夏になったら、＜鱧の湯引き＞がおいしい！

長くて激しい梅雨が去り、夏を迎えた途端、いきなり３０℃を超す真夏日です。
ざるぞば、冷やしそうめん、中華冷麺が食べたくなります。アイスクリームもいいですね。ビールもいいですね、と言いたいところですが、ビールは季節に関係なく年中飲んでいます。

ビールの友に夏になると食べたくなるものに、鱧＜はも＞の湯引きがあります。関西に住んでいた時に、覚えた味覚です。京都では夏に食べる習慣があるようですので、てっきり京都周辺で捕れる魚だと勘違いしていました。鱧の産地は、山口県の光市周辺の瀬戸内海と知ったのは、岩国市に戻ってからのことでした。こんなに美味しい食材を、地元では余り食べないとは、不思議でしょうがありません。＜骨切り＞の技術が難しいからでしょうか？

地元なのに、値段では鱧は堂々と高級魚扱いです。地元なので、もう少し安ければ、何度も食べられるのですが。