新!編集人の独り言

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ROAD-TO ~ 夢名塾夢の島大会への道

2008-12-19 06:53:27 | Weblog
「柴山、ちょっと」
DEP道場で汗を流していた柴山選手に古澤代表が声をかけました。
「悪いんだけどな、小杉が怪我してさ、お前ピンチヒッターな。2日は大介とタッグだから。頼むな」
「えっ・・・あ、はい」
突然の東京遠征に戸惑う柴山選手。
とそこに・・・
「おはようございまぁす」
と正岡選手が道場にやってきます。
それを遠目でみている柴山選手、そしてその視線に気づいたのか柴山選手に歩み寄る正岡選手
「2日、よろしくな」
「ああ・・・よろしく」
二人は握手するでもなく、たった一言言葉を交わし、すれ違いました。

「大介、タッチだ、代われ!」
正岡選手が矢郷選手に捕まります。さっきからローンパトルが続き、明らかにスタミナが消耗している状態。
コーナーから柴山選手が手を伸ばします。
何とか切り抜けた正岡選手が柴山選手とタッチ
「うぉぉぉぉぉぉっ」
雄たけびを上げながら藤澤選手にぶつかっていきます。まさにそれは魂のぶつかり合い。
自軍のコーナーに藤澤選手を招きいれコーナーポストにのぼり
「いっくぞぉ!ROCK! ON! TIME!」
ダイビングエルボー一閃!
「ぐえっ!」
たまらず声を上げる藤澤選手。
「大介!行け」
「おっしゃあ!」
正岡選手の見事なムーンサルトが宙を舞い、藤澤選手に激突。
そのままカバー!が、しかし矢郷選手のカット!
そして試合を決定づけたのは柴山選手に対するギロチン式エースクラッシャーからの殺人フルコース。
「おい、正岡ぁ。てめぇ今日タイトルマッチやるって言ってなかったか?もう片方はどうしたんだよ。オイ。お前らベルト獲られたくないから逃げたんじゃねーのか?」
「うるせー、俺らは逃げも隠れもしねぇんだよ。いいか!お前ら、今度お前らと対戦する時はなぁ、ベルトきっちりかけてやるからよぉ、覚えておけよ、コノヤロー」

そして控え室
「大介わりぃな。獲られちゃったよ」
「いやぁ、序盤俺も捕まりすぎたからなぁ。でも大丈夫。やっぱり柴山さんはうまいよ、うん」
「いやいや、負けたら何の価値もないんだよ。何にも」
そう言って柴山選手は下を俯きました。

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あの光景はやっぱり異常だと思う。

2008-12-18 23:55:41 | Weblog
まあ、12月から弁当工場に配属されていて、研修の名の下にあちこちやらされているわけですが・・・

先週かな?深夜勤務だったんですよ。
夜の10時くらいに入って、明け方5時までのお仕事。

で、まあ24時間稼動だから確かに当たり前なんだけどね。
人が働いてるんですよ。

夜中に。
女性が。
大勢で。
しかも外国の人。

これねぇ・・・異様な光景だよ、客観的に見ても。
夜中の1時過ぎに英語や日本語やタガログ語が飛び交う中大勢の人がおにぎり作ったり、お弁当作ったり・・・
うーん・・・

つかね、この女性陣、昼間はどうしてるんだろ?
あ、寝てるのかな?

でもやはり女性が深夜に働いているのは異常な気がするんですよ、自分は。
いや、別に働くなとは言わないけど、ヘンな感覚にはなりますよ。

で、聞いたんですよ。
どうやって帰るの?って。

殆どの人は自転車なんですわ。
自分みたいな電車通勤とは訳が違うんだねぇ。
こうやってパソコンを前にパチパチやってる間も工場はお弁当作っている訳ですわ。

んなこって・・・

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ROAD-TO ~ 夢名塾夢の島大会への道

2008-12-18 05:17:36 | Weblog
カードは決まったものの、まだ問題は山積しています。
「カード順なんだけど、どうします?」
「うーん、とりあえずまだ未定でいくしかないですよね」
「というよりももうこうなったらあえてカード順は公表しないで、いきなりコールではじまつたほうが面白くないですかね」
「うーん・・・それも含めてもう少し検討しましょう」
「後は・・・会場って気温どうでしたっけ?」
「空調効いてるから大丈夫ですよ」
「なら安心です。ほら、今回土足禁止だから足腰冷える人出そうだし、それはしんどいから回路でも配ろうかなって思ってたんですよ」
「そういえば・・・2月はどうしますか?」
「2月ねぇ・・・どうしましょう」

