さて、我々の天敵ともいえる「特急かもしか」
たって三両編成の特急なんですけど、驚く事に「車内販売」があるんです。
前回乗ったときにはそんなんなかつたぞぉ。
「かもしかも進化したんだよ」
「すごいっすよ、かもしか」
「多分次は食堂車が編成されてるんだよ」
「ねえよっ」
「んで、フルコースが食べられるんだよ」
「ねえよっ」
さて、その社内販売のお姉ちゃん、何せ3両編成だから、頻繁にやってきます。
「これはさぁ、お姉ちゃん気の毒だよなぁ」
「イジメにちかいよな」
「それだ」
「何がだよ」
「きっと、意地悪な先輩がいるんだよ。んて『××さん、今日はあなたかもしかで車内販売しなさいね』って言うんだよ」
「(笑)」
「んで、お姉ちゃんが「えっ、でもあれは3両しかなくてお客さんもあまり乗ってなくて・・・』とか言い訳するんだけど、意地悪な先輩が『アタシだって通ってきた道なのよぉ、つべこべ言わずに行きなさいよぉぉぉぉ』っていじめられてるんだよ」
「お前、よくそんな話思いつくなぁ」
「で、かもしかだからそんなにお客さんは買ってくれなくて、戻ってきたら、そのイヤな先輩が待ってるんだよ。んでもって『××さぁん、お疲れ様ぁ~』って薄ら笑いを浮かべて声かけるんだよ。『今日のうりあげどうでした~』って」
「すっごい優しい声なんだろ」
「そうそう、んで、あまり売れてないから正直に申告すると『情けないわねぇ、あたしがやったときはその3倍は売上をあげたわよぉ、まもあなたの実力ってそんなもんだんでしょうけど』とか言われちゃうんだよ」
「大映ドラマじゃねえか」
「んで、落ち込んでいるおねえちゃんに指導員の二枚目の人がやってきて『どうした。お前に涙は似合わない』とかなんとか言ってそっから恋愛に発展していくんだよ」
「スチュワーデス物語じゃねえか」
「だから、きっとあのおねえちゃんは数奇な運命をたどるんだよ」
「お前、バカだろ」
「うん」
「ちなみに、その先輩よりも売上が高かったらどうなんだよ」
「その時はこういういやな奴はちゃんと切り返しができるんだよ『あーら、あなたはかもしかと相性いいみたいねぇ。じゃあこれからもお願いしようかしら』みたいな」
「やっぱりお前会社で何かイヤな事でもあったんか?」
「べ~つ~にぃ~」
あまりにも、あまりにも、あまりにも頻繁にお姉ちゃんがワゴンを押してくるので、何か買う事に。
自分はコーヒー、相方はビール・・・と言いたいところだが、スーパードライしかなかったので、チューハイを購入。
なんとハイリキ!
「ハイリキなんていつ以来だろう」
「わっ、アルコール度数7だぞ、これ」
「ヤバイかもしれない」
といいつつ飲み干した相方。
このハイリキがのちのち地獄道になるとは本人つゆ知らず・・・
という事で次回に続く・・・
たって三両編成の特急なんですけど、驚く事に「車内販売」があるんです。
前回乗ったときにはそんなんなかつたぞぉ。
「かもしかも進化したんだよ」
「すごいっすよ、かもしか」
「多分次は食堂車が編成されてるんだよ」
「ねえよっ」
「んで、フルコースが食べられるんだよ」
「ねえよっ」
さて、その社内販売のお姉ちゃん、何せ3両編成だから、頻繁にやってきます。
「これはさぁ、お姉ちゃん気の毒だよなぁ」
「イジメにちかいよな」
「それだ」
「何がだよ」
「きっと、意地悪な先輩がいるんだよ。んて『××さん、今日はあなたかもしかで車内販売しなさいね』って言うんだよ」
「(笑)」
「んで、お姉ちゃんが「えっ、でもあれは3両しかなくてお客さんもあまり乗ってなくて・・・』とか言い訳するんだけど、意地悪な先輩が『アタシだって通ってきた道なのよぉ、つべこべ言わずに行きなさいよぉぉぉぉ』っていじめられてるんだよ」
「お前、よくそんな話思いつくなぁ」
「で、かもしかだからそんなにお客さんは買ってくれなくて、戻ってきたら、そのイヤな先輩が待ってるんだよ。んでもって『××さぁん、お疲れ様ぁ~』って薄ら笑いを浮かべて声かけるんだよ。『今日のうりあげどうでした~』って」
「すっごい優しい声なんだろ」
「そうそう、んで、あまり売れてないから正直に申告すると『情けないわねぇ、あたしがやったときはその3倍は売上をあげたわよぉ、まもあなたの実力ってそんなもんだんでしょうけど』とか言われちゃうんだよ」
「大映ドラマじゃねえか」
「んで、落ち込んでいるおねえちゃんに指導員の二枚目の人がやってきて『どうした。お前に涙は似合わない』とかなんとか言ってそっから恋愛に発展していくんだよ」
「スチュワーデス物語じゃねえか」
「だから、きっとあのおねえちゃんは数奇な運命をたどるんだよ」
「お前、バカだろ」
「うん」
「ちなみに、その先輩よりも売上が高かったらどうなんだよ」
「その時はこういういやな奴はちゃんと切り返しができるんだよ『あーら、あなたはかもしかと相性いいみたいねぇ。じゃあこれからもお願いしようかしら』みたいな」
「やっぱりお前会社で何かイヤな事でもあったんか?」
「べ~つ~にぃ~」
あまりにも、あまりにも、あまりにも頻繁にお姉ちゃんがワゴンを押してくるので、何か買う事に。
自分はコーヒー、相方はビール・・・と言いたいところだが、スーパードライしかなかったので、チューハイを購入。
なんとハイリキ!
「ハイリキなんていつ以来だろう」
「わっ、アルコール度数7だぞ、これ」
「ヤバイかもしれない」
といいつつ飲み干した相方。
このハイリキがのちのち地獄道になるとは本人つゆ知らず・・・
という事で次回に続く・・・