◆小沢一郎元代表が3月6日、小沢派所属の国会議員全員に「12日から東京で待機するように」と禁足令を出した。併せて、3月7日には、全国各地の小沢派活動家に対して、「12日に上京ように」と指令し、臨戦態勢を組んだという。野田佳彦首相が不退転の決意で臨んでいる消費税増税法案を閣議決定する動きを見せているので、それを阻止しようというのが、目的である。
2012年度政府予算案は3月8日、衆院を通過した。参院で成立しなくても、日本国憲法の規定(衆院優越)により、参院で成立しなくても、4月6日には、自然成立する。
これを受けて、野田佳彦首相が、強行突破しようとするならば、「政務3役」(大臣、副大臣、政務官)の一斉引き上げも辞さない構えで、政局は、次第に緊迫感を強めてきている。
読売新聞は3月8日付け朝刊「政治面」(4面)で「消費増税阻止へ 小沢グループ圧力強化」「政務三役 辞任案も」「民間団体と連携模索」という見出しをつけて、小沢派の慌しい動きをレポートしている。
①小沢派は3月6日昼、国会内で会合を開き、小沢一郎元代表の側近である樋高剛総括副幹事長(小沢一郎元代表の知恵袋・平野貞夫元参院議員の娘婿)が、出席議員に「12日から東京で待機するように」と指示を伝えた。
②小沢一郎元代表は7日夜、都内の日本料理店で小沢派所属の政務3役らと会談し、結束を呼びかけた。この会合には、牧義夫厚生労働副大臣、森裕子文部科学副大臣が出席したという。小沢一郎元代表は、元々、消費税増税論者であるけれど、「増税する前に、やるべきことはいっぱいある」と公務員制度改革、福祉政策充実、景気政策を先行して行い、そのうえで消費税増税に入るべきであるという持論を述べてきた。だから「出ていくのは、こっちではなく向こうだ」と力説している。
③小沢一郎元代表は3月8日、国会内で小沢派所属の国会議員を集め、「消費税増税反対
を訴える民間団体の集まり」を設立する準備に入ることを宣言している。
◆岡田克也副総理は3月7日、鳩山由紀夫元首相を訪れ、局面打開について意見を聞いた。鳩山由紀夫元首相は、消費税増税に慎重で「小沢さんや野田さんが話し合う場を、あなたや幹事長が取り持つたらどうか」と提案したという。だが、よく考えてみると、岡田克也副総理は、小沢一郎元代表を「党員資格停止処分」に処したときの幹事長である。いまても「党員資格停止中」の小沢一郎元代表に対して、どういう資格で会談させることができるのか。鳩山由紀夫元首相は、岡田克也副総理の非礼と無神経さを皮肉を込めて暗に咎めたのである。
小沢一郎元代表は、「党員資格停止中」とはいえ、民主党所属の衆院議員であることは、変わらない。国会議員として自由に活動する権利まで停止されているわけではないから、消費税増税に反対しているだけである。
岡田克也副総理は、小沢一郎元代表が、民主党内の最大派閥を率いている実力者だから、どうしても協力して欲しいと誠に身勝手にも都合のいい、虫の良すぎることを考えている。当の小沢一郎元代表は、「いつでも会っていいよ」とごく当たり前の答えをしているのだが、この姿勢について、マスメディアのなかには、「小沢一郎元代表は追い詰められているから、こういう答えをしている」と歪んだ解釈している媒体もある。
◆実のところ、岡田克也副総理は、野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁の「極秘会談」(2月25日)を事前に知っていたと言われている。否、仕掛人の1人だったとさえ取り沙汰されている。「極秘会談」で「話し合い解散」「民自大連立」などが話し合われたというけれど、この「極秘会談」について、民主党の要である輿石東幹事長にも、事前連絡していなかったので、輿石東幹事長は、怒り心頭である。その人のところに、どんなツラをして、「小沢さんや野田さんが話し合う場を設けて欲しい」と頼みに行けるのか。原理主義者と言われていながら、「人には礼を尽くすべきだ」という原理原則が、いい年をして、よくわかっていないらしい。岡田克也副総理は、一般社会の慣習を否定している一種の欠陥人間なのである。この始末については、「極秘会談」を仕掛けた当事者が、きつちりと「落とし前」をつけるべきなのである。
仮に「極秘会談」がうまく行っていたとしよう。その場合でも、民主党、自民党の両党ともに、こんな大事なことは、党議にかけなくてはいけない。とりわけ、「大連立」については、みんなの意見を聞かなくてはならない。小沢一郎元代表が福田康夫首相と国会内で会談した際、「大連立」を持ちかけ、これを民主党に持ち帰ったとき、非難轟々だった。結局、この件は、ポシャッてしまった。「大連立」などと言うのは、言うのはた易くて、実現するのは、至難の業なのである。
いずれにしても、原理主義者の岡田克也副総理が、この事態をどう打開して行くか。お手並拝見である。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
古賀伸明会長率いる「連合」が、「小沢切り」の「大連立」に賛成を決定、背後にいる米CIAの最大目標が「連合」の嫌う「官僚制度改革」だと気づいていないのか
◆〔特別情報①〕
古賀伸明会長率いる「連合」内部で、民主党が進めようとしている公務員改革(人員削減、給与カット、退職金カットなど)に動揺が広がっている。とりわけ、公務員の労働組合である「官公労」は、怒りの声が噴出しているという。この矛先が、公務員制度改革、福祉政策充実、景気政策を先行させるべきだとして消費税増税に反対している小沢一郎元代表に向けられている。古賀伸明会長ですら、「こんなことなら、民主党を支援できない」とむくれているというのだ。