さて、この2月・・・・実はBUMBでの第2回興行がもう決定しています。
しかし通常の興行ではなく、実験興行ということで、若手主体の興行となります。
この段階ではまだ決まってませんが、年末大会が終了しだい動きますので、それまでしばらくお待ちください。

さて、11月下旬、残り1ヶ月を過ぎたところでまたひとつの動きがありました。
加藤選手と戸田選手がK-DOJOの興行に殴りこみをかけたのです。
BLIE-FIELDに早々と到着した彼らは『お客』として入場とし、乱入のタイミングを伺っています。
「(ブラック)バードの野郎、こういう大事な時に欠席だもんよ。参ったよ」
「加藤さん、しょうがないっすよ。今日は俺たちで暴れましょうよ」
「まぁ、俺たちは頑固だけじゃなくて、全方位型ヒールを目指すから」
「なべさんのところもですか」
「あそこもよ、確かにアスリートとして出るけど、でもファイトスタイルまでは強要してないし、それは俺たちの解釈でアスリートすればいいんじゃないの?少なくともこないだのヘボチャンプみたいな試合をやってればいいと思うけどね」
「ああ、はいはい。要は力で叩き潰せばいいってことですね」
「そうそう、そういうこと。遺恨はいらないけど、俺たちは俺たちのスタイルを崩しちゃいけないんだから。それがプロってもんでしょ(笑)」
試合が始まり、加藤選手たちはその試合をハンバ薄笑い顔で見ていました。
「・・・つまんねぇ試合してやがんなぁ・・・」
「なんすかね、この緩い雰囲気は」
「結局ここも頑固と一緒でさ、客が選手を甘やかしてるんだよ。だから選手に緊張感がないんだよ」
「まあ、この後が楽しみですけどね」
第三試合が終わって休憩、そしてインフォメーションが始まる。コミッショナーが概要を話しているところで加藤選手が乱入しました。
「な、なんだよ、お前らはよ」
コミッショナーに近づき蹴りを入れる。リングにコミッショーの巨体が沈みます。
会場内からはブーイングの嵐。
「いやぁ、悪いねぇカイエンタイの諸君。仲間同士のプロレスごっこの邪魔しちゃってねぇ。さっきから見てたけど、なんかねぇ、ぬるいね。俺たちさ、悪魂っていうんだけど、知ってる?知らない?もぐりだな、そりゃ。俺たちは今制圧できそうな団体探しててさ、で基本的に俺たち無理したくないのよ、面倒だから。んで、簡単に制圧できそうなところを探してたら、なんかここになっちゃったんだよ。悪いね、今後は俺たちがここを仕切るから」
加藤選手がイヤミたっぷりのコメントを飛ばすと会場内はさらにブーイング。
「おい、コミッショナーさんよぉ。来週のカード全部決まってないんだろ?俺たちが出てやるから、カードひとつ空けとけよ」
そこにやってきたのが房総ボーイライト
「てめぇら、人のリングでゴチャゴチャやつてんじゃねえぞ、こら」
「ああ?なんだお前。ちっちぇえなぁ」
「うるせぇ、お前らそんなに試合したければ俺が相手になってやるよ、潰すぞこらぁ」
「潰すぞって(笑)お前、さっき試合で負けてなかったか?おいおい、勘弁してくれよ、もうちょっと何とかなんねぇのかよ、ええっ」
「うるせぇ、お前たちなんか俺一人でも十分なんだよ」
「いいのかぁ、そんなこと言ってよぉ。俺たちは強いぞぉ。上の連中も高みの見物決めてるみたいだけど、出てこざるを得なくしてやるよ」

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めちゃくちゃ疲れてる・・・

2008-12-17 20:30:45 | Weblog
肉体的疲労が物凄いです。
やはりこの半月は今までとは全く違う生活をしていますからねぇ、当然といえば当然なんですけども。
慣れない肉体労働で週6日はさすがに堪えるものがあります。

で、よくわかった事。
肉体的疲労に陥った時ってやたらアルコールが欲しくなるようです。
なんだろう、マヒするんかなぁ。
とにかくビールでも焼酎でもいいから飲みたくなる。
昔は電車の中でビールを飲んでる人を見ると「なんだかなぁ」と思ったけど、今は「ああ、疲れてるのね」って思うようになりました。

