新!編集人の独り言

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恐山リベンジ(特急かもしか編)

2007-11-03 06:11:58 | Weblog
青森に着いて、当初乗る特急の出発時間まで時間を潰そうと思っていたんですが・・・
「あれ、一つ前のかもしかに乗れそうだよ」
「青森駅前で特に見るものもないし、秋田でのんびりしたいから乗っちゃおうか」
「こっちはかまわんけど」
「じゃ、ビール買ってくる」
まあ、出発まで10分くらいだからとっとと行ってきてください。

さて、ここで我々がなぜ「特急かもしか」にミョーな興味を示しているのか。

実は2年前、この特急かもしかに乗車しているんです。
当時秋田を出発し、青森まで行ったんですが、なにせ遅い。特急のくせに通過待ちがあるという、なかなかキョーレツな特急です。
しかもこの特急車両、骨董品じゃねーのかというくらい古い。
旧国鉄の車両ですからねぇ。
だから車内には「紙コップ仕様の給水器」があるくらいで・・・
前回相方はその懐かしさのあまり、その紙コップをおみやげに持って帰りましたから。
で、唯一の救いというかこの時の車掌さんが「石丸謙二郎」そっくり。
「世界の車窓だよなぁ。特急の案内音もあの曲でやってほしいなぁ」
「で、『明日は青森に停まります』とかって言ってもらいたいと」
「そうそう」

そんな訳でこの特急に乗ったせいで当時の我々は『完璧にやられちゃった』訳です。

ま、今回はリベンジがテーマですから、この特急かもしかのリベンジもしないとね。
特急が入ってきて、座席どり。
相方がビールとつまみ、自分はソフトドリンクを買いこみ、空いてる席に。

「相変わらずグリーン車が素敵だねぇ」

この特急かもしか、グリーン車と自由席が一つの車両に混在しております。
1両目は指定、2両目は自由席、3両目はグリーンと自由。
普通自由とグリーンを組み合わせないよなぁ(笑)

「きっとね、グリーン車に乗っている奴らは『なんでこんな下々の連中と同じ車両なのよっ』って言ってるんだよ」
「ブルジョアだからねぇ」
「んでね、『あたしたち、グリーン車に乗っている人が前を通る時は土下座しなさい。頭が高いのよっ』とか言ってるんだよ」
「参勤交代なんだ(笑)」
「でね、そういう輩は自由席を通る時口にハンカチを押さえて息止めて足早に歩くんだよ」
「そこまで嫌われるんだ」
「貧富の差が激しいんだよ。だからブルジョアの人達は我々を哀れんで、かつ上から目線で見るんだよ」
「編集人・・・おまえ会社でなんかイヤなことあったのか?」
「いや・・・別に。社会の構図ってそんなもんだから」

次回に続く・・・


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