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これを受けて、野田佳彦首相が、強行突破しようとするならば、「政務3役」(大臣、副大臣、政務官)の一斉引き上げも辞さない構えで、政局は、次第に緊迫感を強めてきている。
読売新聞は3月8日付け朝刊「政治面」(4面)で「消費増税阻止へ 小沢グループ圧力強化」「政務三役 辞任案も」「民間団体と連携模索」という見出しをつけて、小沢派の慌しい動きをレポートしている。
①小沢派は3月6日昼、国会内で会合を開き、小沢一郎元代表の側近である樋高剛総括副幹事長(小沢一郎元代表の知恵袋・平野貞夫元参院議員の娘婿)が、出席議員に「12日から東京で待機するように」と指示を伝えた。
②小沢一郎元代表は7日夜、都内の日本料理店で小沢派所属の政務3役らと会談し、結束を呼びかけた。この会合には、牧義夫厚生労働副大臣、森裕子文部科学副大臣が出席したという。小沢一郎元代表は、元々、消費税増税論者であるけれど、「増税する前に、やるべきことはいっぱいある」と公務員制度改革、福祉政策充実、景気政策を先行して行い、そのうえで消費税増税に入るべきであるという持論を述べてきた。だから「出ていくのは、こっちではなく向こうだ」と力説している。
③小沢一郎元代表は3月8日、国会内で小沢派所属の国会議員を集め、「消費税増税反対
を訴える民間団体の集まり」を設立する準備に入ることを宣言している。
◆岡田克也副総理は3月7日、鳩山由紀夫元首相を訪れ、局面打開について意見を聞いた。鳩山由紀夫元首相は、消費税増税に慎重で「小沢さんや野田さんが話し合う場を、あなたや幹事長が取り持つたらどうか」と提案したという。だが、よく考えてみると、岡田克也副総理は、小沢一郎元代表を「党員資格停止処分」に処したときの幹事長である。いまても「党員資格停止中」の小沢一郎元代表に対して、どういう資格で会談させることができるのか。鳩山由紀夫元首相は、岡田克也副総理の非礼と無神経さを皮肉を込めて暗に咎めたのである。
小沢一郎元代表は、「党員資格停止中」とはいえ、民主党所属の衆院議員であることは、変わらない。国会議員として自由に活動する権利まで停止されているわけではないから、消費税増税に反対しているだけである。
岡田克也副総理は、小沢一郎元代表が、民主党内の最大派閥を率いている実力者だから、どうしても協力して欲しいと誠に身勝手にも都合のいい、虫の良すぎることを考えている。当の小沢一郎元代表は、「いつでも会っていいよ」とごく当たり前の答えをしているのだが、この姿勢について、マスメディアのなかには、「小沢一郎元代表は追い詰められているから、こういう答えをしている」と歪んだ解釈している媒体もある。
◆実のところ、岡田克也副総理は、野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁の「極秘会談」(2月25日)を事前に知っていたと言われている。否、仕掛人の1人だったとさえ取り沙汰されている。「極秘会談」で「話し合い解散」「民自大連立」などが話し合われたというけれど、この「極秘会談」について、民主党の要である輿石東幹事長にも、事前連絡していなかったので、輿石東幹事長は、怒り心頭である。その人のところに、どんなツラをして、「小沢さんや野田さんが話し合う場を設けて欲しい」と頼みに行けるのか。原理主義者と言われていながら、「人には礼を尽くすべきだ」という原理原則が、いい年をして、よくわかっていないらしい。岡田克也副総理は、一般社会の慣習を否定している一種の欠陥人間なのである。この始末については、「極秘会談」を仕掛けた当事者が、きつちりと「落とし前」をつけるべきなのである。
仮に「極秘会談」がうまく行っていたとしよう。その場合でも、民主党、自民党の両党ともに、こんな大事なことは、党議にかけなくてはいけない。とりわけ、「大連立」については、みんなの意見を聞かなくてはならない。小沢一郎元代表が福田康夫首相と国会内で会談した際、「大連立」を持ちかけ、これを民主党に持ち帰ったとき、非難轟々だった。結局、この件は、ポシャッてしまった。「大連立」などと言うのは、言うのはた易くて、実現するのは、至難の業なのである。
いずれにしても、原理主義者の岡田克也副総理が、この事態をどう打開して行くか。お手並拝見である。
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古賀伸明会長率いる「連合」が、「小沢切り」の「大連立」に賛成を決定、背後にいる米CIAの最大目標が「連合」の嫌う「官僚制度改革」だと気づいていないのか
◆〔特別情報①〕
古賀伸明会長率いる「連合」内部で、民主党が進めようとしている公務員改革(人員削減、給与カット、退職金カットなど)に動揺が広がっている。とりわけ、公務員の労働組合である「官公労」は、怒りの声が噴出しているという。この矛先が、公務員制度改革、福祉政策充実、景気政策を先行させるべきだとして消費税増税に反対している小沢一郎元代表に向けられている。古賀伸明会長ですら、「こんなことなら、民主党を支援できない」とむくれているというのだ。
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