今日はチゲ鍋なんぞを作った訳でして、やはりビールと一緒に食べると「おおっ、今日も一日終わったな」と・・・ん??見事なガテン系になっとるなぁ(苦笑)

いずれにしてもこの2週間で確実にやせてるなぁと。
だって、全身覆われてサウナスーツみたいな状態で肉体労働だよ。
気を抜いてるとズボンがズリ落ちるんだから。

まま、今日は疲れてるのでさっさと寝ます。
テレビもつまんないしね。

んなこって・・・

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ROAD-TO ~ 夢名塾夢の島大会への道

2008-12-17 05:04:15 | Weblog
安倍選手との会談を終えて前田選手となべさんは同じ電車に乗ってます。
「なべさんね・・・・あいつできるかなぁ」
「・・・・わかんないけど、あいつは本気だったよね」
「うん」
「最初はさ、前田さんの迫力に押されてたけど、最後のほうはちゃんと目を見て話していたし」
「うん」
「俺は・・・どうかな。生き様を見せてもらいたいけどね。」
「・・・まぁ・・・少し考えるわ」
「そうか」
「うん」

その夜・・・・前田さんからなべさんにメールが届きました。

自分のパートナーを改めて安倍選手にオファーしていただけますでしょうか?彼の本気度はしっかり受け止めました。その本気度にかけてみようと思います。冷静に考えて戦力としては物足りないところはあります。自分は彼にきれいな試合を求めてはいませんし、多分加藤・戸田組の格好のターゲットになるのは間違いないと思います。でも彼の浮かれ気分でないという気持ちが本物であるならば耐えられると思います。年末大会で俺は彼の本気度を見てみたいと思います。 よろしくお願いします。

前田さんからのメールは「タッグ了承」のものでした。なべさんは安倍選手に急いで連絡を入れます。
「安倍君、前田さんからOKが出たよ」
「本当ですか」
「ああ、本当。でも覚悟しておいてくれとも書いてあった。君の本気度が見たいとも」
「ありがとうございます。推薦してくれた渡辺さんの顔にドロを塗らない為にも必死になつてがんばらないといけないっすよね」
「がんばれよ」
「はい、当日はよろしくお願いいたします」

この連絡はなべさんから代表、そして自分のところまで連絡が回ってきます。当然のことながら加藤さんのほうにも対戦相手の決定連絡をしないといけません。
「あっそぉ、決まったの」
「ええ、CMAの安倍選手っていうんですけど」
「・・・知らないなぁ・・・誰それ」
「自分もよくは・・・でも戸田選手は知ってるみたいですよ」
「ふーん、じゃあ戸田っちに聞いてみよう」
「すんません、こっちの情報が不十分なもんで」
「いいよ、仕方ないじゃん。でもよ、あれだぞ。俺らはDARK-SOWLの部分は外さないからな。その安倍なんたらが使えないと思ったら一気に叩き潰すからね。そいつあれなんだろ?まだそういう舞台に慣れてないんだろ?」
「みたいですね」
「メイン勤まるのかよ。俺不安になっちゃうよ」
「んー、でもほらとりあえずはヘンな人はさすがに連れてこないと思うし」
「まあいいや。俺らは俺らの試合をするだけ。安倍とかいうのが負けて泣いてもそれは選んだ前田さんが悪いんだから。それはね、仕方ないんだよ。実力の程を思い知らせてやればいいだけだからさ」
「時に、ちょっと話変えていいですか?」
「何?」
「ブログ読んだんですけど、活動範囲広げるって」
「ああ、あれ。まだ予定だよ、予定」
「どこ広げるんですか」
「そんなん今教えたらお前しゃべっちゃうに決まってるもん(笑)」
「でもどっかには広げるんですよね」
「まぁ・・・その状況に応じてだけどね」

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今日は朝からドタバタと・・・

2008-12-16 22:28:03 | Weblog
今朝起きたのが6時8分。
いつも出勤する時間。
ヤッベ!
急いで身支度してお出かけ・・・・あ!忘れ物だよぉ。

会社についたのが開始10分前。
家出たのが15分くらい遅いだけで30分も違うとは・・・
早朝だからアクセスが悪いんだねぇ。

ブログ?
更新なんてできませんよ、そんな。

仕事を理由つけて早退し(笑)夢名塾の告知の為FMラジオ局へ。
挨拶もそこそこに打ち合わせ。
で、本番。
当初10分の告知だったんだけど、気がついたら40分近くしゃべってるし。
電波ジャックじゃん、ほとんど。

その後はなべさん、前田さんと打ち合わせ。
問題点噴出。
いやはや、改善すべき事は多々あります。
まあ、ひとつずつ片付けていかないといかんですわ。

で、うちに帰ってメールを見てみると・・・
あれ??
結果のメールが来ていない・・・
なんで??

