとんど影響がないのに「AA-」なのかを問い質す必要があるからである。
第二に、スタンダート・アンド・プアーズ(S&P)も、ムーディーズも、サブプライムローン組み込み証券をさんざん広めていた金融機関の格付けを最高ランクの「AAA」に高く評価したうえに、サブプライムローン破綻を予測できず、リーマンブラザーズ倒産も予想できなかった。その結果、世界を金融危機に陥れるという大失態を招いた。その責任は、スタンダート・アンド・プアーズ(S&P)にも、ムーディーズにもある。それにもかかわらず、そりを頬かむりして、何事もなかったように、相変わらず「勝手格付け」を世界に垂れ流している。そうなると、格付け機関を格付けする機関が必要になってくる。
おかしいことをおかしいと気づかない菅首相は正真正銘の「経済オンチ」と言うほかない。ダボスくんだりに出かけて行って、国際政治家になったつもりでいるのだろうが、世界の獰猛な輩に食い物にされるのがオチである。こんな政治家を国家最高指導者に仰いでいる日本国民は、「最大に不幸」であると言えるだろう。
◆私は平成11年6月25日付けで「国際金融資本の罠に嵌った日本 悪魔の経済-グローバリズムの正体」(日本文芸社刊)を上梓し、「格付け会社・ムーディーズの神秘的魔力-意図的な情報操作で猛威を振るう国際金融資本の尖兵」というタイトルで1章を設けて、格付け機関のいい加減さを暴いた。当然このなかには、ムーディーズと双璧をなしているスタンダート・アンド・プアーズ(S&P)も槍玉に上げた。その内容については、以下のようなポイントに絞った。
①新興国アメリカから生まれた格付け機関
②アングロサクソン流格付け機関の横暴の実例
③国家まで格付けする格付け機関のムチャクチャぶり
④まるで総会屋のような「勝手格付け」
⑤格付け機関を格付けするう動き
⑥自国に甘いアメリカの格付け機関
⑦トヨタ自動車の大木巌副社長が抗議の反論
詳しくは、本書を参照されたい。いずれにしても、「勝手格付け」に対して、何の見識もなく、抗議の反論もできない菅首相は、「経世済民」の任に相応しくない。私利私欲で政権延命のみに汲々としている首相は、国家国民にとって、害毒以外の何ものでもなく、一刻も早くお引き取り願いたい。即退陣せよ!
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
前原誠司外相が、カン違いして総理大臣就任に色気プンプンの仙谷由人代表代行を警戒、潰しにかかる
◆〔特別情報①〕
「ポスト菅」の最短距離にいると言われている前原誠司外相が、自ら率いる「前原・枝野グループ(凌雲会)」の会合(1月27日)で所属の衆院議員に「これまで6回選挙をやったが、(前回衆院選から)一番短かった間隔が、ちょうど今ごろだ。団体などに選挙直前にあいさつに行ってもだめだ。紹介できるところもあるので相談してほしい」と要請した。これは、「衆院の解散・総選挙に向けて態勢を整えるよう」呼びかけたものと受け止められている。朝日新聞が1月28日朝刊「政治面」(4面)で報じた。
前原外相が、この時期に「前原・枝野グループ(凌雲会)」内で、なぜ「紹介できるところもあるので相談してほしい」と発言したのか、その真意をめぐり様々に憶測された。そのなかに、こういう解釈が取りざたされている。
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第2章 小沢一郎がつくる強い権力
第1節 なぜ首相を支えるスタッフを強化するのか
首相執務室は生情報の真空地帯
首相官邸には、日常的に限りなく情報が入ってくる。だが、その大半は情報をもたらす機関や人物によってデフォルメされたものがまじっていることが多いといわれている。
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『政治家の交渉術』目次
第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」
2 誰の発言を重視するかが分断の第一歩
小泉首相が、「民主党分断工作」に着手した
「前原さんとは、共通するところがある。いつでも大臣になれる人だ」
小泉純一郎首相は、ドイツが大連立政権を樹立したのを見て、日本でも自民・公明、民主三党による大連立できるのではないかと考え、「日本版の大連立」構想に基づき、秋波を送ったようなのである
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第2章 小沢一郎がつくる強い権力
第1節 なぜ首相を支えるスタッフを強化するのか
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第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」
2 誰の発言を重視するかが分断の第一歩
小泉首相が、「民主党分断工作」に着手した
「前原さんとは、共通するところがある。いつでも大臣になれる人だ」
小泉純一郎首相は、ドイツが大連立政権を樹立したのを見て、日本でも自民・公明、民主三党による大連立できるのではないかと考え、「日本版の大連立」構想に基づき、秋波を送ったようなのである
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