岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

六代目中村勘九郎襲名披露を見て

2013-02-19 18:26:25 | 日々のこと
重鎮である市川團十郎や中村勘三郎が突然亡くなり、歌舞伎界に思いがけない世代交代が起こっています。中村勘三郎の長男である中村勘太郎が六代目中村勘九郎の襲名披露する公演中に、中村勘三郎は逝去しました。六代目中村勘九郎は若いのに、中村屋の主になった訳です。

六代目中村勘九郎襲名披露と銘打った公演を博多座で見る機会がありました。演目は、昼の部が三幕、夜の部が四幕です。私は昼の部を見ました。当日は満員で、贔屓筋とみられる方が<中村屋>と声援を何度も発していました。

片岡仁左衛門や中村橋之助など著明な役者も出演して、中村勘九郎を応援している感じでした。父から子へと芸を承継していく歌舞伎界にあって、中村勘三郎の死は、若い中村勘九郎にはハンディキャップになるかもしれません。父の亡き後は、自分なりに役どころを解釈して、演じるのは試練でしょう。

中村勘三郎は歌舞伎界を超えて、現代劇などに出演したり、英語で歌舞伎を演じてアメリカで大盛況であったり、花のあった役者でした。父が偉大だっただけに、後継者の苦労が偲ばれるます。

公演を見て、中村勘九郎の一所懸命さは感じました。これから、父を超える役者、あるいは父とは何か違う存在感を示す役者になってほしいと、心より希望します。

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