という事でこの話は明日に続く・・・

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ROAD-TO ~ 夢名塾夢の島大会への道

2008-12-16 21:45:57 | Weblog
数日後、浅草の某所になべさん、前田さん、そして安倍選手の姿がありました。
「俺、あまりこの場所にきたくないんだよなぁ(苦笑)」
なべさんが苦笑いをしながら場を和ませようとする・・・がますます緊張感は高まってきます。
安倍選手と前田選手は実に4年半ぶりの再会となります。
当然のことながら安倍選手の顔は緊張で強張っています。
「・・・あのさ・・・」
前田さんがまず口火を切ります。
「君はこの4年間、どういうプロレス活動をしていたんだい?」
「はい、後藤一派さんとか他にもいくつかの団体に参戦してました」
「そう・・・で、それは君にとってどうだつたんだい?」
「・・・プロレスが出来てうれしかったですけど・・・」
「けど??」
「自分のやりたいプロレスっていうのとはちょっと違うような気がしてました」
「じゃあ聞こう。君のやりたいプロレスっていうのはなんだい?」
「充実感がなかったんです。言葉では表現するのヘタなんで、すんません。でもなんかこう・・・試合して『あ、俺はプロレスやってたんだ』っていうのがやりたいんです。うまくいえないんですけど」
「ふーん・・・じゃあさ、プロレスって何だと思う?」
「プロレスですか?」
「そう、プロレスつてなんだと思う??」
「プロレスって・・・」
「プロレスっていうのはさ、闘いなんだよ。闘い。その闘いを見せるのがプロレスの興行なんだよ」
「はい」
「簡単な事なんだよ、要は選手がお客さんの目の前で闘いを見せる事なんだよ、プロレスっていうのは」
「はい」
「簡単な事なんだけど、実はとっても難しいんだよ」
「はい」
「君の言う充実感っていうのはさ、この定義がちゃんとできた上で感じるものなんじゃないのかな?」
「ここにいるなべさんは常にその意識を持ってリングに上がっている。君はどうだ?」
「できます」
「軽々しく言わない事だよ。それは物凄い覚悟が必要なんだ。簡単にできますなんて言っちゃいけないんだよ」
「はぃ、すみません」
「闘うということはどういうことか、わかるかい?」
「闘う事ですか」
「そう、闘う事」
「・・・・プライドをぶつけ合う事じゃないでしょうか?」
「それもあるけど、もっと大切なのは『命の奪い合い』なんだよ。だからプロレスのリングに上がる以上は真剣でなければいけないし、中途半端な気持ちで上がるならやめたほうがいいと俺は思っている」
「はい」
「そこで俺はあえて君に聞く。なべさんから俺のパートナーということでオファーを受けた時、どういう気持ちで受けたのか?それを知りたい」
「正直、自分でいいのかという気持ちはありました。でも渡辺さんからお話をいただいた時、一通りの経緯やコンセプトを聞いた時、自分の心が熱くなったんです。俺、初めてだったんですよね。渡辺さんから話聞いた時にこんな心臓がバクバクした感じになったのって」
「・・・じゃあ君に聞こう。この4年間の間に君はこの業界で何を学んだんだい」
「改めて言われると・・・でも自分はプロレスが好きで仕方ないんだという事だけはわかりました」
言葉をひとつひとつ選びながら安倍選手は前田選手の質問に答えていきます。
「どうもね・・・気持ちは伝わるんだけど・・・それが弱いんだよ。これだというのがイマイチ見えないというか」
前田さんが腕組みをしてひとつため息をつきます。
なべさんがすかさず安倍選手のフォローに入ります。
「彼のプロレス人生はそれこそ底辺の部分でもがき苦しんできたところはありますよ。でも自分の趣旨をちゃんと理解していると僕は思います。うちの団体はこういう若い選手の発掘も必要だと思っているんです」
「それはわかっているんですよ。ただ、今回はメインカードなんです。彼にそれを求めるのは酷だと思いませんか?まして相手は加藤・戸田組です。実力者チームなんです」
「・・・・」
「君はどうなの?相手は加藤・戸田組だよ。戸田さんは知ってるだろうけど、加藤茂郎ってどんな選手か知ってるの?」
「はい、知ってます」
「その実力をわかっててオファーを受けたのかい?」
「・・・・」
「はっきり言っておくけど、他の団体でどんな試合してるかわかんないけど、夢名塾のリングはぬるくはないよ。それこそ戸田さんだって他団体のそれとは全く違う。彼は旗揚げ戦で腕を壊され、顔面もボコボコにされて・・・君はそういう覚悟があるの?」
「・・・・」
「加藤選手となべさんの試合を見たかい?DVDでもいいけど。あんなシビアな試合をするんだよ。君はその覚悟ができているのかい?」
「・・・・」
「その覚悟がなければ夢名塾のリングに上がってはいけないんだよ。いやうちだけじゃない。そういう覚悟がなければプロレスのリングに上がってはいけないんだよ」
「覚悟はあります」
「口先だけじゃダメなんだって」
「口先だけじゃありません。お願いします」
「正直なところね、俺は夢名塾でしか前田光世として試合をしない。その位の気持ちでやってるんだよ。よそ見をしている余裕なんてないんだよ、このリングで闘うということはそういうことなんだよ。君にそれが出来るのか?ましてや俺のパートナーに名乗りを挙げる以上、そのくらいの気構えでないと困る」
「・・・」
安倍選手の顔から汗がにじみ出ています。たまらずなべさんがフォローを入れました。
「そこまでは大げさかもしれないけど、こいつだってそれなりの気構えでこの場にいるんだし、多分この場に来る事だって物凄く勇気がいる事だと思うんですよ。ただ、前田さんの迫力に押されて言葉を失っている・・・そうだろ」
「なべさん、この場所でこのくらいの気迫に押されてるようじゃ加藤茂郎には勝てませんよ。俺は今度の試合で勝ちに行くんです。いい試合をして満足って言うんじゃないんです。こいつに勝ちに行く気があるのか聞きたいんですよ。勝ちに行く以上、中途半端な浮かれ気分で横に立っても困るんです」
「浮かれてなんかいません」
「何?」
「浮かれてなんかいませんよ。俺だってリングに上がる以上勝ちたいですよ」
「言葉なら何だっていえるだろ」
「俺はそんな気持ちで言ってないですよ。俺だってプロレスラーですから。プロレスラーである以上、やっぱり勝敗にこだわりたいです。」
「・・・」
「お願いします。俺にやらせてくださいるお願いします」
前田選手に懇願する安倍選手の目には明らかに力強いものがありました。

