鉄道写真を撮影する上で、キヤノン パワーショット (Canon PowerShot) A570ISに大きな不満は無いのですが、ズームレンズの広角側が35mm換算で35mm相当でそれ以上の広角で撮影したい場合にはワイドコンバージョンレンズを取り付けなければならないのが面倒です。鉄道写真ではあまり広角は必要ないように思えますが、普通の風景写真などを撮影する場合は結構必要になることが多いです。
そこで光学手ぶれ補正付・SDカード使用可・乾電池使用可・広角28mm(35mm換算)で撮影できるコンパクトデジカメを探してみました。そうすると、このフジフイルム ファインピックス(FUJIFILM FinePix) S8000fdしかありませんでした。ただ、コンパクトといってもかなり大きいですが、一眼レフカメラではないため、一応コンパクトデジタルカメラに分類されています。
このフジフイルム ファインピックス(FUJIFILM FinePix) S8000fdの実売価格は、キヤノン パワーショット (Canon PowerShot) A570ISとワイドコンバージョンレンズを合わせたぐらいの価格になります。18倍ズームが付いていることを考えるとお買い得に感じますが、キヤノン パワーショット (Canon PowerShot) A570ISに比べると劣っている点もあります。特に鉄道写真に関係するものでは以下の点が挙げられます。
1.手ぶれ補正に流し撮りモードが無い。
2.シャッタースピード優先モード等ではISOオートの設定ができない。
鉄道写真ではシャッタースピード優先で撮影することが多いのですが、設定したシャッタースピードで露光不足となる場合には、いちいちISO感度を上げいかなければなりませんのでちょっと面倒です。
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