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愚痴書くぞー(笑)

2008-12-15 22:09:57 | Weblog
宣言してから書くバカも珍しいが(笑)

12月からお弁当工場に配属になりまして、本当に頭使っていません。
バカになるんじゃないかと思うくらいに頭を使っていません。

ただ、段取りは覚えなきゃいけない訳で、しかも教えながら作業もやらなきゃならない訳で。

わかりやすくいえば「おじゃま虫」ですね。

で、正直居場所がありません。

いや、マジで。

事務所は特にどこにでも座っていいよってことになってますが、大体暗黙の了解って奴で座る人が決まってます。
つまり自分は立ったままです。

だから休憩時間はパートさん達のところにいます。

でも社員がいるといいたい事言えないらしいんですよ。
だから、飯食べたら席を外します。
じゃあ元の部屋はどうかというと・・・

まあ接してくれますよ。
でも今までとは違うよね、なんとなく。
これは心境の変化なんだけど、なんか居づらいんですわ。

つまり、今の会社には自分がゆっくり出来る場所は皆無でございます。

会社は多分ここまで計算してないと思うんですよ。
してたら凄いよ。
でもその知恵を他で使えと言いたいけどね。

まあ、会社からすればリストラみたいなもんで、これがイヤなら辞めれば?ってところなんでしょうけど、実際の話体に変調が出てます。

通風・・・

久しぶりに出た。
原因は簡単

ストレス。

超協力鎮痛剤を飲んでも効かない・・・

このまま飲み続けたら肝臓やられちゃうんだよね。

さて、どうするかなぁ・・・

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WBCメンバー候補発表

2008-12-15 20:59:58 | Weblog
外野手がちょっと弱いかなぁ・・・
候補にイチローら34人=WBC日本代表(時事通信) - goo ニュース

メンツ的には平均というか、それなりに実力者が揃ったかなぁと思います。
ちょっと外野が弱いかなぁと言う気がしないでもないけど、その代わり投手はそれこそオールスターといえるメンバーだしね。
ただ、今回はアメリカも必勝体制で来るだろうし、韓国だって前回のあれは屈辱以外の何者でもないし、「うちが本当の№1」だと思っているだろうね。

アメリカに関しては本当にメンツ丸つぶれだもん。
今度のWBCはマジで勝たないと本当にメジャーリーグの威信が問われる事になるもんね。

まあ、とりあえずイチローがいて松坂がいるから、殺気が物凄いと思うけど、どうなるんですかね。
勝ってほしいけど・・・今回はシビアかもしれないなぁ・・・

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ROAD-TO ~ 夢名塾夢の島大会への道

2008-12-15 05:15:18 | Weblog
この日のスタイルE西調布大会はまさに大興奮のうちに幕が下りました。
今までD震軍に散々辛酸をなめされられたスタEチームの逆襲が始まったのです。
竹田選手が獅子王を下した時、会場は一気に大爆発。拍手と竹田コールが会場内に鳴り響きます。
そしてマサ高梨と竹田選手の間でタイトルマッチが決定しました。
その日の反省会にはこの日欠場した田村選手も合流しました。
「まさし、大家に勝ったってな。おめでとう」
「ありがとうございます」
「タイトルマッチも来月だってな」
「ええ、自分がんばりますから」
「俺、うれしいよ。まさしもここまで来たんだなあってさ」
「そんなこと言わないでくださいよ。田村さんは明日ISAMI選手とシングルじやないですか。今日休んだんだから明日は絶対勝ってもらわないと困りますからね」
「どうかなぁ・・・俺今スランプだから(苦笑)」
「何、言ってるんですか。田村さんが頑張らないと本当マズイんですから。田村さんはうちの貴重な戦力なんすから」
「戦力になってるのかなぁ、俺」
「何なんすか、さっきからネガティブ発言ですねぇ」
「正岡にね」
「はあ?」
「正岡にも同じ事言われたんだよ。『何凹んでやがんだ』みたいなこと」
「ああ」
「俺、そんなにネガティブに見えるかなぁ」
「ちょっといつもとは違いますけどね」
「うーん・・・俺は俺なんだけど・・・」
「でもあれですよ。明日ですよ、明日。明日ISAMIに勝ってスッキリすればいいじやないですか」
「・・・そうだよな。そうなんだよ」

翌日・・・田村選手はISAMI選手と対決。一進一退の攻防が続くが僅差で田村選手が惜敗。控え室で苦渋の表情を浮かべながら田村選手が髪の毛をかき乱します
「チックショー・・・勝てねぇ・・・・」
攻め込むのは攻め込むんですが、最後の最後で勝利の女神に見放される、そんな試合が続いている田村選手。
何かきっかけがあれば立ち直るのですが、未だにそのきっかけが見えていないようです。

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中村主水 復活

2008-12-14 05:42:10 | Weblog
必殺の象徴みたいなもんだしね。

食道がんの手術後、療養中だった俳優の藤田まことさん(75)が、ドラマ「必殺仕事人2009」の中村主水(もんど)役で復帰、約9カ月ぶりに元気な姿を見せた。

 「絶対仕事に戻るという信念を持っていた」と藤田さん。8月に退院、リハビリしながら、10月下旬から撮影に合流していた。

 1月開始の「必殺」新シリーズは実に17年ぶりの復活。「きっと神様が復帰第一作に『仕事人』を選んでくれたのだと思う」と話すと、思わず涙ぐんだ。


多分昔の「おりくさん」みたいな感じでスポットで登場するんだと思いますけどね。
それと前回資料室勤務になってるから、東山扮する主人公のアドバイザー的な役割になるんだなぁと。
自分が前面に出る感じではないはず。
にしてもこの復活は皆が待ち望んでいたと思います。

来年の楽しみがひとつできたね。
よかったよかった。


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ROAD-TO ~ 夢名塾夢の島大会への道

2008-12-14 05:34:03 | Weblog
「ねえねえ、話聞いたんだけど、前田さんとこのパートナー出られなくなったって?」
珍しく加藤さんから電話がかかってきました。内容はやはり鎌田選手の事でした。
「ええ、骨折しちゃったらしいです」
「あーらら、そりゃ残念。こっちはどうやって苛めようか考えてたのになぁ(笑)」
「相変わらず毒キツイですね」
「で、どうすんのよ、前田さん。ハンディキャップマッチでもするかい?」
「まぁ・・・パートナー探してますから」
「でもさ・・・忘れてないだろうけど、つまんない奴をパートナーにすんなよ。そん時は俺らそいつを潰しにかかるからな」
その発言をした時の加藤さんは8月の「怒れる加藤茂郎」そのものでした。


ちょうどその頃・・・
代表はバンジーから託された対戦要望書を手に雁之助選手のところにやってきました。
代表から渡された対戦要望書を一読した雁之助選手はひとつ深いため息をついてから代表にこう言いました。
「あのバカはなんで自分で持ってこないの?なんで人に託すの?こういうものは人に託さないで自分で持って来いって言っておいてよ」
「雁之助さん、自分も言ったんですよ。でもアイツ、自分は落ちこぼれだからって」
「何言ってるんだか(苦笑)。ちょっとあのバカ連れてきてよ。あいつの気持ち次第なんだからさ」

翌週、バンジーを連れて再び雁之助選手のところへ
「失礼します」
「おう」
「あの、バンジーを連れてきました」
「どうも・・・」
頭を下げるバンジーの前に雁之助選手は対戦要望書を投げました。
「読めよ」
「えっ?」
「声出して読めって言ってるんだよ」
「あ、はい」
バンジーは改めて対戦要望書を読み上げました。そして雁之助選手は目を閉じて黙って聞いていました。
対戦要望書を読み終えたバンジーは緊張気味に話を切り出します。
「俺、俺、落ちこぼれですし、お師匠からすればたいした事ない奴かもしれません。でも自分もこの世界に入ってだいぶ経ちます。袂を分って自分なりに精進してきました。俺、お師匠と闘いたいんです。闘わないと多分一生悔いが残ると思うんです。お願いです。俺とシングル、お願いします。お願いします」
「・・・・・お前さ・・・・」
「・・・はい・・・」
「俺はお前の事今まで一度も落ちこぼれと思ったことなんてなかったよ」
「・・・はい・・・」
「俺はさ、お前がこうやって自分の言葉で言ってくるのを待ってたよ。この話はこちらの代表からある程度聞いてたからな。でも、試合するのは俺とお前なんだよ。お前が自分から言ってこなければこの試合の意味なんて全くないんだよ。わかるだろ??」
「・・・はい・・・」
「俺は中身のない試合はしないんだよ。わかるだろ」
「・・・・・」
「・・・・手加減しねぇぞ・・・」
「ぇっ」
「俺は手加減しない。全力でお前を叩き潰すぞ。それでいいか?」
「えっ、じゃあ・・・」
「お前も全力でぶつかって来い。これは俺とお前の男と男の勝負だって事だよ」
「ありがとうございます」
「バカ、礼言ってんじゃねえよ」
この時バンジーの目からは熱いものが一筋流れていたのを代表はうれしそうにみていました。

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消費税引き上げ問題

2008-12-13 13:19:39 | Weblog
あのですね。

昼間に寝ると意外と短時間で済むみたいですね。
9時に寝て、12時30分に起きた訳だから3時間ちょい。
十分頭クリアですもん。
夜の場合で、朝5時30分に起きるとすると・・・深夜2時・・・

辛いわ、そりゃ。

さて、今日これからどうするかというと、とりあえず風呂入って、後はボーッとしています。
それしかないもんね。

閑話休題
麻生さんが消費税引き上げの話をして、それに対し周りが釈明に追われているらしい。
なんかねぇ、このタイミングで弁明しても「選挙対策だよね」っていうのがミエミエですからね。当選したら手のひら返しするでしょ?あーたたち、って感じですから。
まあ、言ってる事は事実であってね、このタイミングで引き上げなんぞしたらもっと景気が悪化して買い控えするだろうし、そうなるとお金がまわらなくなるから、体力のない企業なんかは倒産するし。
5%に引き上げた時よりも多分今回の引き上げのほうがダメージは大きいね。
国民も情勢を知ってるから半ば諦めムードでもあるんですけども。

麻生さんが前に言ってた絵空事かもしれないけど、一律10%ではなく、例えば装飾品は15%とかにして、食品は据え置くとかにすればまだ国民は納得するかもなぁ。
ただし、販売店側は本当に泣きそうになるんだろうけども。

今のレジの仕組みってトータルの金額に5%をのせて算出しているはずだから、今度は個々に計算しなければならないもんね。
レジ入れ替えになりますもんね、そうなると。

あ、そうすればあれかお金が動くからいいのか(笑)

まあ、いずれにせよ選挙の道具にしないでちゃんと前向いて判断してもらいたいものですな。

んなこって・・・

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ROAD-TO ~ 夢名塾夢の島大会への道

2008-12-13 07:21:16 | Weblog
「代表、これをお師匠に渡してもらえませんでしょうか?」
バンジーは代表に一通の手紙を渡しました。
そしてその手紙には以下の内容が書かれていました。

対戦要望書
ミスター雁之助様 雁之助さんが引退をされるまであと2ヶ月。
雁之助さんが引退を決められるまでには、いろいろ悩み考えられた事と思います。
その中でも自分にとって、プロレスの人生観を大きく変えてくれた師匠であり、良き大先輩であります。
試合でタッグを組ませて頂いたり、当たる事もありました。
そして年末で引退をされてしまうお師匠さんに恩返しが全くできずに終わってしまう事に、自分自身とても憤りを感じています。 引退をされる前に、是非とも恩返しをしたいと思い、雁之助さんとのシングルマッチを自分とやって頂きたいと思います。
雁之助さんと袂を分かって以来培った事全てをぶつけさせてもらえる事が、自分にできる恩返しだと思いました。 引退されるまで時間がありません。 このままじゃ、自分も引き下がる事ができません。
是非とも、自分とシングルで試合をして下さい。
宜しくお願い致します。 バンジー高田

「高田くんさ、これ自分で渡しなよ。そのほうがいいよ」
「・・・お願いします。これが俺の精一杯なんですよ」
「君が渡さないと意味ないと思うよ、これは」
「お願いします」
「じゃあさ、俺も付き合うから、一緒に行こうよ。なっ」
「俺、怖いんですよ。俺どっちかというと落ちこぼれじゃないですか。俺がお師匠に挑戦するのっていうのはやっぱりおこがましいのかもしれません。でも、闘いたいんです。これは俺の気持ちなんです。お願いします。これをお師匠に渡してください。お願いします」
ひたすら頭を下げるバンジーに代表はもう何も言えませんでした。

「なべさん、それはちょっと筋が違うんじゃないですか?」
電話の向こうで前田さんが明らかに不機嫌な声で話していた。
「鎌田君が怪我をして出られない。まあそれは仕方ないですよ。怪我人なんだから。でもだったらパートナーを選ぶのは自分じゃないですか。なんでなべさん達が勝手に選んじゃうかなあ・・・」
「いや、コンセプトから考えたら彼が一番の適任なんですよ」
「コンセプトとかなんとか、そんなのはいいんですよ。こっちで考えますから。大体こっちに相談がひとつもないって言うのがおかしいですよ。大体、あまり面識ないんですよ、自分は。どうしろっていうんですか。なべさんは面識あるから大丈夫っていいますけど、実際タッグを組むのは自分なんですよ。これ重要な事なんですよ」
「・・・まぁ、そうだよね」
「ちょっと保留にして欲しいですね。なんにせよ、あいつと1回ちゃんと会わないと話は進まないですよ」
「わかりました。じゃあ席をつくりますよ」
「いや、なべさんがバタバタ動いてるけど、スタッフはどうしてるの?こういう仕事はスタッフの仕事なんじやないの?まったくダメだなぁ。夏の教訓が活かされてないよ」
前田さんは不機嫌な口調ではき捨てました。


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休憩中

2008-12-13 03:16:43 | Weblog
ご飯と格闘してました。
4時間も(笑)

あのですね、弁当工場にいると「ご飯が嫌いになるんじゃないか?」って思うじゃないですか。
結論からいうと、なりません。
工場で作っているものは、「米の加工品」です。
ホントそんな感じです。
だから、鼻について、ご飯が食べられないということはないですね。

もっというと、自分でちゃんと炊いたご飯のほうがおいしく思いますね。

で、弁当工場で研修していると、色々わかって面白いです。
云々は別にしてですけどね。
チャーハンなんて「そうやって作るんだ」って本当カルチャーショックですもん。

あと、チキンライスなんかもそう。
チキンライスって「ご飯を炊く」んですよ。
決して炒めご飯ではないんです。
そういった意味では、コンビニで売っているチキンライスは本当の作り方に近いんだなと。

後、カレーライス。
これもなかなかカルチャーショックまではいかないけど、感心しちゃいますよ。

まあ、疲れてはいますし、云々もありますけど、そうやって、楽しむところは楽しまないとどんどん凹んでいきますからね。

さあ、これから掃除をしておしまいと。
ただ、掃除が1時間はかかるんだよねえ・・・

んなこって・・・

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